義妹生活 4
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義妹生活 4

兄妹でいよう。そう決めたから。
三河ごーすと (著者) / Hiten (イラスト)
シリーズ:義妹生活(MF文庫J)

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あらすじ紹介

悠太が初めて沙季に「兄さん」と呼ばれて以来、兄妹として進展したかに見えた二人だったが、互いに秘めた想いのせいもあってか、その関係はどこかぎこちなかった。
そんな中で、三者面談、オープンキャンパス、男女混合の勉強会など、様々なイベントが訪れ、二人はそれぞれ新たな出会いを果たす。

『距離の近い異性が偶然ひとりしかいなかったから、好きになっただけ』

そんな意地の悪い命題に直面した二人は、再び自分自身の感情と向き合うことに。
未来と現在、常識と非常識、建前と本音、自分の幸せと家族の幸せ。
何を優先し、何を我慢するのが正解なのか? 
悩みと出会いの果てに、悠太と沙季はある“決断”をくだす――。

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • ばたやん@かみがた

    《鳥瞰的視点から見えるもの》へぇ、お茶女ってメトロの護国寺か茗荷谷が最寄り駅なのか。てっきり…(←田舎者)。さて、主人公兄妹の新しい出会い。沙季はオープンキャンパスで大学教師(学知というより年配者のアドバイスだね)から、悠太は、予備校の自習室で出会った割と凄絶な幼少期過ごした少女から、共に今の自分たちの視野がまだまだ狭いことに気づかされる。沙季と工藤の問答もそうだが、年代ごとに流行ったレジャーについての夏帆の指摘等、この作品、一歩引いた謂わば鳥瞰的視点を持っていることに改めて気付く。(1/) 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 合縁奇縁

    『兄妹でいよう。そう決めたから。』悠太が初めて沙季に「兄さん」と呼ばれて以来、兄妹として進展したかに見えた二人だったが、2人は兄妹であることを理由に自分の気持ちに蓋をして、距離を置き、気持ちを切り替えるために互いに他の人との交流を増やす中で、自分自身の感情と向き合う4巻。今回は紗季の日記の代わりに同じ日の行動を、悠太と沙季それぞれの視点から描いていて、紗季視点を混ぜることで紗季の心情描写を密に見ること出来るのが良かった。三者面談、オープンキャンパス、男女混合の勉強会など、様々なイベントで二人はそれぞれ 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 芳樹

    本当の気持ちに蓋をしてお互いへの思い忘れるべく、新しい人間関係を築こうとする二人はどこに辿り着くのか…。「すり合わせ」に始まった二人が、想いを「すり合わせる」に至った今回。好きと言った浅沼くんと、好きとは言わず行動で示した綾瀬さん。この対比があるので、本当に両者の気持ちを「すり合わせ」られたのか不安でならない。続きが大いに気になります。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • なっぱaaua

    沙季と浅村君が義兄妹であるという現実に想い悩む第4巻。読売先輩、夏帆ちゃん、工藤先生の指摘がそれぞれ沙季と浅村君を導いてくれるのだね。こちらが想うところにしっかり収まってくれて何だかホッとした。擦り合わせをする二人を見ていると安心するね。自分の気持ちに正直になって感情が変化していく様子を見届けようとする気持ちに何だか心が温かくなる。これからどんな方向に進んでいくのだろう。受験というイベントも控えているので、二人の進路もまた悩みとなるのだろう。~続く~ 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 桜庭かなめ

    お互いに相手に好意を抱いていると自覚した悠太と沙季。その気持ちに蓋をしながら日々を過ごしていく。そんな2人がどうなっていくのか気になったが、両親と新庄、藤波、工藤といった周りの人物によって2人の距離が縮み始めた感じだ。これまでは『義理ではあるが兄妹』を上手く利用して、2人が一歩前に進み始めた印象。あの両親なら、悠太と沙季が好き合っていると分かったら喜びそうな気がするけどな。新庄や藤波、読売先輩の動向を含めて今後どうなっていくのか非常に気になるな。次巻が楽しみだ。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2021/12/24
  • 定価
    682円(本体620円+税)
  • ISBN
    9784046810014

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