あらすじ紹介
この「終焉」は避けられない――
全世界を揺るがした「精霊王の呪い」騒動から二年。
ソーマが統治するフリードニア王国は来たる争乱に備えて着実に国力を高めていた。
一方でフウガ率いるハーン大虎王国は勢力拡大を進め、ルナリア正教皇国に加えて傭兵国家ゼムをも支配下に置く。
かくして強力な戦力を手に入れたフウガは、人類最大国家であるグラン・ケイオス帝国に宣戦を布告する。
この事態に介入すべきか悩むハクヤ。
王国の利を図るならフウガとの敵対を避け、帝国の盟友を見捨てるべきであった。
そして決戦の火蓋が無情にも切られ――。
革新的な異世界内政ファンタジー、第16巻!
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みんなからのレビュー
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よっち
31全世界を揺るがした「精霊王の呪い」騒動から二年。ルナリア正教皇国に加えて傭兵国家ゼムをも支配下に置いたフウガ率いるハーン大虎王国は勢力拡大を進め、グラン・ケイオス帝国に宣戦を布告する第十六弾。マリアと協力関係にあるソーマに対して先手の布石を打つフウガ、この事態に介入すべきか悩むハクヤ、二方面から帝国に侵攻する大虎王国。状況を見れば見るほど、遅かれ早かれいずれ不可避の事態だったのかな…とは思わなくもなかったですが、各国間の構図が大きく変わる中で痛み分けというか、落ち着くべきところに落ち着いた結末でしたかね。 続きを読む…
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sao
10読了。 滅茶苦茶活動的な聖女様、好き。 続きを読む…
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tokumei17794691
8・カバーのあらすじを読んだ時は「『君主論』で言う「残虐」を三度読まされるのか?」と心配した。が、結果は「三方良し」で安堵した。・マリアが、自らの意思で帝国を分裂(縮小)させたのには驚いた。現実の史実では、君主自ら自国を分裂させる、とはあまり想定できないのでは? ・マリアが重荷を降ろせた、ハヤクとジャンヌが結ばれた、トモエ・イチハ・ユリガの「三人組」が(親の都合で)敵対する関係にならなかった、と、「人」が納まるべきところに納まった感じがする。・トルギススキーリゾート開発など、外伝でも良いので内政回も見たい。 続きを読む…
ネタバレあり -
尚侍
7ものすごく面白かった。いやー16巻にしてここまで話が大きく動くとは思いませんでした。個人的にはこの内容であれば上下巻くらいのボリュームで読みたかったという気持ちはありますが、これだけ読みやすい作品であれば単巻で収めてしまう方がむしろいいのかもしれませんね。これだけ話が動いただけでなく、積み残しになっていたキャラ同士の伏線まで回収してしまうのだからお見事としか言いようがありませんでした。そしていよいよ物語の落としどころが見えてきたように思うので、そこに向かってどのように進んでいくか、続きが楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
ダック
6前巻より突然2年が経過していたので、少し嫌な予感がしていましたが、これまでの話より格段に面白かったです。ここ数巻マンネリ感を感じていたから尚更そう思うのかもしれませんが…。次巻が楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/12/25
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定価715円(本体650円+税)
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ISBN9784824000651