千歳くんはラムネ瓶のなか 6.5
「ばいばいみんな、また二学期にな」――それぞれの思いが花火のように夜空を染めた夏。少女たちは、再び手を伸ばす。心の奥、大切な月を掬えるように。熱く駆けぬけた季節を終わらせ、もういちど歩き出すために。
裕夢
(著)
/
Raemz
(イラスト)
シリーズ:千歳くんはラムネ瓶のなか(ガガガ文庫)
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あらすじ紹介
ばいばい、恋した一度きりの夏。
「ばいばいみんな、また二学期にな」
それぞれの思いが花火のように夜空を染めた夏。
少女たちは、再び手を伸ばす。
心の奥に沈む、大切な月を掬えるようにと。
熱く駆けぬけた季節を終わらせ、もう一度歩き出せるようにと。
終わりはきっと、なにかの始まりだから。
短夜を彩る珠玉の「長篇」集。
――だから、ばいばい、人生で一度きりの夏。
みんなからのレビュー
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合縁奇縁
91『ばいばい、恋した一度きりの夏。「ばいばいみんな、また二学期にな」』短夜を彩るヒロインたちの珠玉の「長篇」集。時間軸的には、6巻での夕湖による告白に端を発した一連の出来事が一応の決着を見た後の夏休み終盤でのそれぞれのヒロインたち視点で日常の出来事と、朔への2学期での接し方について彼女達が一歩踏み出そうと覚悟を決め、それぞれが悩み葛藤している繊細な心理描写が丁寧に描かれてます。1話目は『八月の夜に結んだ十年前のゆびきりげんまん』…夕湖と悠月、及び綾瀬なずなが金沢まで特急サンダーバードに乗って買い物に出かける 続きを読む…
ネタバレあり -
海月
716巻直後の夏休み終了までの話だと思う。ヒロイン回な感じで朔君の出番は少なめ。明日姉の社会見学のような回はめっちゃタメになった。作者さんの取材の賜物なのだろうか?すごく分かりやすく表現されておりラノベとは思えない内容でした(笑) ようやく次巻から第二章的な話になるかと思うので期待して待ってます! 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
54【BW】「恋をした一度きりの夏」という主題にのもと、全てのヒロインたちの夏の日を描く、同一著者によるチラムネアンソロジーと言える今回でした。詩のように紡がれる彼女たちの気持ちが、自分の心に跡を残すよう流れていくのを感じました。夕湖の告白を切っ掛けに朔たちの関係は変わってしまいましたが、この夏でヒロインたち皆が朔への想いをより強く、そして新たにし、迎える次の季節・秋には彼とどう交わっていくのでしょうか。続きが大いに気になります。 続きを読む…
ネタバレあり -
ナギ
53夏の終わり。ヒロイン視点なので読めたという感じです。普通のラノベとしては全く問題がなく、素晴らしい出来なのですが4巻までの勢いを体験してしまうとどうしても物足りなさが先行するんですよね。私の中でチラムネならもっと出来るはずだという幻想が出来上がっているのかもしれません。4巻までの流れとその後の流れを見て、朔ってヤリチン野郎と中傷されるような位置づけだったのがいざ恋愛事に囚われると陰キャのような悩み方で、私の中での違和感が解消出来なくなってしまった。これ以上様子見出来ないので私の中でのチラムネはここまでかな 続きを読む…
ネタバレあり -
オセロ
40波乱もあったけれど、一生に一回のその歳の夏休みに悔いを残さないために。 ヒロイン達が自分のやりたい事に全力でぶつかって成長する姿に胸が熱くなりました。 そんな彼女達が朔と今後どう関わっていくのか、目が離せませんね。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2022/03/18
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定価847円(本体770円+税)
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ISBN9784094530605