あらすじ紹介
外道に巻き込まれ、新たな世界(サプリメント)の扉の先へ!?
ツェツィーリアを巡って帝都を駆け回った事件も解決し、どうにか帰還を果たしたデータマンチ転生者エーリヒ。
しかしエーリヒの知らないところで事件の波紋は大きく広がっていて、雇用主であるアグリッピナに望まぬ栄達が押し付けられる事態に。
しかも与えられた伯爵領は利害関係が絡まり合う厄介極まりないもので、どう考えても面倒ごとが待ち受けている様子。
そして当然のように巻き込まれるエーリヒは“貴族の側仕え”としてアグリッピナに連れ回され、今まで以上の激務の日々を送ることになるが……?
ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、策謀渦巻く第5幕!
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みんなからのレビュー
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わたー
20★★★★★恒例になりつつある前回のセッションのリワードから。一つの危機を乗り越えても、その影響は多かれ少なかれ残っていく。日常編も絡めながら、それをしっかりと読ませてくれていて非常に良かった。主人公よりも遥かに力を持っている超越者たるアグリッピナ氏がやり込められる姿は、昏い快感があってよかったし、氏が道連れだと言わんばかりに多方面に被害をまき散らしている様も、全くの部外者である読者にとっては最高の娯楽だった。最終的にエーリヒにしわ寄せが来て、彼がそれをギリギリでこなしていくことも含めて。 続きを読む…
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げんごろう
14“外道”から“ド外道”へ進化したアグリッピナの性格の悪さ(褒め言葉)を堪能させて頂きました。 絶対に敵に回してはいけない。 触らぬ外道に祟なしといったところですかね。 ヘンダーソンスケール2.0も含め大満足な1冊。 文句無しに面白かったです。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
10夏が来て帝都が落ち着きを取り戻す中、アグリッピナが叙勲された事で新たな厄介事に巻き込まれる今巻。―――終わりが近づく季節の中、それでも終わらぬものがくる。 貴族の従者として領地を回したり、更には主を狙い来る刺客を迎撃したり。叙勲から始まる新たな戦局の中を、溜息を吐きながら駆け抜けていく今巻。大怪獣バトルを始め熱いバトルが目白押しな、更なる熱さと面白さのある巻である。帝都での生活の終わりが見え始める中、濃密な最後の年はエーリヒを何処へ導くのか。果たして無事に彼女の元へ帰れるのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
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八岐
8★★★★☆ ピナ氏、そんなジャがぽこ産んじゃって、それもう絶対好きじゃん。だだ堕ちしてるじゃん! そういう可能性もあると思うと、今のピナ氏の姿まで何だかニヨニヨしてきてしまう。愚弟と呼んでください。さてもWEB版ってもしかしてダイジェスト版でしたっけ?と思うくらい物語の解析度があがっている書籍版。絶対噛ませだ、と思われた侯が実際心身ボコボコにされての噛ませだったのだけれど、前向き不屈の噛ませで割と好感を持ってしまった。頑張れと微小に応援したくなった直後に鴛鴦夫婦見せつけてくる構成w 続きを読む…
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ひろンゴ
4”あれ、俺コレ知らねぇな……”と思うほどにWEB版からがっつり加筆されており、一粒で二度美味しい作家様など中々お目にかからないので最早有り難さしかございませぬ。 本編序盤ではセス嬢やミカのその後の進路を窺い知ることができたし、エリザの-少々病んだ-成長など主要な登場人物のエピソードから、今巻スポットライトが当てられたピナ氏の栄達とエーリヒの武の通過点を楽しめて非常に満足できた。しっかし人外ヒロインが跋扈するよな。そろそろマルギッテが恋しいです。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2022/02/25
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定価869円(本体790円+税)
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ISBN9784824001085