あらすじ紹介
恐れよ女神。神すら弑(しい)する聖(ひじり)なる槍を
「ハズレ枠」と称されたスキルを駆使し、三森灯河が第六騎兵隊と戦いを繰り広げるさなか、アライオンの王城に大魔帝が出現した。
邪王素が渦巻く城内にて大魔帝と相まみえた十河綾香は、銀の刃を振るう。
すべては、力無き者を守り抜くため。
時を同じくして高雄聖は、ひとり女神ヴィシスの元へと向かった。
ヴィシスとともに大魔帝と戦うため――否。
邪王素にて弱体化したヴィシスを守るため――否。
勇者を弄ぶヴィシスを、弑するため。
「ここであなたを、始末する」
「……クソガキが」
かつて空気モブだったE級勇者が、絶対最強へと至る逆襲譚第8幕。
みんなからのレビュー
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こも 零細企業営業
28相変わらずロクな奴がいないこの物語。そんな中で、戦争の裏でクラスメイト達が色々と動き出す。え??聖が脱落?マジで?全くの予想外だった。そしてクソ女神、やっぱり強いな。ただ思ったほどではないな。それともまだ隠し球を持っているのだろうか?そして桐原、お前何やってるの?颯爽とそっちに行っちゃうワケ?コレも予想外だった。反対に安。お前生き残ってたのな。死んだと思ってたよ。灯河の側に付くのだろうか?最後の樹とイヴとの再会、小鳩がステータスを見れてしまった事への弊害。それがリーダーの浅葱にバレるかどうか。目が離せない 続きを読む…
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S.T.
19怒濤の展開。面白かった。蠅王ノ戦団が協力する最果ての国は、アライオン十三騎兵隊と本格的に激突。大魔帝の大攻勢の時も戦争にはなっていたが、あくまで十河視点だったので、兵を率いる将の視点は今回が初めてで読み応え十分。更に第六騎兵隊の強者、ジョンドゥとの死闘がこれまた良かった。灯河のスキルの性質上なかなか正面対決がないのだけど、敵と能力が噛み合った結果緊張感抜群の激闘だった。そして同時進行でなんと大魔帝がアライオン王国首都を急襲。桐原の離反、十河の無双、聖の女神への反逆、ラストは灯河の正体バレと息つく暇もなし。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
17大魔帝が攻め込んできて一気に話が動いてきた第八巻だったな。高雄聖がヴィシスを、キリハラは訳の分からない理論で裏切ったりと色々カオスで面白くなってきたな。第六騎兵隊のゲスっぷりが凄まじかったわ、まあそれでも灯河には全く及ばなかったが。随分と強くなった灯河達に底が見えないと言われてたシビトはマジでバケモンだったんか。小鳩が蠅王の秘密に気づいてしまったが果たしてどうなるのか、イブと再会した高雄姉妹は無事助かるのか次巻が楽しみだわ。 続きを読む…
ネタバレあり -
ロック
10今回は物語が大きく動いたかな?最果ての国に攻めて来たアライオン十三騎兵隊、中でも第六騎兵隊の最強の男ジョンドゥとの頭脳戦は主人公に余裕がなくて面白かった。スキル発動までの条件と段階を上回る速度での攻撃をどう対処するか、呪術使いとしての本領が発揮されて面白さもよく出てたと思う。そして勇者側は双子の高雄姉妹の予想外の行動に手に汗握ぎったり、大魔帝と十河の戦いにハラハラしつつ桐原のキリハラに呆れつつも笑いそうになったりと、濃い内容になっていると思う。少々厄介な展開にもなってしまったけど、終盤の意外な再会もあって 続きを読む…
ネタバレあり -
7MHz
7バトル・バトル・バトルの怒涛の展開で読む手が止まりませんでした。 トーカvsジョンドゥは展開が読めない程の駆け引き戦。 トーカにとって一番相性の悪い敵ではなかったでしょうか。 ヒジリvsヴィシス戦はヒヤヒヤ交じり展開。伊達に女神をやっていないヴィシス。 ソゴウvs大魔帝は一番安心して読めた(それだけ十河の実力が凄かったともいえる) そして最後は、浅葱、ポッポちゃんグループが登場し、そのそのスキルも判明。これまた凄いことになってきた。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/11/25
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定価869円(本体790円+税)
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ISBN9784824000446