あらすじ紹介
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 恋愛部門特別賞受賞作!
▼あらすじ
黒色が平和をもたらす『瑞兆(ずいちょう)』の証とされる中華風の異世界に迷い込み、璃寛皇国(りかんこうこく)の皇帝に拾われ後宮の妃になってしまった紗耶(さや)。
しかし退屈すぎる生活に限界を迎え、こっそり抜け出し男装して官吏として働き始め……気付けば大出世!
「黒髪ってバレても女ってバレても大問題だよね……」
滅多に姿を見せない『ひきこもり妃』とたった五年で尚書省次席まで登りつめた有能官吏。日々2つの顔を使い分け、次々やってくる国の危難を解決します!
みんなからのレビュー
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あっちゃん
30最初は想像していた展開と違うので拍子抜け!てっきり、これから官吏になったり皇帝と親しくなるのかと思っていたら、もうとっくに有能官吏で皇帝はベタ惚れ(笑)でも過去編も途中に挟み込まれ、どんどん面白くなっていくタイプだった( ̄▽ ̄) 続きを読む…
ネタバレあり -
ぐっち
25生まれ変わりではなく、生身で異世界に呼びつけたヒロイン、たぶん日本の名前のまま。妃なのに官吏、髪の毛黒いのに脱色した部分を見せてるとか2重に秘密が。皇帝陛下がヒロインのこと好きすぎる。一縷かわいい。重版?続き出るなら読もうかな?? 続きを読む…
ネタバレあり -
虚と紅羽
16視点・シーンの切り替えが分かりづらい、ひきこもりとは、紗耶の有能さがイマイチ伝わりづらい、書物読み漁ったわりに文化知識レベルが低い、ここに至るまでの過程がないので置いてけぼり感、物語中盤でようやく出てくる過去回想。なにより事件の繋がりが分かりづらい上に全体像が曖昧すぎる。 最初から最後まで印象に残るシーンがない。課程の無い物語が超特急で目の前を駆け抜けていった気がする。以上。 で、結局一縷はなに?『月輪の君』の守護獣とかそっち系?のわりに皇帝の反応がないんだよな。あと四夫人の一人が昼食会に誘った心理は? 続きを読む…
ネタバレあり -
ぐっち
15続きが出たので再読中。日本人のまま転生したヒロインが、妃と官僚の二重生活…。ヒロインのこと大好きそうな皇帝と、もふもふの一縷がかわいいです。 続きを読む…
ネタバレあり -
すがはら
14庶民が基本金髪だけど名前は日本人名で違和感なしで制度的には中華風の世界。皇帝に後宮妃なのがバレるかバレないかのハラハラドキドキで引っ張るかと思ったら、知らぬは本人ばかりなりのパターン。5年も本人に気取られずにフォローしてた周囲の皆様が優しい。有能官吏なのは商業高校出で帳簿が読めるとか一度見ただけで数字が覚えられるとかフラッシュ暗算得意だから計算も瞬時に出来るとかって説明だけど、数字に特化してる分だけ他が抜けてるのでしょうか。皇妃の件はスルーしてちゃ駄目でしょ。ヘタレだけどグイグイも来れる陛下が良いです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/12/10
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784040743523
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
引きこもりのお妃様、男装して官吏となり国の危難を解決します!
彼女が配属されたのは税の管理をする戸部(こぶ)。その次官である彼女は、得意の暗算で次々と書類を片付けていきます。さらには見積もりが甘く、赤字を出した部署には自ら赴き、鋭い指摘を浴びせることも! てきぱきと仕事をこなす様は、まさにデキる人間。憧れを覚えてしまいますね!
そんな彼女は、とある州の帳簿に目を付けます。そこには魔獣の被害により特産品の砂糖が大打撃を受け、補助が充てられるとの記載がありました。しかし、皇都への砂糖の供給は衰えていないようで……。不審に思った彼女は調査を開始します。
自ら商人の元に探りを入れ、他部署の帳簿から糸口を見つけ、時には妃同士のお茶会から情報を得る……。どんな場所でも、話術で鮮やかに情報を得る紗耶さんが、大胆で格好いいんです! 地頭のいい主人公が、次々に真相への手がかりを見つけていく展開が爽快な物語ですよ!
男装官吏とその『秘密』を知りながらも見守る皇帝陛下の恋の行方にも注目♪
だけど官吏の仕事中に、皇帝陛下がちょっかいをかけてくるから困っちゃうの。陛下のことを無下にはできないし、いつバレてしまわないかドキドキしちゃうよ~!
でも、実は皇帝陛下も妃である紗耶さんの男装を、見抜いてるみたい……? それなのに、 足しげく部署に顔をのぞかせて、お茶をしに来てるんだよ。紗耶さんにお菓子を渡すために、わざわざ食べきれないっていう理由までつけてね。秘密を知りながら、こっそりお妃の仕事ぶりを見守る陛下の眼差しは温かくて……こっちまで思わずにやけちゃうんだ~。
紗耶さんは陛下の気持ちに気づかず、ひとりで街へ調査に出たりと、とってもアクティブなんだよね。皇帝陛下としては心配もしてるけど、のびのびと仕事をして欲しい気持ちもあって、ちょっぴり複雑な心境みたい。お仕事ものとしても楽しめるけど、沙耶さんと陛下の恋物語も見守りたくなっちゃうよ!