あらすじ紹介
『電脳コイル』磯光雄監督の新作を小説化
『電脳コイル」』から15年。
当時誰もが想像しえなかった「ARがある暮らし」を予見した、監督・磯光雄。
彼が次に見通すビジョンはーー「AIがある宇宙での暮らし」だった。
舞台は、インターネットも、コンビニもある「2045年の宇宙」。
日本の商業ステーション「あんしん」で、少年少女たちは大きな災害に見舞われる。
大人とはぐれ、ネットや酸素供給が途絶した「あんしん」から、自力での脱出を目指す子供たち。ときに仲間の、ときにAIの力を借り、生きるための行動を採る彼らは、史上最高知能AIが語った恐るべき予言の「真意」にたどり着く。
絶体絶命の状況下で、子どもたちは何に触れ、何に悩み、何を選択するのかーー。
『電脳コイル』の磯光雄監督、15年ぶりのオリジナルアニメ『地球外少年少女』を、『魔女と猟犬』のカミツキレイニーが、前後編構成で完全ノベライズ!
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みんなからのレビュー
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よっち
23インターネットも、コンビニもある2045年の宇宙。日本の商業ステーション「あんしん」で出会った少年少女たちが、大きな災害に見舞われるオリジナルアニメのノベライズ。大人とはぐれ、ネットや酸素供給が途絶した「あんしん」に閉じ込められた状態から、自力での脱出を目指す子供たち。仲間たちが自分の得意な知識や経験を活かして、時にはAIの力も借りながら生き延びるための方法を探してゆく展開で、いがみあっていた彼らの中に育まれてゆく絆、史上最高知能AIが語った恐るべき予言の「真意」に迫ってゆく展開はなかなか面白かったです。 続きを読む…
ネタバレあり -
ヤギ郎
14前編2週間限定で劇場公開されたアニメのノベライズ。Netflixでも配信中。地球軌道上で周回している宇宙ステーション「あんしん」には月で誕生した二人の少年と少女が暮らしている。そこへ地球から3人の子供たちがやって来た。子供たちの交流会が始まろうとした時に、彗星が宇宙ステーションに衝突した。緊急事態が発生する。宇宙ステーションを舞台にしたサバイバルがはじまる。人工知能に委ねていたことが使えなくなるとマニュアルが頼りになる。アニメで語られない細かいところが描写されていて、映像を思い出しながら読み進めている。 続きを読む…
ネタバレあり -
碧海いお
8再放送で電脳コイルを見て、また新しいネット×少年少女ものがあると知ったので読んでみました。 2045年。宇宙ステーションで暮らす少年少女の話。 映画を見ていないと独特の設定があって、最後の設定資料集がよかったです。 AIが身近になっている今、ネットが普及していない頃よりわくわくした作品のように思えました。 続きを読む…
ネタバレあり -
クナコ
7初読。映画視聴済み。本書はアニメ「電脳コイル」の磯光雄監督の新作アニメーション(劇場公開六話構成)を完全ノベライズしたもの。完全、というだけあり、記憶にある限りここまで映画版からの取りこぼしはないように思う。その分小説版としてのオリジナル要素も感じられないので、映画視聴済みならばそれだけで構わないとも思う。このレーベルの本はおそらく初めて。いかにもライトノベル然としていて、読みやすい。しかしやはり映像の方が良い。あのスピード感と少しほのぼのした近未来感は動く画面で見ないと味わえない。 続きを読む…
ネタバレあり -
くもり
7面白かった。ます宇宙ステーションという舞台が楽しいし、次々に襲いかかる命を危険を協力してクリアしていくのは見応えがあった。そして最後にセブンについて地球生まれと宇宙生まれで差があるのはなるほどと感心したわ。アニメは見てないからイメージが難しい部分があったけど、最後に図解の説明が。なるべくなら最初につけて欲しかった。続きも楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2022/02/18
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784094530537