あらすじ紹介
リムの友人である商人の少女エリッサが誘拐された。
ティグルとリムは、エリッサの手がかりを追って南国カル=ハダシュトに赴く。
現地では国を統べる双王が亡くなり、七部族間の抗争が激しくなっていた。
運良くエリッサと再会を果たすティグルたちだったが、彼女は現地の騎馬部族の指導者――弓巫女となっていた。カル=ハダシュトに住まう神から授けられる七本の矢の一本をその身に宿し、己の運命も受け入れたエリッサは、ティグルとリムに共に戦ってくれるよう懇願する。
しかしこの地では、かつて弓の王と名乗りティグルたちと戦った女、ネリーの影も見え隠れしていて……新たな地で紡がれる誰も知らない魔弾の王の伝説、開幕!!
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みんなからのレビュー
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よっち
23リムの友人である商人の少女エリッサが誘拐され、その手がかりを追って南国カル=ハダシュトに赴いたティグルとリムが、現地の騎馬部族の指導者・弓巫女に祭り上げられた彼女と再会する新章第一弾。カル=ハダシュトに住まう神から授けられる七本の矢の運命も受け入れ、ティグルとリムに協力を懇願するエリッサ。対立する部族一角犀との間で高まる緊張感、そして見え隠れする弓の王・ネリーの存在。様々な思惑も絡んだこれまでとは背景が異なるストーリーで、これから合流する戦姫の登場が今後の展開にどう繋がるのか、気になるところではあります。 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
12アスヴァール編が終わり、こちらの魔弾の王の物語はどうなるんだろうと思ってたら、今度の舞台は遠く南大陸と島国カル=ハダシュト。エリッサがただの商人キャラではないのは予想の範囲内も、まさか現地部族の一つのお姫様で争乱に思いっきり巻き込まれることになったティグルたち。面白かったのはここでのエリッサの立ち位置。誘拐されたのに立派な部族の指導者になってるよ笑。ジスタートの竜具と似て非なる特別な『矢』を生み出す『弓巫女』と『魔弾の神子』。ある程度物語の先が読めてしまうのはまあ本編を読んでる以上仕方ないけど、楽しめた。 続きを読む…
ネタバレあり -
彼方
11リムの友人・エリッサの誘拐事件。更に弓の王の暗躍を探り、手がかりを追って舞台は南国カル・ハダシュトへ移るリム編・新シリーズ開幕。ティグルたちが巻き込まれてゆく七部族間の抗争、やっぱり現地で関係が構築されていくのは楽しいな…暮らしが全く異なる外国描写や成り立ち、それらが複雑に絡みあって紡がれる展開が面白い。特殊な七つの弓矢があれど、きちんと戦記していて今回は文句なしに楽しめました。ただネリーがキナ臭いのは…また魔物偏重になるのは勘弁してもらいたいですが、どうだろう…。あの戦姫も登場で、次巻も期待してます。 続きを読む…
ネタバレあり -
八岐
9★★★☆ 新しい舞台カル=ハダシュトは弓が重んじられる騎馬民族の国。まさにティグルの為の舞台みたいじゃないですか。一本ずつというのはネックだけど、矢を生成出来るというのはこれまで度々あった矢切れがなくなって、ティグルの戦力が途切れないというのは大きいぞ。そして圧倒的な存在感を示すエリッサ。前巻登場した時はどういう立ち位置になるんだろうと疑問だったんだけれど、商人の彼女がここまでメインになるとは。メインになりすぎて相変わらずリムが補佐役じゃない? リムさんメインヒロインなのに補佐役が天賦の才すぎる。 続きを読む…
ネタバレあり -
みどり
7新章開幕とはいえ、リムとティグルの関係は継続。 双紋剣を手放してしまったリムが新たに・・・。と言う展開。弓の王とティグル。ティグルが「新たに弓の王になるか?」と言う展開なのか、今一つわからないけれど。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/12/23
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定価715円(本体650円+税)
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ISBN9784086314527