あらすじ紹介
三人の関係が再びうまい具合に収まればと、大人な私は二人のほつれをほどいてあげた。自分の本音に蓋をして――そのつもりだった。だけど、二人はそんな私の想いを汲んではくれなくて、胸のうちを曝け出してなるものかと思っていたけれど、無理だった。耐え切れなかった。
もう我慢なんてしない。私は私のやり方で純君の時間を拘束する。手始めに、部活を作る。うん、悪くない。だから、これからは今までみたいに優しくしてあげないからね、お姉ちゃん。
なんて考えていたら、琉実がバスケ部の男友達に告白されたとかなんとかで、また純君の気持ちをかき乱すような厄介事を持ち込んできて……だるっ。
私の邪魔したら、許さないからね。
みんなのデータ
-
15評価する
-
9読みたい
みんなからのレビュー
-
ナギ
55部活を作ろうとする純と那織。バスケ部の男子から告白される琉実。という構図から進む今回のお話。第三者が絡んできて自分の気持ちに気づくという王道パターンなのは良いし、作風に起伏があるのも大好きなんですが、アダ名呼びが誰かわかりません。おじさん、教授、先生、部長…これ誰なのか。おそらく初巻では説明あったんだと思うんですが、以後説明ないのでわからず読んでます。どうせ大筋に絡まないからモブって思ってます(笑)人の名前を上(苗字)で呼んだり下で呼んだりするのもわかりにくい。表現したい事はわかるんですけど→ 続きを読む…
ネタバレあり -
なっぱaaua
44那織と琉美だったら個人的な趣味からいうと那織なんだけど、純とちゃんと付き合うのだったら琉美だよなとも思う。那織の最後の行動はやり過ぎ、マケインな行為な様な気がするね。いずれにしても純の優柔不断が双子の恋を搔き乱しているのは間違いない。純君はどうせ二人を選べないので部長を選んでは。お似合いですぜ。何だか双子の恋の未来に幸せが見つけられないのだけど。これどう決着させるのだろうか。何度もいうけど個人的には博識で興味が主人公に近いなら那織なんだよなぁ。次巻どう展開するんのだろうか。 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
42純と一緒の時間を過ごしたいと、新たな部活を作ることを思いつく那織。仲の良い友人と思っていたバスケ部男子から告白されて困惑する琉実。そんな二人に「好き」と伝え、答えを待ってもらうことにする純。三者の想いが絡まる第三巻。純が示した行為によって恋のレースは改めてスタートという形となりました。琉実は純粋に純を想っている一方で、作中でも指摘されていたけれど那織からは琉実ほどの純粋さが伝わってこない気がします。純と琉実の方が心の繋がりが強いと感じるからこそ、体の繋がりを求めるのではないか…。続きが楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
37自分の本音を隠しきれず、純や気の合う仲間たちと密かに新たに部活を立ち上げる準備を始めた那織。一方で琉実は純の友人でもあるバスケ部の男友達に告白される第三弾。自らの想いに耐えきれなくなってきた那織の決意。純に止めて欲しいと願ってしまう琉実。めんどくさい双子への想いを自覚しながらも決断にはもう少し時間が欲しい純。何だかんだで琉実には甘い那織という構図で、でも着実に距離を詰める抜け目なさもあって、これは周囲からしたら何やってんだって展開ですよね(苦笑)けれど純の思うようには待っていてくれない急展開が楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
オセロ
30面白くない訳ではないのですが、ここまで3人の関係に進捗がないと流石に飽きてきた、というのが正直なところです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2022/01/08
-
定価792円(本体720円+税)
-
ISBN9784049141405
関連サイト
-
公式サイト