神の庭付き楠木邸
読みたい読んだ
読みたい
読んだ

神の庭付き楠木邸

お隣のモフモフ神様とスローライフ……してたら自宅が神域に!?
えんじゅ (著者) / ox (イラストレーター)
シリーズ:神の庭付き楠木邸(電撃の新文芸)

この作品をストアで探す(宣伝)

  • BookWalkerで購入する
  • Amazonで購入する
  • ebookjapanで購入する
  • コミックシーモアで購入する
  • BookLiveで購入する
  • Rakuten koboで購入する

あらすじ紹介

田舎の新築一軒家の管理人を任された楠木湊。実はそこは悪霊がはびこるとんでもない物件……のはずが、規格外の祓いの力を持っていた湊は、知らぬ間に悪霊を一掃してしまう!
 すっかり清められた楠木邸の居心地の良さに惹かれ、個性豊かな神々が集まってくるように! 甘味好きな山神や、そのモフモフな眷属、酒好きの霊亀……。気づけば庭が神域になっていて!?
 さらには、湊の祓いの力を頼りに、現代の陰陽師も訪ねてくるほどで……。
 お隣の山神さんたちとほのぼの田舎暮らし、はじまりはじまりです。

パートナーのおすすめレビュー(宣伝)

  • 現代を舞台にスローライフやバトルなど色んなテイストが楽しめるお話だよ!

    つむぎ
    つむぎ
    24歳の青年・楠木湊さんは、田舎の一軒家の管理を任されます。それは買い手のつかない悪霊だらけの物件……だったのですが、数日もすると、家はすっかり浄化されていました。

    というのも、湊さんが"書いたもの"は、悪霊を祓う力を持っていたのです。彫った表札は結界になるし、手書きの付箋ですら、効果を発揮するんですよ。

    書いた文字に力が宿るって、不思議ですよね。悪霊が激しく散りながらも、本人が気付いていないというギャップには、くすっとしちゃいます。

    綺麗な家は、神様も引き寄せます。甘味好きの大狼や、酒好きの霊亀がやってきて、いつの間にか庭は常春の"神域"になっていました。湊さんは、かつてお祖父さまに「家にいる良いモノには、菓子くらい気前よくくれてやれ」と教えられていました。家のお菓子が消えるのも日常茶飯事だったので、不思議な現象を受け入れやすいというのも納得です。

    神様への献上品は、あんころ餅や饅頭、バターサンドなど身近なお菓子ですが、神様たちは大絶賛! おかわりまでねだる神様たちが、とっても微笑ましくて、癒されてしまいます。

    神様たちと飲んで食べて、ときどき悪霊退治。たまにはそんな現代を舞台にしたスローライフもいいですね。
  • ワクワクあり、モフモフありの自由気ままな神様たちがいるお家が舞台!

    ノエル
    ノエル
    主人公・湊の家には、たくさんの個性的な神様が集まってくるんだ!

    最初に出てきたのは、大きくて真っ白なモフモフ狼。その正体はお隣の山の神様なの。ただの庭を、一晩で立派な日本庭園に変える力は、まさに神業……なんだけど、褒められたら「我、山神ぞ」ってふんぞり返って光っちゃう! 大好きな和菓子の本を眺めては「どれも良き……」ってうっとり。なんだかかわいいよね。

    次に来たのは、お酒が大好きな霊亀。無口なんだけど、お酒への情熱はものすごいんだ。たとえば、お酒を買うお金がないって困ってる湊が、商店街で福引をすれば、一等の十万円の金券が大当たり! 酒屋に入れば、記念のお客様だと日本酒三十本以上プレゼント! か、神様って、やることが大胆~!

    他にも、数秒でカステラを食べきる食いしん坊の三匹のテンはに、見た目こそ幼児なのに一升瓶を掲げる酒豪の風神と雷神と、とってもにぎやか!

    湊もみんなの好みを覚えて、お菓子やお酒を用意して……って、もう神様との生活に馴染んじゃってるね。一人暮らしのはずが、これじゃあ、寂しがってる暇もないよね。

    ワクワクあり、モフモフありの自由気ままな神様たちがいるお家。遊びにいきたくなっちゃうな~!

みんなのデータ

  • 0
    評価する
  • 3
    読みたい

みんなからのレビュー

  • ままこ

    曰くつきの一軒家に住むことになった湊。彼が書くものには祓う力があり知らず知らずのうちに山神の力まで取り戻す。そして他の神々も庭に集ってくることに。おまけに陰陽師からも依頼があり…。人間嫌いだけど好奇心旺盛な麒麟の態度が可笑しい。献上される上質なお菓子が美味しそう。ちなみに私は粒あん派。文章も小気味よく読みやすかった。自然体の湊と神々のやりとりもほのぼのするファンタジー。面白かった。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ☆よいこ

    なろう系ライト文芸。無自覚チートの主人公が無意識で怨霊を浄化し、いわくつきだった田舎の一軒家を神域にする。隣山に住む山神が主人公を気に入り入りびたるうちに、弱った神々が癒しのために庭に集まってくる▽管理人を任された楠木湊(くすのきみなと)は、温泉宿を営む家の次男24歳。昔から「人ならざるもの」が見える体質で、湊が書いた文字は「悪いもの」を浄化する力をもっていた。但し本人は「良いもの」しか見ることができず、怨霊自体は見えない。甘味好きな山神に気に入られ、その力を成長させていく▽武闘派陰陽師がいいアクセント 続きを読む…

    ネタバレあり
  • はつばあば

    ちょっと前に購入してたのですが、欲の皮が突っ張ってましてUnlimitedで読ませてくれる本に現を抜かし今になりました。どうして私はいつもこういう失敗を(^^;。いつまでもこの本の神様の結界に守られた静謐?騒がしい眷属達のいる庭にいたいと思わせてくれました。ですが3巻もの。揃えてある以上先に進まねば。巷には貧乏神さまもいらっしゃるけれど、池にお住まいの霊亀さんと仲良くなりたいわ。山神さんと仲良くなったら糖尿になりそう(^^;。それに・・私、粒あん派(#^^#)。陰陽師の播磨さん、もうちょっとビビらないで 続きを読む…

    ネタバレあり
  • こも 零細企業営業

    メモに文字を書いたら悪霊を浄化してしまう主人公が田舎の一戸建てに引っ越して来たが、そこは悪霊が蔓延る穢れた場所だったのだが主人公は無自覚に祓ってしまい清浄な空気になってしまった。その清浄な空気に惹かれて隣の山の神が居着いてしまった。その神の望むままに御供物をしていたら、存在感が薄かった神様の力も増大していった。そしたら亀が居着いて、風神、雷神が遊びに来て、神の眷属も来る。それだけの神が来て御供物をしていたからお金がピンチと思ったら懸賞金に当たったりして幸運が流れ込んで来た。祓師も来てお札を書いたら売れた。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっしー

    タイトルが気になって、手に取りました。田舎にある一軒家が知らぬ内に神々が集まり、神域になるとは…なんとも不思議な現象です。当の本人は、力を自覚してなかった様ですが、能力者からしたら喉から手が出る程欲しい物を持っていたり…。そんな非日常の環境にいるにもか変わらず、訪れる神々を当たり前のように受け入れ、共存している主人公が素敵でした。続編もあるようなので、読み進めていきたいと思います。 続きを読む…

    ネタバレあり
powered by読書メーター

製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2021/11/17
  • 定価
    1430円(本体1300円+税)
  • ISBN
    9784049141023

感想をシェアしよう

  • ツイートする
  • シェアする
  • 友達に教える
Close
この作品を評価しよう!
Excellent!!!
Very Good!!
Good!
評価入力した作品の著者とイラストレーターは新刊通知の対象として登録するよ。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
この作品の感想を3つ選択してね!
評価と感想はキミのパートナーが記憶するよ。
たくさん登録をしてね!
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
Close
みんなの感想
Close
注意
この作品の「読んだ」を取り消しますか?
あなたの評価と感想が削除され、
本棚からこの作品がなくなります。
はい。取り消します。
キャンセル
注意
この操作を取り消しますか?
はい。取り消します。
キャンセル
エラー
ログインして下さい。
ログイン
キャンセル
成功
本棚の「読みたい」に追加しました。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
OK