あらすじ紹介
『魔法少女まどか☆マギカ』監督・新房昭之 絶賛!
【初回生産限定】ネタバレ注意! リバーシブルカバー
俺の娘は魔法少女だそうだ。
未来からやってきた魔法少女・ホノカは、犬猿の仲のスポーツ少女・久遠咲希と俺の子供らしい。マジか、俺とアイツが恋仲になるのか……。
混乱しているうちに、クラスメイトとも恋愛フラグが立って、別の世界線からも娘がやってきてしまう。
「アンタ、手当たり次第にフラグを立てるんじゃないわよ! 私のママと付き合うの!」
「いえいえ、私のママとです。家事も完璧。将来のことを考えましょう」
こいつら、勝手に俺と自分のママをくっつけようとしてくるんだが!? そして俺の部屋で喧嘩しないでくれよ、魔法で壊れるから!
騒がしくも平和な日々。こんな生活も悪くない。
――そう思っていた。
最後の1頁まで予測不能! 未来を賭けた恋の“ダービー”の行方は……?
『扉の外』土橋真二郎 最新作!
“壮絶な”恋の物語が始まる――!
みんなからのレビュー
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星野流人
45自分が生まれる未来を確定させるために、ふたつの平行世界の未来からやってきた魔法少女が自分の母親となる女の子と父親をくっつけようとするお話です。クールな花翠と元気な咲希という、正反対なヒロインがどちらも可愛くて良かったです。未来のふたりの娘に振り回される椎名の物語として楽しく読ませてもらったのですが、そこは土橋さん作品。変化球ラブコメの枠にも収まらない超展開が待っていました。あちこちに巧妙に罠が仕掛けられており、読みながらやや混乱してしまうところもありますが、想像を超える展開が最後には待ち受けていました。 続きを読む…
ネタバレあり -
佐治駿河
34土橋先生の作品なのでもっと殺人ゲーム的なノリなのかなと考えつつ読み始めました。まさかのタイムリープと魔法少女(主人公の娘)を主軸に進む物語だとは驚きでした。過去に戻って事象を改変する物語だと、やはりどうしてもシュタインズゲートと比較してしまいますね。それでも終盤では土橋先生の作品だなと思わせるような生死をかけた重めの話となっていきますので満足しました。すぐに2巻を読みたいと思います。 続きを読む…
ネタバレあり -
しぇん
27久しぶりに読む土橋先生。やっぱりデスゲームみたいになっているじゃないか。と、思いましたが面白かったです。ただ、終わった時思ったのは続刊あるのか、と。ここでもある意味綺麗にまとまっていると思いましたが、次どんなドンデン返しなど仕込んでくるのか楽しみにしたいと思います。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
25お久しぶりの土橋さんの作品。まあこれは作者買いよね。あらすじも読まずかったからタイトルの意味も全く分からんかったが読んでいくうちにこういう事かと思い知らされた。よくよくデスゲームモノを書く作者だったが今回は安心して読めるのかと思ったがやっぱりそうは問屋が卸さなかったわw未来から娘がやってくるという設定や、その母親が誰なのか話が進むにつれ明かされていき予想もつかない展開になるのはやっぱし作者の力量なんだろうな。二巻も出るのは決まっているが果たしてどうなる事やら。 続きを読む…
ネタバレあり -
のれん
20だから土橋節でラブコメはムリだって! 娘が未来からやってき来るというBTFからのSFラブコメを、競走馬に例えられる残酷な生存競争へと変える展開はホラーですらある。 人の選択により彼女たちの命は生まれる。その是非を問うことなど一切できない優しく情けない父親から彼女は学んだのだ。 果てしない血の物語を加速させて、この競争にどういう結末を乗せるのか。とにかくこの作者のデスゲームの腕は衰えてないことだけは確かだ。 続きを読む…
ネタバレあり
みんなのラノベまとめ
製品情報
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レーベル
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発売日2021/12/10
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784049137859
関連サイト
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公式サイト
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公式Twitter
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
突然現れた未来の娘たち(魔法少女)に奪い合われる!?
ホノカちゃんはポニーテールが似合うスポーティな女の子。なかなか素直になれないけれど、現代では若き日のママに会えた嬉しさを隠しきれていない……。そんな表情がと~っても可愛いんです♪
さらに別の世界線から、またもや娘を名乗る少女・ノゾミちゃんがやってきちゃいます!ノゾミちゃんはお淑やかな美少女。常に冷静で、敬語で話すクールキャラなんですけど、競馬場ではポニーをなでてはしゃいじゃう動物好きなところも! そんなギャップが素敵な女の子なんですよ、えへへ~。
未来の娘たちは自分が生まれる未来を迎えるために、椎名くんと『自分のママ』をくっつけようと競争を始めてしまいます! あわわ、せっかくモテモテなのに、大変そうですよぉ~!
娘に奪いあわれるという、夢のようなニヤニヤ展開が続くのかと思ったら……。後半パートでは雰囲気がうって変わります。最後まで、読みごたえのある迫力満点なラブコメ作品ですっ!
未来の娘たちによる、”生き残りをかけた”恋のダービー
椎名くんのもとに、未来からやってきた娘のホノカちゃんたちは、彼と自分のママが結ばれなかったら、生まれないことになっちゃうんだって! その存在も世界線もなにもかも全部「なかったこと」になるなんて、死んじゃうよりももっとつらいよぉ……。
だから、ホノカちゃんたちは必死なの。「私のママの方がリードしてる」なんておたがいマウントを取ったり、両側から椎名くんの腕を引っ張りあったり! ……あれ? 子供同士のケンカみたいでちょっと微笑ましいかも?
挙句の果てには椎名くんの家で、寝る場所を押し入れの上か下かで争って、魔法バトルを展開しようとしちゃうの! まってまって、現代の家は魔法に耐えられるようになってないから~!
彼女たちの、未来にたどり着くためのドタバタなヒロインレースがとにかくコミカル! ……かと思いきや、レースは思わぬ方向に転がっていって……! 最後まで読めない展開にハラハラドキドキしちゃうはず! 椎名くんが愛する娘たちが迎えるそれぞれの結末、最後までしっかり見届けてあげて欲しいな!