
あらすじ紹介
ブレンメ男爵家の一件ですっかりブレンメルタール内務卿に恨まれてしまったヴェルは、エルにアルニム騎士爵領を相続させようという、いかにも大貴族らしい嫌がらせをされていた。エルを失うわけにはいかないヴェルは、クラウスをエルの補佐として派遣し献策で支えつつ、自らはアルニム騎士爵領の開発を行い、新領主を呼び込むべく尽力するのだった。
一方、オットーたちは北の大陸で発掘した巨大魔道具の修理を完了させ、稼働段階へと移行させていた。その効果は『世界中の魔法使いの魔力回復量が半減する』というもので、各国の開発や経済に多大な停滞と混乱を招く。これに伴い、ただちに導師とブランタークが原因究明に動くも、二人は突如として消息を絶ってしまう。
さらに、そんな彼らの捜索に出たヴェルさえも行方がわからなくなってしまうのだった……。
王国屈指の魔法使いの消失に端を発し、世界はオットーの手に落ちるのか!? 過去最大のピンチ! 万事休すの第二十五幕!
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こも 零細企業営業
16裏で暗躍していた魔族達が遂に表に出てきた。最初は魔法使い達の魔力が回復しなくなる現象が問題になり、それを調査に行った導師とブランダークが行方不明になった事から問題が表面化する。ブランダークが魔族が用意していた魔道具のカギを抜いて隠したお陰で。魔族達は姿を変える指輪で魔族の特徴の耳を隠して、王都に潜入してカギを捜索。その時に王国の高位貴族が魔族の脅迫に屈して王城襲撃に加担。そしたら国王が被害に遭い昏倒してしまう。そして、魔族が撤退する時に遭遇したヴェルも襲われて、、終わった。シリーズ最大の危機じゃないか? 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2022/04/25
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784046813558