あらすじ紹介
時は大正。
家柄だけは良いお嬢さまの有紗と、名門華族・烏丸家の御曹司である京四郎は「特別な雇用関係」にある。
烏丸朔の襲撃により己が狙われる理由を知った有紗は、瀕死の重傷を負った京四郎と軍部へ逃れる。
『桜川の娘』としての役割を考える有紗だったが、そこで行方不明だった父・孝介から「桜の書」の在処を知らされ!?
「君のためなら死んだって構わない」
すべてが明らかに! 大正乙女浪漫小説、ついに完結!
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みんなからのレビュー
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ダージリン
326年ぶりだけど、完結して読めて良かったです!全ての謎は明かされましたが、私の記憶がついて行ってない〜。京四郎は変わらずカッコ良かったです♪京四郎の愛が深いのに、有紗に伝わりきっていないところも好きです(笑)。 続きを読む…
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もと (旧リエさん)
2961 ★★★☆☆ もう少しファンタジー寄りの完結の方が良かったなぁ~と少し残念です。1-4巻まではすごく楽しめたんだけどね。最後の最後でいきなり登場した時宮財閥って何なの?日本で知らぬ者がいないって言う割には、時宮財閥の血を引いている桜川千歳の行方がお座なりだよね。まぁ途中、飛鳥井さんが怪しいって思ったりもして騙されたけどね。朔がアリスに対して異常なまでに執着していた理由がイマイチ分からなかったわ。朔が見た弟とアリスの逢瀬もはっきりしないわよね。呪いの指輪もあやふやなまま終わってしまったのが悲しい。 続きを読む…
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ころころ
24烏丸朔に襲撃された京四郎と有紗。万事休す、しかし現れた軍人達の援護により危機を脱し陸軍の最重要拠点・西方支部に匿われる。そこで有紗は京四郎の実質的な上司・鳥羽大佐と面会、朔と初めて遭遇した時まで遡り自らの体験と見聞きしたことを話するが…。 最終巻。先に挿絵を見てしまう私。軍施設から敵地に囚われた有紗の前に朔と飛鳥井さんの並んだ挿絵にどういうこと!?と思ってしまったけど、そういうことだったのね。 続きを読む…
ネタバレあり -
まい
14最終巻。前巻から6年も経過しているので、内容を全く覚えておらず、1巻から再読。ちゃんと完結してくれて良かった!今まで糖度が薄かったけど、最後は京四郎さんが思いのほか甘いセリフを吐いて、ニヤニヤしながら読んでしまった。といっても、キスも人工呼吸どまりだったけど、たまにはこれくらいもいいものです。いろいろと謎の多いストーリーで、不思議な事は不思議なままだったりするけど、最後はいい終わり方でした。 続きを読む…
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さーさん
11最終巻。さすがに6年も経つと細かな内容はだいぶ忘れていたけど、なんとか読了。桜川家の唯一の生き残りとして、<桜の書>を守っていく覚悟を決めた有紗。有紗の祖母・アリスの復活をもくろむ烏丸朔に攫われるも、神隠しの犠牲者を助けるために有紗なりに毅然と交渉する姿は凛々しかった。解毒薬を追いかけて川へ飛び込みや事件後の留学の流れでは、有紗の猪突猛進・有言実行ぶりにもはや感嘆。いろいろ諦めて淡々と素直な感情を暴露していく京四郎とのいちゃつき方はさすが清家未森さんの作品、という甘さだった。大団円でよかった。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2022/04/28
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定価792円(本体720円+税)
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ISBN9784041065341
関連サイト
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公式サイト