
あらすじ紹介
恐れよ女神。神すら弑(しい)する聖(ひじり)なる槍を
「ハズレ枠」と称されたスキルを駆使し、三森灯河が第六騎兵隊と戦いを繰り広げるさなか、アライオンの王城に大魔帝が出現した。
邪王素が渦巻く城内にて大魔帝と相まみえた十河綾香は、銀の刃を振るう。
すべては、力無き者を守り抜くため。
時を同じくして高雄聖は、ひとり女神ヴィシスの元へと向かった。
ヴィシスとともに大魔帝と戦うため――否。
邪王素にて弱体化したヴィシスを守るため――否。
勇者を弄ぶヴィシスを、弑するため。
「ここであなたを、始末する」
「……クソガキが」
かつて空気モブだったE級勇者が、絶対最強へと至る逆襲譚第8幕。
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みんなからのレビュー
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アウル
15大魔帝が攻め込んできて一気に話が動いてきた第八巻だったな。高雄聖がヴィシスを、キリハラは訳の分からない理論で裏切ったりと色々カオスで面白くなってきたな。第六騎兵隊のゲスっぷりが凄まじかったわ、まあそれでも灯河には全く及ばなかったが。随分と強くなった灯河達に底が見えないと言われてたシビトはマジでバケモンだったんか。小鳩が蠅王の秘密に気づいてしまったが果たしてどうなるのか、イブと再会した高雄姉妹は無事助かるのか次巻が楽しみだわ。 続きを読む…
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ロック
8今回は物語が大きく動いたかな?最果ての国に攻めて来たアライオン十三騎兵隊、中でも第六騎兵隊の最強の男ジョンドゥとの頭脳戦は主人公に余裕がなくて面白かった。スキル発動までの条件と段階を上回る速度での攻撃をどう対処するか、呪術使いとしての本領が発揮されて面白さもよく出てたと思う。そして勇者側は双子の高雄姉妹の予想外の行動に手に汗握ぎったり、大魔帝と十河の戦いにハラハラしつつ桐原のキリハラに呆れつつも笑いそうになったりと、濃い内容になっていると思う。少々厄介な展開にもなってしまったけど、終盤の意外な再会もあって 続きを読む…
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うめいち
6アライオン騎兵隊関連の残酷描写がなかなかキツイので☆マイナス。そこを除けば、最果ての国攻防戦と大魔帝軍侵攻の両面の戦いの中で物語が大きく動いていて、聖のフラグがどうなるのかと、小鳩の固有スキルで登場人物の関係性がどうなるのかが気になりつつ、次巻へ。★★★。 続きを読む…
ネタバレあり
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爺
5いや~、ネタ枠だった女神がきもく変形とか楽しい。そして同じくネタ枠のキリハラはさらに突き抜けてきた。これは次巻刊行が楽しみ。巻を重ねて楽しくなっていくシリーズは本当に貴重なので、追っていきたい。そしてなろう系ではあまり見ない、主人公のあずかり知らぬところで重大な出会いがあるところなど、ちゃんと主人公が世界の一部に過ぎない感じがして重要。文体だとかではなく、こうした展開を作れるかどうかが所謂“ネット系転生モノ”から一歩抜け出せる重要な要素だと思っています。 続きを読む…
ネタバレあり
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ataka
2最果ての国vsアライオン十三騎兵隊の戦争がメインに描かれます。十三騎兵隊は隊ごとに個性が強くて、横の連携がほぼありません。そこを最果ての国の軍に各個撃破されてゆきます。ジョン・ドゥとトーカ、セラスペアの対決は久しぶりに読み応えのある対決でした。後半の見所は大魔帝と十河の一騎打ち、そしてその裏で行われた高雄聖と女神ヴィシスの一騎打ち。どちらも先の読めない戦いで面白かった。桐原がまさかのキリハラを見せて姿を消す展開は、全く予想の埒外で、もしやキリハラがラスボスなのかもしれないと錯覚してしまうほどです。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2021/11/25
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定価869円(本体790円+税)
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ISBN9784824000446