あらすじ紹介
南国の大都市カル=ハダシュトの都が炎上した日、反乱を起こした『砂蠍』は戦姫ソフィーの活躍もあって鎮圧された。
弓の王を名乗る者ネリーは行方をくらませ、いずこかの地で陰謀の糸を張る。
七部族会議は不調のまま終わり、魔弾の神子と弓巫女たちはそれぞれの部族に戻っていった。
つかの間、訪れる平穏な日々のなか、ティグルが魔弾の神子を務める『天鷲』と『一角犀』の両部族は着々と力を蓄える。
ティグルとリム、ソフィーは、黒猫の女王に会うため、ネリーの陰謀の正体を探るため、一軍を率いて大いなる虚の社へ向かう。
しかしその道中、一行は『砂蠍』の奇襲を受けるのだった。
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
よっち
29戦姫ソフィーの活躍もあっては鎮圧された砂蠍の反乱。ティグルとリムたちは黒猫の女王に会うため、ネリーの陰謀を探るため、一軍を率いて大いなる虚の社へ向かう第二弾。行方をくらませた弓の王を名乗るネリー、不調のまま終わった七部族会議。これを機に黒猫の女王に会おうとするティグルたちを道中で奇襲した暴走する砂蠍。ネリーの目論むティル・ナ・ファ復活、黒猫の女王との問答と背景が明らかになってゆく中で、部族間抗争自体はあっさり収束しそうな雰囲気ですが、思わぬ新キャラ登場が今後どう効いてくるのか、あとはネリーとの決着ですか。 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
10泥沼の七部族の抗争の中、『赤獅子』の弓巫女から提案された七部族会議。とはいえ『赤獅子』の『魔弾の神子』がネリーではこうなるよね。彼女の目的が平和的な双王の選出などであるはずがなく、七部族の一つ『砂蠍』が起こした戦を利用してティグルに『黒弓の力』を発動させる。この世界の神絡みの目的には全て流血が必須だからなあ。ネリーの目的もはやり神だったようで、彼女の思惑通りという感じで進んでいたが、まさかの『ティグルとリムの娘』の登場には驚かされた。実に平和的な力の利用法で良いと思うけど、最終的に事態をどう収めるのかね。 続きを読む…
ネタバレあり -
彼方
9『砂蠍』の暴走により七部族の会議は決裂。姿を消したネリーの暗躍を探るべく、また猫の精霊との約束を守るため天の御柱へと向かう第2巻。早くも失速というか、露払いと布石の溜め回でしたね…合間に語られるティル・ナ・ファ復活の目論み、今の所ネリーの狂信に魅力がないのであんまり…女王な猫様との答え合わせはすっきりしましたけれど…。そして少々強引に結ばれたティグルとリム、更に超常の娘と…名付けに理由があってもその名前は引くなぁ…リムともそこで全然話し合わないし、凍漣ほどベタつかずとも、もう少し二人三脚してほしさがある。 続きを読む…
ネタバレあり -
みどり
6七部族の内乱とそれぞれの立ち位置がはっきりしてきたところで、やっと次に進むのかと思いきや。 進んだところが、娘の誕生??みたいな??? これから割と終わりが見えるけれどその間に紆余曲折はありそうだけれど。 続きを読む…
ネタバレあり -
Abercrombie
3読みづらい文章、さっぱり興味の持てないストーリー、鼻につく登場人物たちの会話(特にエリッサ!)。何度も投げそうになったが、妖精王が主人公に子猫の案内人をつけたあたりから、やっと話がまともに動き出し、漸う読み終えることができた。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2022/04/22
-
定価748円(本体680円+税)
-
ISBN9784086314664