あらすじ紹介
幼い頃に、とある高貴な女性に「悪役令嬢」のレッテルを貼られて、貴族社会で孤立してしまったオティーリエ。
苦しい立場で耐え続けながら、王族や貴族の子女が入学する学園に入ることに。
年々酷くなる周囲からの対応に耐えながら、オティーリエは学生生活を続ける。なぜなら――
学園内で婚約者が見つからなければ、オティーリエは貴族の地位を棄てて平民になる約束を両親と取り付けていた。
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
八岐
7★★★☆ オリーティエの理不尽な境遇には流石に同情を禁じえない。信奉者が山ほどいる国のカリスマから嫌われるとこんな扱いになってしまうのか。むしろこれだけ悪役のレッテルを貼られてリンチ紛いの物理的な嫌がらせは受けていない、というのはこの国実はモラル高いんじゃ、とすら思ってしまう。この娘が立派なのは、元々我儘な幼児だったのが、周囲から嫌われた事で誰に言われるでもなく自力で至らない所を自覚して謝って自分で直していった所なんですよね。両親明らかに過保護で教育失敗してただけに、自分で直したのはホント尊敬する。 続きを読む…
ネタバレあり -
starly
6幼い子供時代の主人公、オティーリエは我儘で傲慢で誰からにも好かれる要素の無い嫌われ者。何故嫌われてるのか理解してないオティーリエが性格を見つめ返し改める事で数年後には他人を思いやりのある性格へ。だが、過去の性格を知ってる人だったり噂が噂を呼び、性格を改めても様々な要因が重なり嫌われ者のまま。やはり人の信頼を得るのは難しい。親も我が子可愛さで叱らなかったのも原因ではあるが状況を変えたいと行動に移したオティーリエは凄い。学園生活で新たに友人も出来、友人から恋愛へと発展したらと思うとこれからの恋愛要素に期待。 続きを読む…
ネタバレあり -
dorimusi
5これも悪役令嬢転生モノといえばそうなんだけど転生者は悪役れ上ではない上に権力ある地位。そんな人が悪役令嬢を子供の時から排除するとどうなる?てアイデアで書かれた感じ。この作者こういうちょっと外した設定が好きなのか? わけわからず排除される側はキツイなぁと思いつつ読んだけど、まぁおかげで性格変わって意外といい話しになってるのでそこそこおもしろい。 続きを読む…
ネタバレあり -
ちゃか
4シェフィンコ公爵家の娘として生まれたオティーリエ。 幼少期は我儘娘、さらに誰しもに慕われる王太子妃ルイーゼが彼女に近づくなという趣旨の発言をしていたことが原因で貴族社会で避けられていた。 父母は味方だが、兄はルイーゼに与している。そんな状況に気が付いて一度は泣いてしまったりもしてましたが。親身にアドバイスをくれる使用人がいて、少しずつ改善していって味方を増やして行けたのは良かった。 ルイーゼ一派の思い込みは年々激しくなってましたけどね……。 続きを読む…
ネタバレあり -
坂上佳枝
21巻完結にして欲しかった…読後感悪いまま終わった(/ _ ; ) 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2022/01/15
-
定価1320円(本体1200円+税)
-
ISBN9784815613570