あらすじ紹介
魔族との初邂逅から一年、ヴェルはアグネスら弟子三人娘、フィリーネとの結婚式を迎える。式がひと段落したころ、ブライヒレーダー辺境伯が『ハグレ魔族』に起因する厄介事を語り始めた。
辺境伯によると、魔法使いのいない地方貴族が、魔法が使える者なら魔族でも問題ないとして彼らを雇い入れ、代々抱えている細かい諸問題をその力で強引に解決しようとしているのだそうだ。かえって傷口が広がるとも知らずに……。
そして案の定、紛争は起こる。借金苦のブレンメ男爵家の嫡男イーヴォが、マインバッハ騎士爵領内にある魔導飛行船の発着場を占領すべく『ハグレ魔族』を率い動き出したのだ。
その情報は、ブレンメ男爵家の令嬢イヴァンカが文通相手であるアマーリエの息子カールに宛てた手紙から判明したのだが、これを知りヴェルは動揺を隠せないでいた。
――あの幼く可愛かったカールが貴族令嬢と文通……いったいいつの間にリア充に……。
各地の紛争に甥っ子の文通事情。ヴェル的にはどっちも苦い感じの第二十四幕!
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みんなからのレビュー
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こも 零細企業営業
23ここ数巻のマッタリな話が嘘のように一気にきな臭くなって来た。 最初は職を求めて密入国をして入って来た魔族達が弱小貴族に騙されて紛争の問題だったが、、 ついに元軍人魔族がクーデターに加担して主家を転覆させてしまった。。 続きを読む…
ネタバレあり -
cycle
7余所の辺境伯家のクーデターを鎮圧したところまで。半ば惰性で読んでる。 続きを読む…
ネタバレあり -
バーボン
7ヴェル、アグネスら弟子3人娘、フィリーネと結婚式。 続きを読む…
ネタバレあり -
ちゃか
4弟子三人娘とフィリーネと正式に結婚することになり、式を挙げて。 料理だけしてればいいのに手を出して失敗しがちなベッティの兄が、うっかり購入してしまった山小屋でゆっくり過ごそうとしていましたが。 予期せず訓練中に負傷した王国軍人たちと出くわすことになったり、彼らから聞いた情報を基に山道整備をした結果、山小屋で人をもてなす必要が生じたりと、戦闘があったわけではないですが、穏やかなだけで終わらないのが彼らしい。 続きを読む…
ネタバレあり -
eucalmelon
4弟子の三人娘が嫁に。ここまで増えれば、拷問にちかくなってるんじゃ? はぐれ魔族、いろいろと問題を起こしてくれる。日本でも暴走族やら、問題があったよなぁ。次の問題は、少子化か?日本は2%ずつ減少していて、一説には滅亡の危機だとか?日本はヴェンデリンみたいに一夫多妻はないからね。 魔族が極地から回収した古代装置は魔力を吸収して無効化するもの?!魔法が使えなかったら、ヴェンデリンの価値が半減・・・いやいや、戦力激減でまずいことになるのでは? 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/12/24
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784046809933