あらすじ紹介
『竜の巫女』になって調子に乗ったセレネ(中身はおっさん)は、エルフの里に姉姫アルエと移住して結婚するという壮大な夢を抱く。しかし、欲望のままに行動していたつもりが、周囲の勘違いからいつの間にか人間とエルフの歴史的和解を実現し、国民的英雄『月光姫』に成り上がっていた。そんな折、呪詛吐きが仕込んでいた強大な呪いがイケメン王子を襲撃! 大国崩壊の危機に直面するセレネだが、そこでかつてない究極の勘違いが発動する! ――大国の長き歴史の中で、短き時を彗星の如く駆け抜けた月光姫の物語。大感動のクライマックス。
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よっち
25『竜の巫女』になって調子に乗ったセレネ(中身はおっさん)は、エルフの里に姉姫アルエと移住して結婚するという壮大な夢を抱く。しかし欲望のままに行動していたつもりが、周囲の勘違いからさらに大活躍してしまう第三弾。相変わらず自分の欲望のままに行動しているだけなのに、周囲が無駄に深読みしたり都合の良いように解釈して大活躍になってしまう展開は相変わらずでしたけど、挙句の果てにまさかの暴挙が結果的に大嫌いな王子の窮地を助けてしまうことになるとは(苦笑)しぶといなとも思いましたけど、どんな形で再登場するのか楽しみです。 続きを読む…
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cycle
9Unlimited。面白かった!勘違いを積み重ねてここまで引っ張ったのはすごい。最後まで勘違いは残ったまま。 続きを読む…
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TAMA
9あっはは笑いながら、そんな都合よくいくかーとか。創作ってこういうところが嘘っぽいのよねなどと思いつつ楽しく読ませてもらった。けど最後マリーの痩せ細った体で怒りをぶつけるところにノンフィクションが垣間見えた気が。たとえそれが本心でなくても他人にとってそう見えればそれは「本当」としていい。「寛恕の心もって」建前でそれが一番いいことだとわかっていても気持ちは揺らぐ。彼女の気持ちの持って行き方は響いた 続きを読む…
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策太郎
7そして伝説へ?みたいな終わり方。なるほど、そうして美化されてあんな感じになるのね。最後まで勘違いと偶然だった、ここまでくると最早神の意志が介在しているとしか思えない。おまけのマリーが妙にリアルで引き込まれた、数年後に再開して歓喜する王女が楽しみである 続きを読む…
ネタバレあり -
しまふくろう
4二巻から引き続き購入。挿絵は相変わらず可愛い。 物語は攫われたお姫様を王子が助け、誤解も解けて他種族との交流が始まり、といういいエンディングになりそうなのが、毎度おなじみの勘違いでまさかのそして伝説へエンドになるのが面白い。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2016/02/20
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定価1426円(本体1296円+税)
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ISBN9784864724661