
あらすじ紹介
凶暴な人狼に永劫の眠りを
『古代文明の伝説にあるような便利で豊かな生活』を今世に取り戻すため、文明の再興を続けるアッシュ。
その隣には、武芸王杯大会を制し、晴れて婚約者となったマイカが並ぶ。
そんな2人の婚約パレードを先導するのは――蒸気機関自動車。
機械仕掛けで動くそれは、領都の内外に圧倒的な衝撃をもたらした。
一方、裏ではアッシュたちの功績を良しとしない者たちが不穏な動きを見せる。
中央貴族のダタラ侯爵は、ヤソガ子爵とサキュラ領に潜む反乱分子を手駒として内乱を引き起こそうと画策していた。
さらに、“人間同士の争いは魔物を呼び寄せる”という言い伝えに偽りなく、サキュラ領へと人狼の群れが押し寄せる――。
眼前に迫った圧倒的な脅威を迎え撃つのは、領地改革推進室が生み出した、常識を覆すほどの威力を秘めた新兵器――!
理想の暮らしを手にするため、世界に変革をもたらす少年の軌跡を紡いだ文明復旧譚、第六幕!
みんなのデータ
-
0
評価する -
0
読みたい
みんなからのレビュー
-
ユウ@八戸
7原典版の『破滅の炎』にこれまでどおり『横顔』が盛り盛り追加された編纂版6巻。ヘルメスとレイナは表紙で期待してたけど、さらにセイレの追加エピソードもあってめちゃくちゃ嬉しい。服装が和ファンタジーでスパイマスターだしすごく好きセイレ嬢。アッシュとマイカのいちゃいちゃぶりも好き。マイカへの気持ちを隠さなくなったのが読んでいて楽しい。デレデレ。仇敵を全力で潰しにかかるサキュラの面々とアリシアの様子もこの作品らしくて好き。1巻からずっと『夢に向かって爆走』というスタンスがぶれないのがいいよね。7巻も待ってます。 続きを読む…
ネタバレあり
-
バーボン
4武芸王杯大会を制し婚約者となったマイカ。二人の婚約パレードを蒸気機関自動車が先導、内外に衝撃。最初の留学生セイレ、アルン、メディを受入れ。ダタラ公爵、ヤソガ子爵やサキュラ領内反乱分子を焚付け内乱を画策。セイレを情報部へ抜擢。敵の動きを掴み密偵、モルドらヤソガ兵捕縛。研究所、新人トーレイと防衛戦。改革推進派ビリカン大神官長。舞踏会とダタラ侯爵失脚。対ヤソガ領用『不死鳥要塞』改築。ヤソガと交渉中、魔物襲来で撤収。五体の竜のアッシュ救援。ヤソガ領都、人狼と竜の襲撃で壊滅。 続きを読む…
ネタバレあり
-
八岐
4★★★★ ずっと追いかけて遂に追いつき並び立ったと思ったら、怪物二人になりました、という恐ろしい結果に。何も知らない敵よりも良く知っている味方の方が全力全壊マイカさんに恐れ慄いているのが何ともはや。今回はアッシュ以外の視点の話が特に多くて、半分近くはそうだったんじゃないだろうか。マイカとアッシュがお互い惚気まくるという糖度の高い回でしたが、それだけでなくレイナもヘルメスと甘々になってて、思わずニヤニヤ。にしても、王女殿下はあれどうするつもりなんだろう。マイカは来い来いしてますが。 続きを読む…
ネタバレあり
-
ちゃか
1ついにアッシュの婚約者という、臨んだ地位を掴んだマイカ。 サキュラ辺境伯領においてはアッシュの齎した影響は大きく、それもあって婚約披露のパレードは盛大に開かれ多くの人に歓迎された模様。 マイカが綺麗に育った分、その関係を憎たらしく思う人なんかも居たようです。実際、アッシュが農民の出と言う事を弱みとして突こうとする外野が多いため、正式な結婚が先送りになったりもしてますし。 ……アッシュやマイカを敵に回すような事、良く出来るなぁ。彼らの影響を受けて、サキュラ辺境伯自体が底上げされてますし。恐い恐い。 続きを読む…
ネタバレあり
-
tokumei17794691
1・文明再生は、蒸気機関、内燃機関、ライフル銃と、今までのことを考えれば、大分文明が再生されてきた感じががする。ただ、題名で「文明再生」を謳うわりに、これらの技術復元は主人公のアッシュよりも、仲間たちの功績であること、文明再生の象徴たる蒸気自動車の挿絵がないこと、文明再生よりも敵対貴族にあおられた内乱鎮圧や魔物襲撃の印象が強いことには、物足りなさも感じる。・登場人物も多く、関係も複雑になっている。誰が誰やら分かりづらい。紹介付きの登場人物一覧を付けてほしかった。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2022/01/25
-
定価1320円(本体1200円+税)
-
ISBN9784824000880