あらすじ紹介
日本でペンションを営んでいたものの、事故死して異世界に転生してしまったルナン。黒猫の師匠が言うには、彼女は『黒魔女』――世界の命運を握るほどの力を持つ魔女らしい。
でも、そんなことはお構いなし! 前世の夢を叶えるため森の瀟洒な洋館を魔女術で整え、居心地良い客室や浴場、星の綺麗な展望台、菜園で育てた新鮮野菜たっぷりの美味しい料理、前世の知識も活用して、おもてなしの宿を始めます!
そんな宿には、何故かモフモフなお客様が集まってきて!?
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みんなからのレビュー
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彩灯尋
13魔女であることは秘密にしながら、ペンションを経営していくお仕事ラノベというか、スローライフというか。まだまだ始まったばかりで大きな物語の動きはないが、このまままったりとお客さんと触れ合いながらペンションで行事をしていくような流れも嫌いじゃない。いろいろな種族が出てきて楽しめるし、もふもふ要素がとてもありがたい。恋愛的な要素もあるのかな…亜人達とどれだけ仲良くなっていくのかが楽しみ。面白かった。 続きを読む…
ネタバレあり -
虚と紅羽
10異世界ペンション経営スローライフ。 モコモコ枠がとてもとても愛らしい。黒くてちっちゃくてわっふわふな子獅子とか可愛い以外の何物でもない。もちろん白狐も。師匠だって言わずもがな。 客ゼロスタート、立地微妙もあってペンションとしてはどうなんだ感が強いが。たくさんの人と出会う交流系作品ではないっぽい。固定客とった時点でお察し。せっかくのお宿なんだし色んな人と関わって欲しかった気持ち。 スローライフ路線で行くならサブタイトルが強者感強いし、今後ファンタジー強者路線で行ったらなら微妙だし。先の展開が見えづらい。 続きを読む…
ネタバレあり -
TERU
9事故で亡くなったペンションオーナーの主人公が、異世界に転生してまたペンションを開く話。 表紙が可愛かったので手に取ってみましたが、中身も表紙から受ける印象のまんまな可愛らしいほのぼの異世界ライフでした。 人族と亜人族が不仲な世界で、主人公は異世界人なので誰にも分け隔てなく接していき、その結果宿屋にはモフモフな客が常連としてついていく。 特段この手の作品としては、当たり障りのない内容だったのですが、この手の作品はたまに読みたくなるんですよねぇ。 続きを読む…
ネタバレあり -
スプリント
8さらっと読める 伏線はほぼ回収されずお預け状態。 日本人の転生者だが元世界のスキルや知識はさほど活用されていない。 次巻以降に本領発揮なのか? 続きを読む…
ネタバレあり -
サキイカスルメ
6自分のペンションの火災事故で事故死し、異世界へ転生したら魔女だったルナン。その力を使ってもう一度ペンションを始めることにした彼女と、やってきたお客様たちの交流ファンタジー。面白かったです。戦いとかダンジョンとかも存在しますが、ペンションのお話メインで、ほのぼのしていて癒されました。特に契約獣のグランとコンの幼く素直で契約主や美味しいもの大好きと喜んでる姿が可愛くて好き。獣人と人間の間に深い亀裂がある世界で、お客様へ真摯に対応するルナンも素敵でした。心優しくカッコいい女性だなという印象ですね。続きも楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2022/02/10
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784040744032
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
最強の魔女の夢、それはペンション経営!! 魔法を使って”おもてなし”します☆
魔女の力はペンション経営で大活躍! 傀儡の術を使えば掃除道具が動き出し、風を操ればベッドメイクもお手のもの! 雨に濡れたお客様には、室温を変化させ暖かい部屋もご提供できるのです。おやおや、泥酔中の方を術で宙に浮かせて部屋まで運ぶサービスまであるんですねぇ。ふふ、ここまでお客様に寄り添った”おもてなし”ができるのは、前世のペンション経営を通して、お客様との繋がりを大切にしていたからこそでしょう。
さらに、彼女は前世の知識もフル活用! 夕食はこの世界では珍しいフルコースで、見栄えもコストパフォーマンスもよくお客様には大好評です。さらには、『七夕』を模した展望台での星見のイベントまで。お客様を笑顔にするため尽力する彼女はまさに宿主の鑑……ですね☆
魔女の力を使った至れり尽くせりの”おもてなし”、あなたも是非体験してみてはいかがですか?
ライオンに熊にリスに黒猫…モフモフなお客様に囲まれながらペンション経営!!
物語の中で最初のお客さんとして訪れるのは獅子の亜人・コクランと相棒の黒ライオン・グラン。ライオンって怖いイメージがあるよね? でも、グランはすっごく可愛いんだ。鼻で突っついて甘えたり、撫でて欲しそうに顔を擦り寄せたり! さらに、小型犬サイズに縮むこともできるから、膝に乗せてモフモフも堪能できちゃうんだよ! そんな姿でご飯をねだられたら……ルナンじゃなくても萌え悶えちゃうよねっ!
それに、コクランも宿で過ごしていくうちに、心を許してくれるようになるんだ。口数が少ない青年なんだけど、彼の獣耳は感情表現豊か! ホットケーキを食べた時なんて、耳がピンって立ち上がってて、美味しいってことが伝わって来るんだよ。言葉にしなくても感情が伝わるところは、グランと一緒なんだ。さすが相棒って感じ!
彼らが泊まりに来てから、閑古鳥が鳴いていたルナンのペンションは徐々に賑やかに! 白狐の亜人に熊の親子、森のリスや黒猫の師匠だっているんだよ。こんなモフモフの宿があったら、俺も泊まりに行ってみたいよー!