あらすじ紹介
追放されると強くなる青年が、最強になってニューゲーム!
100の異世界で100の勇者パーティから追放された傭兵エドは、追放されるたびに超強力な「追放スキル」を手に入れ、いつしか最強の存在になっていた!
そんなエドは自分が追放された異世界が悲惨な結末を迎えたことを知る。かつて仲間だったエルフの少女ティアを救うため、最強になった彼は全てをやり直して100の異世界を再攻略する!!
2周目チートと超強力スキル×100をフル活用で、100の異世界を無双し直す、強くてニューゲームな異世界冒険譚!
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みんなからのレビュー
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芳樹
36【BW】追放されることが次の物語の始まりになるという新機軸。100の世界で勇者パーティを追放され、その度に破格の力「追放スキル」を得たエドが、かつて追放された異世界が不幸な結末を迎えたことを知り、再び100の世界を攻略するハイファンタジーです。そのきっかけとなった最初の世界の仲間の美少女エルフ・ティアが健気でとても可愛い。ご都合主義が随所に出てくるけれど、登場人物たちの努力を損なうことなく未来へ繋がるものであれば、ご都合主義だって最高!じゃない?次の世界ではどんな冒険が待っているのか。続きが楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
Liuche
30【KU】めちゃくちゃ面白かった。よくある追放無双モノかなぁと読み始めたら良い意味で期待を裏切られた。神より与えられし試練が100の世界での追放とか……1巻は001の世界をピックアップしてるところも導入◎読み終わった後の続刊が気になる気分が心地よい。 続きを読む…
ネタバレあり -
リク@ぼっち党員
13こんなにカッコいい追放モノ初めて読んだ。正直、タイトル的に期待せずに読み始めたけれど、いい意味で裏切られた。100の世界を追放されて得たスキルを駆使して、主人公不在の運命を変える。主人公を追放したあとに苦戦する勇者パーティー、実は最強だった主人公といった追放モノのお約束を、2周目という要素によって嫌味がないドラマティックなものに昇華させていた。そして別れは追放されるという部分も文句が出ないくらい綺麗に決まっていた。追放モノの正解を見てしまった感。作者は天才か? まだ99の世界が待っているし、続きも楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり -
ハイちん
11主人公の目的がとてもユニーク。1勇者のパーティーに加入し、3仲間として半年以上活動したのち、3パーティーから追放される、という条件をクリアしないといけない。で、追放されるたびにスキルを得て強くなっていく。100回の追放を経て最強に近い能力を得た主人が、過去の後悔を断ち切るため強くなった状態でクエストを最初からやり直す。2周目でも追放される必要がある。勇者の仲間として有能である必要があるが、あまりに有能だと追放されることが難しくなるので、ほどほどに有能でなくてはならないというバランスが面白かったな。 続きを読む…
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カッパ
9異世界転生は流行りだが追放されるというノルマを、達成していく。その後を知りある意味ではやり直すという展開で深みを与えることができている。2週目はおまけだが一つ一つ重そうだ。一つ目でヒロインをゲットしたのでこれからどうなるかたのしみ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2022/02/01
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定価715円(本体650円+税)
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ISBN9784798627205
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
「ざまぁ」とはちょっと違う! 胸アツ追放ものを味わうッス!
けど最初のうちは荷物持ちなんかの雑用しかできないから、土下座をする勢いで勇者パーティに入れてもらうんス。で、最終的には「追放される」ためにそれなりに無能っぽく振る舞う、と。なかなかに厳しい立ち回りッスねぇ。
そんなこんなで出会いと追放を繰り返し、ようやく100回達成。元の世界に帰る前に一つだけこれまで冒険した世界のその後を見ることができるっていうんで、エドが選んだのは一番最初に訪れた世界だったんス。高慢だけど仲間想いの勇者・アレクシス、なんでも筋肉で解決しようとする武僧のゴンゾ、明るいエルフの女の子・ティア。懐かしい彼らのその後どうなったんスかね…?
ところがエドが目にしたのは彼らの世界がバッドエンドを迎えていたという事実。
追放されたとはいえ、大切なかつての仲間たちを放っておけないッス! さあ、これまで引き継いだスキルと知識でかつての仲間を救いに行くッスよ! エドの二周目の冒険にワクワクが止まらないッス!
最高のカタルシスが味わえる異世界二周目冒険譚!
100番目のスキルにして熱い展開だよね。スキルと知識は引き継いだまま、もう一度いちから追放クエストに挑むんだ。要は2周目ってこと。強くてニューゲームの始まりだよ!
今回も荷物持ちとしてパーティ加入からスタート。バッドエンドを迎える運命にある勇者たちに出会ったエドは、まずスキル《彷徨い人の宝物庫》で、異空間に無限に物が保管できることをアピール! それから《失せ物狂いの羅針盤》のスキルで、伝説の聖剣もあっさり探し出す。便利すぎるスキルには仲間もびっくりだよ! そのうえ地理や未来の出来事まで把握しているんだから、この荷物持ちだけにするのはもったいなさすぎだね。
もちろん、戦闘スキルも豊富さ。《追い風の足》で走り抜け、敵からくらった攻撃は《円環反響》のカウンターで跳ね返し、血の刃を作り出して魔物を討伐! 回復だってスキルで一瞬だから、まさに無双状態なんだ。前回は荷物持ちが限界だったエドが、共に戦える「真の仲間」と認められるのも当然の結果だよね。
チートな異世界二周目冒険譚は爽快感がとにかくすごい。最高のカタルシスを味わって欲しいな!