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乾圭
11930年代、中欧のケルンテン公国、ディーはイェーガー部隊の落ちこぼれ。パイロットの夢をあきらめきれず、その上、イェーガーでも失敗ばかりの日々。しかし、上司であり先輩のヴァルターは、とある調査部隊に同行する相手にディーを選ぶ。その裏では、世界を揺るがしかねない事態が進行していた。 良作ジュブナイル。物語の残り香がとても心地よい。ただ、貴重な戦力なだけに、ラストで周囲はそうさせないだろうなあとも思った。けど、あくまでジュブナイルなのでそれでいいのでしょうね。 続きを読む…
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キャベ
1大昔に読んで、それから何回読み直したかわからない本。 正統派ボーイミーツガール小説の金字塔の一つ。 一時期、文体を真似たりすらしていました。 でもまあ、そこまで感動する話でもないんですけどね。 文体・世界観・キャラクター・ストーリーが、すべて高いレベルでまとまった秀作と言ったところか。 ちなみに原作はかの遊演体のメールゲームだったりするが筆者はライアーソフトには行かなかったようだ。 続きを読む…
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たま
1作者買い。史実とファンタジーが入り混じった世界観が面白かった。また主人公をはじめとする、キャラクターがそれぞれいい味を出していると思った。主人公が初めて飛行体験した際の心情だけは唐突に思えたが、本当に好きなものに直面した時、人は他の事なんて忘れるのかもしれない。ああいう結末だし、続編があっても蛇足なのかもしれないが、読了後、まだこの本を読んでいたいという気分になった。 続きを読む…
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やきなす
1読み終わってある種のノスタルジーしか残らないw ボーイミーツガール、少年兵の冒険物語、成長物語。ジュヴナイルですなー。文章がうまいとは言えんし、構成が見事ってこともないけど、いくつかのシーンは残るだろうかな。「記憶と言うのはいつも、美しかった輪郭を残して焼きつくものだけれど、それを割り引いてさえなお、日々は不思議な安らぎと、限りない郷愁に満ちて、心の奥底に特別な地位を占め続けた」 続きを読む…
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みやしん
0本棚より発掘。単なる懐古主義かもしれないが、この本は男の燃えるシチュエーションの宝庫。兄貴分との決着・挫折と再起・旧式機で立ち向かうワンオフ機とのロボットバトル・少年期の終わりと夢の結実等々。今世無敵ハーレムも悪くはないんだけど、今こそ現代の少年に読んでほしい、おじさんが薦める一冊。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日1994/09/25
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定価598円(本体544円+税)
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ISBN9784829125885