あらすじ紹介
隼人と春希と姫子は共に月野瀬村に帰省した。沙紀や従弟の心太と一緒に田舎の夏休みを堪能する。一途に隼人に思いを寄せる沙紀の姿を間近に見ていた春希は、自分の笑顔が作り物めいて感じられて……。
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みんなからのレビュー
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芳樹
45【BW】隼人と姫子の故郷・月野瀬を舞台にした、春希ともう1人の幼馴染み・沙紀の物語でした。特に牧歌的な月野瀬の情景描写が素晴らしく、青い空と緑に溢れた大地の肯綮がありありと目に浮かんできました。雲雀湯さんの深い郷里愛によるものなのでしょう。今回、どんどん絆を深めていく春希と沙紀ですが、互いが互いに影響し合って本当の気持ちを引き出していくという展開にグッとくるものがありました。最後の急展開に、彼らの生活はさらに賑やかなものになっていくに違いないと感じました。続きが楽しみです。 続きを読む…
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オセロ
37夏休みになり、月野瀬に帰省した隼人達。沙紀と彼女の弟の心太を交えて東京では出来ないセミ採り、川遊び、そしてBBQを満喫する一方で、明らかになるはるきが春希になるまでの過去はなかなかキツいものでした。 そんな春希の化けの皮を剥がす為に沙紀が正面からぶつかったり、隼人にとって沙紀が大切な人なんだと春希が感じたりと、互いの存在が大切なものだと確かめ合う展開はグッとくるものがあって、そして何よりラストは意外な幕引きで、続きが楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
32隼人・姫子と一緒に月野瀬村に帰省した春希。沙紀や従弟の心太と一緒に田舎の夏休みを堪能する彼女が、一途に隼人に思いを寄せる沙紀に気づく第四弾。不安を抱えながらの帰省で隼人兄妹と同様に歓迎される春希、沙紀の従弟の心太と意気投合して満喫する田舎暮らし、そして一緒に生活するうちに気づいてしまう献身的な沙紀の思い。比べて自信を失いかけて迷走する春希に向き合ってくれたみんなの想いは、彼女の心にもしっかり響いたみたいですね。エピローグでは思ってもみなかった急展開が待っていましたけど、ここからどうなるか続巻が楽しみです。 続きを読む…
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桜庭かなめ
23引き続き夏休み編。隼人、春希、姫子が月野瀬に帰省し、月野瀬での夏の日々を描く。それに伴い、沙紀が本格的に登場。春希は沙紀と一緒に過ごす中で、自分とは違い沙紀は家族や月野瀬の人々が周りにいたり、自分は隼人と10年ぶりに再会したけど、沙紀は姫子を通じてだけど隼人との繋がりは確かにあったりと、自分との違いを実感する。月野瀬での姫子の過去も語られ、本巻は春希の闇も垣間見られた内容だった。隼人も沙紀のことを意識しているようだし、ラストでは姫子のいる中学校に転校もしてきた。今後の展開が楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
わゆ
20隼人・春希・姫子達の故郷、月野瀬でのストーリー。作者様の得意分野なのであろう、まるで音が匂いに包まれそうな田舎風景の描写が生き生きと描かれる。そしてそんな環境の中で、今までほぼ絡みが無かったもう1人の幼馴染、沙紀と、彼女の隼人を想う真っすぐな気持ちが、恋愛模様にこれまでにない色を付けていく。そして当然、春希も自分の過去ともぶつかり、彼女の“清楚可憐”な仮面のルーツにも迫る内容となる。この春希と沙希の想いの違いや深さの対比が非常に心に迫るものがあり、終盤は胸が痛かった。そして驚きのエピローグ、続きが楽しみ。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2022/04/01
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784041119587
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