あらすじ紹介
ある日、事故がきっかけで、ごく普通のOLが「歴史を修正せよ」という使命を託されガンダム世界に送り込まれた。そして転生したのはなんと13歳のキシリア・ザビ。重度のガンダムオタクである彼女にとって、宇宙世紀はまさに天国。大喜びでガンダム世界を堪能しようとするも、何かが違う。知っている設定と様子が微妙に違っているのだ。何者かが歴史を改変しようとしている? 改変されようとしている歴史を目の前に、転生OLの使命感に火が付いた。ファースト原理主義者である彼女にとって歴史改変は絶対に阻止せねばならない。キシリアに転生したOLは、妙な正義感とオタク魂で、テレビ放映時の一年戦争の展開を死守しようとするが、この世界にやってきたのは、自分だけではなかった――!? 異世界宇宙世紀前編〈いきなり転生編〉。
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みんなからのレビュー
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Koning
29Twitterあたりで見かけたのかな?これは。ガンダムエース連載だったらしいんだけど、なろう系に多い転生ものでタイトル通りキシリアになっちゃうオタOL。13歳とかから始まるんだけど、定番は歴史を変える方向なんだけど、こいつは先に転生してきてたダイクンが変更してる歴史を元に戻そうって頑張るパターン(キャスバルよいこだし、ドズル引きこもりだし)。ということで、小ネタを拾って笑う感じなんだけど、マクベのあっちの方がよくできてたなー的に思っちゃうのは仕方ない(コラ 続きを読む…
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しまふくろう
23タイトルで笑ってしまって購入。絵は可愛らしく格好良い。 物語は正しいストーリーを守るために改変しようとする人と戦う話。介入開始に時間差があったので色々と変わった後なのが面白い。ダイクンとの対話には噴き出した。 個人的に、つまらなくはないんだけれど期待したのはこれじゃあない感が凄くて困った。各キャラとの交渉や会話も、我儘を通すだけだったり原作だのテレビだの捲し立てたりを相手がそのまま受け入れるだけと、雑過ぎてかなり困った。 下巻はどうなるんだこれ。 続きを読む…
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くさてる
16題名だけで面白そうなのに、なんでこんなにダメなんだろうと不思議になってしまった。本来の設定のガンダム世界と違っている世界を直そうとするのはともかく、なんというか全体的に雑。転生した24歳OLなのに、人格がぜんぜん女の人じゃないし、そもそも現世でどういう人だったのか伝わってこないまま、キャラに一方的にはしゃいで史実を乱暴に口走るばかりで周りがなんとなく言うことを聞く、の繰り返し。OLかつガノタである知識を生かして!という面白さが無くて残念でした。 続きを読む…
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蛇の婿
11とりあえずB級です。てっきりキシリアに転生してシャアにゲフンゲフンされるのが嫌で歴史改変する話かと思ったら違った。なんでこんな話にしたんだろう。ガンダム歴史IFで『ギレンの野望』というゲーム作品があるので軍事面とか人脈面改変していくと2番煎じになるのはわかるからその路線を避けざるを得なかったのでしょうけれどこれは酷い。ご都合主義と他人任せとギャグ作品だから良いよね的な勢いで押し切る主人公の行動は悪役令嬢モノのパロディですらないしそもそもザビ家一同の性格を変える必然性すらない。うわぁ酷え、見てよこれ。 続きを読む…
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美周郎
8あまり難しいことまで考えられない、気が回らない、周囲の登場人物たちがNPCっぽくて良い。ザビ家を愛するファースト原理主義者が転生すると行きつく先は殉教なのか、手塚ブッダのアッサジのようだ、たいへん素晴らしい。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2022/03/03
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784040744094
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
OLの転生先は“機動戦士ガンダム”のキシリア・ザビ !??
ガンダム好き二十四歳OLの異世界転生先は、《一年戦争》より十一年前のサイド3のコロニー。しかもザビ家箱推しの彼女にとっては嬉しいキシリア・ザビ(13)になっていたんです。
しかし、どうやらそこは転生前の彼女が知るガンダム世界とは違ったようですよ。ギレン・ザビは独裁者の面影なく優し気で、ドズルは何故か引きこもり。ガルマ少年もおどおどしたかわいらしい男の子。さらには、モビルスーツの開発すらされていないのだから驚きです。どうやら何者かの手によって、ガンダムの歴史が改変されているみたいですね……。
そこで主人公はテレビシリーズにストーリーを近づけるため、ザビ家の“悪役令嬢”キシリアとして立ち上がります!「国家予算の私物化こそザビ家のあるべき姿」なんて悪役セリフも飛び出しながらモビルスーツの実現を支援し、キャスバルの地球亡命の手回しにすったもんだな有り様はコミカルで笑えるんです。
代表作に『まぶらほ』『けんぷファー』等の築地俊彦先生と『ソフィーのアトリエ』で人気のNOCO先生の実力派両名が描く、転生キシリアの奮闘からは目が離せません!
作中に散りばめられたガンダム小ネタにニヤリッス!!
そんなガンダム愛にあふれた主人公だからこそ、ガンダム世界を心から楽しんでるのが伝わってくるんスよ。パーティでは若かりし頃から既に渋いランバ・ラルを前にして目がハートマークになり、原作よりも「意外と甘い」ギレン兄上に向かってうっかり有名なあのセリフを言ってみたり……と、キシリアの暴走っぷりが止まらないッス! ガンダムファンお馴染みの名シーンの数々に、中身一般人のOLが紛れ込んでいるってだけでも抱腹絶倒モノッスよね!
そして、アニメでキシリア・ザビを演じた声優の小山茉美さんからも応援コメントが届いてるッスよ!
『マニアックにもほどがある、ザビ家推しにもほどがある、キシリア以上のキシリアだぞ。恐れいる――小山茉美』
ガンダムファン必読の本家からも認められた本格オマージュ・ファンタジーッス!