長い夜の国と最後の舞踏会 ひとりぼっちの公爵令嬢と真夜中の精霊 1
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長い夜の国と最後の舞踏会 ひとりぼっちの公爵令嬢と真夜中の精霊 1

これは、ひとりぼっちの少女による復讐の物語。
桜瀬彩香 (著者) / 鈴ノ助 (イラスト)
シリーズ:「長い夜の国と最後の舞踏会」シリーズ(オーバーラップノベルスf)

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あらすじ紹介

婚約破棄から始まる粛然たる復讐の物語

深い森に閉ざされた国ファーシタル。
その森を管理する精霊に仕えてきた公爵家の令嬢ディアは、幼い頃に家族を殺され、王家に保護されたのち第一王子リカルドと婚約する。
しかし、彼が他に愛する女性を得たことで婚約は解消される。
円満な婚約解消に思えたが、ディアは知っていた。
かねてより精霊との繋がりを危惧していた王家がこの婚約解消を機に、数日後の舞踏会で自身を手にかけることを。
そして自分の家族を殺したのが王家だということも――。
全てを失いひとりぼっちで生きてきたディアは、最後に奪い続けてきた者達への復讐を決意する。
そんな彼女をずっと見ていたのは、美しく残忍な精霊ノイン。
彼こそディアの一族が仕えてきた精霊で、ディアが殺される理由だった。
気まぐれに現れるノインとともに、残されたわずかな日々を過ごすディアは、最後の舞踏会に向けて歩み始める――。

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • ころころ

    人と人ならざる者とを繋ぐ祭祀家の一族のヒロイン。幼い頃に家族を殺され、王家に保護された彼女は第一王子の婚約者に収まっていた。しかし婚約は破棄、そして彼女は王家が自分を殺す目論みを知っていて…という出だし。 読み終わった側から続きが気になって仕方ない。世界観が独特かつ精緻なのでそれを飲み込むまでに時間がかかってしまった。でもそこが解ればそれまでの情報や状況が一気に結び付き面白さが押し寄せてきた。ヒーローが誤解していたこと私も途中まで騙されてしまっていたけれど、それこそ作者さんの意図通りだったような気がする。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • すがはら

    幻想的で美しい風景、美形の登場人物達、そして意味深なセリフ。小出しにされる断片情報を拾っていくと、割りと初めの方でディアの言う「王子様」が誰なのか察しは付きます。誤解があるからこそのツンデレとジレジレですけど、このままでは取り返しのつかないことにならないかと気が揉めました。間に合ったのかな?運命の舞踏会の直前まででこの巻が終わってるのがねー、心配の種です。ディアとノエルが細部まできちんと確認し合えてないし。次の巻は3分の1程で本編が終わって後は番外編だといいな。波乱は要らないよ。早く幸せになっておくれ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • アマノサカホコ

    大阪市図書館。自分がとった行動で愛する家族を失った悲しみ、元婚約者や家族の代わりになってくれた王家と過ごした幼少期、婚約破棄された現実、両親の死の真相と今後の自分の生き様と盛り上がる要素は満載だが、辛いのか悲しいのか悔しのか、嬉しかったり幸せな時もあったのかあの時その時の心情が伝わってこない。ファンタジーの設定もわかりづらい。多分作者の中ではきっちり世界観が出来上がっていると思うが文章に描ききれてない。途中で挫折 続きを読む…

    ネタバレあり
  • おもち

    再読〜 2度目なので話を分かった上で読めて、1度目より理解しやすかった。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • Nix

    美しい魔法と人ならざるものが息づく世界で、冬の華やかな祝祭を背景に静かに進む復讐の物語。 ストーリーはもちろんだけど、この世界が好き過ぎる。 細やかな世界の描写は本当にこのファンタジー世界が存在するように思わせられて、この人の作品が読める時代に生きててよかったレベルで好き。 ヒロインは死が迫る状況でもよく食べ睡眠に貪欲で逞しく、人外ヒーローはツンツンしながらもヒロインを訪ねる度に手料理を食べさせるのがいい。 イラストもイメージ通りで次巻もたのしみ! 続きを読む…

    ネタバレあり
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    20

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