あらすじ紹介
ダミアンが屋敷を発ってから数日、ロニーはいままでとは打って変わって自堕落な日々を過ごしていた。魔法を使えるようになったのはいいものの、このままでは力を制御できず誰かを傷つけてしまうかもしれない。そんな恐怖から研究に身が入らなくなっていたのだ。そこでロニーは相談と報告を兼ねてセイリュウに会いに行くことに。しかしその道中、突如現れた暗殺者たちに襲撃されてしまう! 重傷を負いながらも命からがら逃げ出し屋敷へと戻るロニー。だがそこで彼を待っていたのは、ニヤニヤと不気味に笑う"自分と同じ顔の男"で――!?
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
真白優樹
6自信が手丹れた力をまた暴走させるのではないかとロニーが悩む中、暗殺者に襲撃され冤罪を着せられる今巻。―――今、広い世界へ、何処までも自由に。 腐った家の悪しき策略に嵌められ追放の鬱き目に遭う中、自分で出奔する事を選んだロニーがダミアンの元へ身を寄せる今巻。主人公から全てを奪うと言う更なる追い込みの中に世界が広がっていく巻である。果たしていつの日か暗殺者達へのリベンジは為るのか。少しずつ彼の元へと結果が集い始める中、無双の始まりはいつとなるのか。王都での生活の行方とは。 次巻も須らく期待であるべし。 続きを読む…
ネタバレあり -
尚侍
5ここまで魔法という現象を科学的視点という立場からアプローチした作品もなかなかなく、その意味で力作ではあるのですが、なんというか「魔法の教科書」を読んでいるような感じで、物語としての面白さが初巻と比べて薄れてしまったように感じました。今回は状況変化からの溜め回のような展開だったので、本格的に物語が動きだすのは次回からなのかもしれませんが、科学的視点からのアプローチの面を強くすると今回のような感じになりますし、それを弱くすると本作らしさが失われるように思うので、次巻はそのあたりのさじ加減が難しいと感じました。 続きを読む…
ネタバレあり -
ちゃか
3事実に気付き其の上で、弟のために父を殺さない選択ができたのはすごいと言えますが。 ……追い込まれた中で一人で考えた最善が、本当に最善とは限らないというか。弟のヨハンが純粋に兄を慕っていたのに、何も教えてもらえなかったと結構沈んでるっぽかったのが惜しいというか。 タイトルに「無双」って入ってますけど、いうほど無双はしてないんですよねこの作品。むしろ泥臭く研究して一歩ずつ進んでいく話なので、全てロニーに解決してもらうってのも難しいところではありますけどね……。 続きを読む…
ネタバレあり -
ちくし
3領主(父)に暗殺されかけたロニーはひっ捕まえとっちめてから、その地を離れ王都に向かう。しかしヒデー親だ! 続きを読む…
ネタバレあり -
八岐
3★★★☆ うわぁ。ただ謀殺するだけじゃなく社会的にも抹殺する予定が組まれていたのか。背後に黒幕がいたからとはいえ、親からこれほどの悪意を以て殺されかけたら人格歪んでも仕方ないぞ。それでも愛する弟の為にぐっと堪えて出奔したロニーだけど、ヨシュアの方が歪みそうなのは皮肉だわなあ。処で暗殺者達の使う魔法を見るとその自由度は想像していたよりも遥かに広いらしい。研究者としてどこまで魔法の仕組みにアプローチしていけるのだろうか。しかし一巻もそうだったけれど、えらい中途半端なところで終わるなあ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2022/03/30
-
定価770円(本体700円+税)
-
ISBN9784047369320
関連サイト
-
公式サイト