あらすじ紹介

婚約者からの独占欲、上昇中!?
そして、アルノルトの抱える過去が明らかに――。

ループ7回目の人生が始まり、皇太子アルノルトのもとへ嫁ぐことになったリーシェ。
コヨル国との技術提携の話も進み、二人の距離は縮まった。
そんな中、ある目的から聖王国ドマナの大神殿へ向かうことになったリーシェたち。
未来のアルノルトが焼き払う神殿には、侍女人生で仕えた幼き令嬢ミリアが訪れていた。
ミリアがリーシェだけに懐く中、司教は「アルノルト・ハインと結婚してはなりません」と意味深な警告をしてくる始末。
アルノルトも教団に敵意がある様子で……?
「『教団の人間は、妻に一切近寄ることのないように』と命じていたはずだが?」
一方リーシェは、アルノルトからお仕置きのキスをされそうになったり、悪妻の演技をしたりと大わらわ。
さらに、他人を呪う力があると自称するミリアの周囲で不穏な事件が巻き起こり――。
そしてついに、謎多きアルノルトが抱える過去の一端が明らかに……!?

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みんなからのレビュー

  • 星野流人

    今回は侍女人生の時に関わった人たちとの今生での縁を結んでいくエピソード。かつてのリーシェの主であり、巫女代理を務めることとなるミリアを中心に、様々な陰謀が渦巻いていてとてもおもしろかったです。リーシェの過去の周回の経験がこの巻でもしっかりと生きていて、読んでいてとても楽しい。リーシェそんなこともしてたんかい、という。そしてなんといっても、巻を増すごとにアルノルトのデレが表層化してきてとても良かったです。レオの勘違いを受けて、笑うのを我慢してるシーンがお気に入りでした。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 陸抗

    今回は、リーシェが侍女をしていた時のお嬢様、ミリアを取り巻く事情が明かされる。大神殿内で渦巻く陰謀と、アルノルトの抱える過去が複雑に絡み合い、改めてよく無事に解決したなと。リーシェの7回のループは、どれも必要な出会いとスキルを備えるためだったのかもしれない。今回明かされた猟師をした過去も、今回だけじゃなく次にも生かされそう。アルノルトのデレが今の段階で10段階中の4なら、10になったときどんな風になるかも楽しみ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • かなで

    元婚約者との正式な婚約破棄をするため、ドマナ聖王国へ向かうリーシェとアルノルト。途中、四度目に侍女として使えていたミリアと意図的に遭遇できたことで、教団を徹底的に壊滅させる未来を潰そうとするリーシェ。だが、記憶にあるミリアと、同じく騎士として出会っていたレオの印象が大きく異なっていた。二人とも幼少期だからという理由ではなく、教団が崇める女神の血に関わっていた。→先代巫女姫がアルノルトの実母で、ミリアと血の繋がった従姉妹。救うというのは、女神の血とアルノルトの実父である皇帝から解き放たれることを意味して(続 続きを読む…

    ネタバレあり
  • こも 零細企業営業

    侍女をしていた時にお仕えしていたお嬢様が登場。彼女の血筋には秘密があった。約20年前に事故で亡くなった巫女の妹の娘だったらしく、彼女は巫女としての資格があった。それが表沙汰になる前に彼女を暗殺しようと暗躍する者達が、、でも、お嬢様はコレが自身の特殊能力の呪いだと思い込んでいた。実際、前の人生で彼女がお仕えした時は、お嬢様の父は足を引きずっており。陰でお嬢様を護衛していた元孤児は片目を潰して身体中に怪我の痕があった。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ラムレーズン

    過去6回の人生のうち侍女だった頃に仕えたミリアが登場。リーシェがうまく立ち回ったことで、教会問題は片付いたしミリアもレオも救われてよかった!ミリアがほんといい子だし、リーシェの妹ポジションに入ったことで、結果アルノルトの妹にもなって、また味方勢力が広まった。二人の距離もずいぶん近づいて、アルノルトは読み手には分かりやすくダダ漏れ。でも他のことには敏いリーシェがアルノルトが絡むと途端に鈍くなるから、早くくっついて~とも思う。すっごく面白かった! 続きを読む…

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