あらすじ紹介
七本の聖剣。七本の魔剣。七本の妖刀。
原初の刀剣と呼ばれるそれらによって引き起こされる、この世界を終わらせる災害――天災。
最強の剣士サクヤは、次の天災を止めるという一族の悲願を果たすため、千年の眠りについた。
そして目覚めたサクヤは、暴漢に襲われそうになっていた少女を助ける。
すると彼女はこう言った――
「わ、私の護衛になってくれませんか!?」
彼女は次の天災が起きるフレイディル王国の王女アイリスで、魔法騎士学院入学のための護衛を探していたらしい。
依頼を請けるサクヤだが、アイリスは呪われた聖王女という異名を持っていて……!?
聖剣、魔剣、妖刀――三種の刀剣を巡る王道学園ファンタジー開幕!
みんなのデータ
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みんなからのレビュー
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佳祐@隣の天使様(原作勢)
31なんか気づいたら買ってた、てか買った記憶ない、記憶障害か?読む本多すぎてヤバい 続きを読む…
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ひぬ
25原初の刀剣と呼ばれる計21本の聖剣・魔剣・妖刀。それらが引き起こすのは世界を終わらせる災害。原初の刀剣を消滅させるべく、一族の悲願を背負った主人公・サクヤが目覚めたのは千年の時を超えたフレイディル王国。王女・アイリスの護衛として彼は魔法騎士学院へ入学し、原初の刀剣の行方を探ります。設定や世界観諸々は王道ながらも良い感じで悪くはなかったのですが、登場人物に対しての掘り下げが少なく、全体的に薄味に感じてしまった。それにしても主人公以外の男性がクズという現象は本当にどうにかして欲しいです… 続きを読む…
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まっさん
25★☆ 同作者の別作品がなかなか良かったので購入した作品。 ファンタジー物として進めていきたい方向性は分かりやすく、1000年前に七本ずつ存在する聖剣・魔剣・妖刀の力によって引き起こされた天災を生き延びた少年が、1000年後に転移して次の天災を防ぐ王道魔剣ファンタジー物として仕上げられていました。個人的に気になった所はいくつかありますが、やはり主人公が現代に転移してヒロインに出会うまでの過程がかなり急展開なせいで誰に対しても感情移入しづらく、主人公が魔剣を身に宿すヒロインをいつか殺してでも手に入れる、→ 続きを読む…
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かっぱ
13七本存在する聖剣、魔剣、妖刀は千年に一度天災を起こすと言われる世界で千年前から時を超えた少年が魔剣をその身に宿す王女と出会うところから始まる物語。冒頭から展開される物語と設定にめちゃくちゃ懐かしい気持ちにさせられた。魔剣、聖剣、妖刀という三種類の剣の存在にはやっぱり厨二病心を擽られる。何よりもさくっと読めるだけのライトさが魅力で、重たい設定も脂っこくないところに好感が持てた。千年後の世界の人々が抱える思想や思惑なども含めまだまだ物語は始まったばかり。オーソドックスに王道を貫くファンタジーの開幕は歓迎したい 続きを読む…
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のれん
11聖剣、魔剣、妖刀となんか最後収まり悪いなと思いきや、既に破壊しているという設定。1000年後の未来転移とかその設定いる? みたいな説明が不要の長物になっているものが多く残念。 ヒロインとの関係性は師弟というか教師と生徒みたいな感じだが、いかんせん掘り下げが薄く、彼女のために剣を執る動機が薄かったかな。 スムーズかつテンポというか先が読みやすいので、古き良きラノベとして懐かしさもあるかもしれない一冊。 聖剣魔剣の能力設定とか、キャラの特異性など武器がなにかしら欲しいなぁと思う。やっぱ地味ですわ。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2022/01/05
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784065245781
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
理屈抜きに世界観やストーリーを楽しめる王道ファンタジーさ!
そして、次に天災が起こると予測された地、フレイディル王国でサクヤの戦いは幕を開ける。彼は王女アイリスを暴漢から救ったことで、王女の魔法騎士学院入学のための護衛に抜擢されるんだ。学院のエリート卒業生は【原初の刀剣】のひとつ、聖剣を保有する「聖薔薇騎士団」に入団できるのさ。だからサクヤは王女の護衛という名目で、【原初の刀剣】に近づくために秘密裏に動き出すってわけ!
一方で【原初の刀剣】の魅力に憑りつかれる者は多く、時には街を騒がせる事件を起こすことも。そんな輩たちともサクヤは戦うことになるんだ。王国では剣と魔法の両方を駆使して戦うのが一般的なんだけど、サクヤは剣術だけで相手をねじ伏せていくんだよ。シンプルだけど、それがすごくカッコいいんだよね!
サクヤと刀剣を巡る様々なバトルは圧巻! 連載中のコミカライズ版にも注目だよ!
世界を救う使命を背負う男の子の、何気ない日常に胸がキュッとなります…!
でも、サクヤくんが護衛する《呪われた聖王女》ことアイリス王女は、サクヤくんが壊さなくてはならない魔剣をその身に宿しているの…ということは、もしかして彼女を…!? でもアイリス王女の笑顔を見たら、使命を果たす決意も揺らいじゃうよね…。
そんな王国での生活に慣れてきたある日、学院では魔法剣術部がサクヤくんを簀巻きにして連れ去る事件が起こるんだ。何事かと思ったら、サクヤくんが相当な剣の使い手だってことで、部への勧誘だったの! ちょっと強引だけど必死な感じが伝わってきて笑っちゃった! サクヤくんも気のないふりをしつつ「剣を極めるためだ」とかブツブツ言い訳をしながら、入部して活動に励むことに。何だかんだで学院生活も満喫してるみたい!
世界を救う過酷な運命を背負ったサクヤくんだからこそ、何気ない日常を楽しんでほしいな。平和な日常を守るため必死に戦う彼のことを、読めばきっと応援したくなっちゃうはずだよ!