あらすじ紹介
建国祭で試される、二人の絆。
公爵令嬢エリナと婚約し、ルベリア王国の王太子となったアルヴィス。
着実に距離を縮めていく二人に新たな催し――建国祭が迫っていた。
他国から来賓を招いて執り行われる建国祭には、女神ルシオラと契約を果たしたアルヴィスに興味を持つ、スーベニア聖国の女王が訪れることに。
さらにザーナ帝国からは皇太子と、同じく神との契約を果たした少女が訪れるという。
さまざまな国家間の思惑が行き交うことが予想されるなか、対処を進めていくアルヴィス。
一方、学園に戻ったエリナもまた、来たる建国祭に向け、アルヴィスの隣に並び立って支えていく決意を固め――。
そうして始まる建国祭。
生い立ち故に無意識に避けてきた問題と直面したアルヴィスは、ひとつの決断を迫られる。
これはとある王国のお話。
ふたりが恋を知り、愛を育んでいく物語。
みんなからのレビュー
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すがはら
12アルヴィス真面目だし不器用だし過去のトラウマに引き摺られてるし。早く先へ進んでくれーと揺さぶりに行きたいところでした。隣国にも何とも考えなしの王族がいたものです。お陰でアルヴィスがようやく腹をくくってくれたのは良かったのですが。乙女ゲームものだけど男性が主役ということで、女神に気に入られるのも危ない事に首を突っ込んで危機を迎えるのもヒロインじゃないのね。結婚に向かって一歩踏み出したし、今後はエリナの活躍も増えると良いな。 続きを読む…
ネタバレあり -
くろまる
9目を背けていてもいずれは向き合わなければならない事はある。従兄弟ジラルドの廃嫡で王太子となり彼の婚約者でもあった令嬢エリナと婚約したアルヴィス。他国の王族などを招いて行われる建国祭の準備に追われる中、アルヴィス自身が目を背けてきたある「事実」と向き合う事になる第2巻。 王太子となった事で以前よりも忙しく動くなったアルヴィス。ただ立場として一歩引いた立場でいなければいけない事で以前のように前に出る事ができない事で徐々に彼自身がストレスを感じる事になってしまったのは何ともいえないですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
雪苺
8webにはないキャラ達の加筆がいい塩梅に肉付けされて話に深みが出た気がする。ルシオラの眷属がモフモフで破壊力抜群の可愛さだった。ガリバースのエリナ呼びとエリナの腕掴んでる問題でアルヴィスがイライラ嫉妬した感情を表す事になりガリバース仕事したって本気で思った。エリナに惹かれていたのにそれがまだ無意識下でこの件でようやく自分の気持ちを自覚して一歩前進した。代わりでは無い王太子と王となる覚悟が出来た事含めてこの辺りwebよりも詳しく感情が書かれていて読みやすくなった。アルヴィスはもっとエリナを甘やかして欲しい。 続きを読む…
ネタバレあり -
尚侍
7とっても面白かった。全体的に淡々とした作風ですが、物語としてのメリハリが効いているので、淡白ではあるものの短調になっていないのがいいですね。物語の最終的な落としどころが見えないので、このまま主人公とヒロインの関係性を深めていくだけで進んでいくのか、もう少し話が広がるのかがわかりませんが、初巻にあった転生要素が今回はほとんどなかったので、そうした部分まで含めて今後の展開が楽しみですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
kinta
6恋愛ものとしても、王太子奮闘物語としても「一歩前へ!」といった感じ。次男坊だった自分や近衛だった自分等々、諸々裏方さんの心情から日の当たる前へ出るマインドに少しずつ変わってくる感覚が心地よい。そしてエリナ嬢に対しても頑張れた!報われてほしい方々ですね。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/04/25
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784865548945