あらすじ紹介
《こ、こちら海鳥東月さんのお電話で、間違いないでしょうか……?》五月三日、ゴールデンウィークのど真ん中。バイト帰りの海鳥の携帯に謎の非通知設定の電話がかかってくる。
「……え? あの、どちら様ですか?」戸惑う海鳥に対して、謎の少女は、予想外の正体を告げてきて? 一方その頃、天ぷらを作りつつ海鳥の帰宅を待つでたらめちゃんの身にも、思いもよらない魔の手が迫っていた……。土葬、食品スーパー、中華料理、幼女、金髪お嬢様。
海鳥は果たして、『彼女』と『彼女』と協力し、第二の嘘殺しを成功させることが出来るのか?
第17回MF文庫Jライトノベル新人賞〈最優秀〉作、奇妙奇天烈青春ストーリー第二弾!
みんなからのレビュー
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紺色灯油
15「……そ、そうだった。私、うっかり忘れかけていたけど、変態なんだった……!」物語そのものも面白いんだけど、私は主に主人公かわいさに読んでる。普段は常識人ぶってるけど実はいちばんやべー奴みたいなの好き。あとなんか喋り方が好み。ほどよくイカれたまま幸せになってほしいですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
半熟タマゴ
12小説で『サラダ油』という単語をこんなにも見ることになるとは(笑) シュールさは1巻からさらにパワーアップしてるかと。新キャラが一気に5人増えてワチャワチャ感増して面白かった! 今回、でたらめちゃんと奈良の出番はほとんどなかったので、次巻では二人の活躍がたくさんあると嬉しいです。このまま独自の世界観を貫いて欲しい。 続きを読む…
ネタバレあり -
かかるん
12今回鉛筆ちゃんこと土筆ヶ丘とがりちゃんの発生とでたらめちゃんの気絶の事件に迫る2回目の嘘殺し。相変わらず意味不明で読んでて不思議な感じ。自分では発想しない設定が謎に気になるって感じです。今回事件の黒幕がサラ子の罪滅ぼしだったけど...喰堂ちゃんサラダ油売り,真の目的がサラ子を人間にする事で,声を聞ける不思議な現象(嘘)から他者にその目的を成して貰う為って所までは筋が通ってるけど。その後の増殖ってのがどうも繋がらない。サラ子に寿命あるから入れ替わってる訳じゃないと思いけど。読み返したけど誰か教えて下さい。 続きを読む…
ネタバレあり -
碧海いお
11この本の大半が鉛筆とサラダ油が喋り出して、奇妙な会話をして終わってしまいました。 タイトルのでたらめちゃんの出番が少なかった。 このライトノベル、分類は何に入るのだろう?日常とは言えないですし、とりあえずは非日常。最近の読んだライトノベルの中で跳び抜けて、奇抜。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
10ゴールデンウィークとなり東月が鉛筆を土葬する中、格安で購入したサラダ油が新たな「嘘」殺しを持ち込む今巻。―――思いを知り、その果てに幸福な結末を。 更に嘘から作られた少女達が出現し、今度は違った味での戦いが描かれる今巻。複雑な面白さが更に深まる中、東月のヤバさが更に見えてくる、更に何も言えなくなってくる巻である。更なる仲間を獲得し、人間関係も深まりを見せる。果たしてこの先、敵の一派との戦いはどうなるのか。今巻では活躍の無かったでたらめちゃんは、今度は活躍できるのか。 次巻も須らく期待であるべし。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2022/04/25
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784046813640