
あらすじ紹介
新たな仲間を迎え、ロセッティ商会をさらに発展させていく女性魔導具師のダリヤ。
日々寒さを増していく晩秋の季節、彼女は開発途中だった『暖房器具』の制作を進めようと思い立つ。前世では馴染み深かったその暖房器具は、「手足が温まる」「酒が欲しくなる」「ずっと離れたくない」と、ヴォルフやロセッティ商会員たちをすぐさま虜にする。
「なんだこの、行動力も意志も奪う『堕落座卓』は……」
ダリヤが開発したその魔導具は、ギルドや商会の要人をも巻き込みながら、瞬く間にオルディネに広がっていき――!?
魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、ぬくぬく冬支度の第七弾、開幕!
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みんなからのレビュー
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こも 零細企業営業
44恐るべし!堕落座卓!亀を増産させている。そしてダリアの工房は更なるビックウェーブに乗っている。ヴォルフとの魔剣造りも一波乱があった。2本のナイフの間にワイヤーを付けて投擲する魔法武器を作って実戦で使用しようとしたら、同僚の風の魔法を使える騎士に貸したら、、巨大な鳥の魔獣をアッサリと討伐してしまう。そしたら同僚が魔剣を気に入ってしまい譲ってほしいと、貴族の家から正式に申し込みが来たせいでヴォルフとダリアが魔剣を作っていた事がバレて、伯爵家の中に魔剣造りをする部門を正式に立ち上げる事になる。 続きを読む…
ネタバレあり
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すがはら
35こたつは罪。だんだん潜り込んでいく皆様の様子に私も暖かいこたつに潜りたい衝動に駆られました。貴族と庶民の間の壁が何度も強調されてましたが、ダリヤがヴォルフへの気持ちから目を背けて話を引っ張るための仕掛けでしょうか。でもダリヤ以外は誰もそこを問題視してないのに。ダリヤの母の話も意外とアッサリというか、いいお話で、どうしてダリヤに事情を説明してやってなかったのか不思議なくらい。今後は母の実家もダリヤ後援会に加わるのでしょうか。 続きを読む…
ネタバレあり
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ぽろん
31確かに炬燵は、人を怠惰にしまーす笑 それにしても、一体いつになったら、自分達の気持ちに気付くのか…。ちょっと無自覚にも程がある。ダリヤのお母さん、帰って来なかったのは、別の理由が有るような気がしてきましたね。 続きを読む…
ネタバレあり
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はなりん
30今回の発明品は、コタツと疾風の魔剣。コタツは皆んながダラダラぬくぬくにハマっていく様子がなんか癒される。ヨナスまでハマったのが笑える。魔剣の方は、武器なので大事に。ルチアとフォルトの関係がちょっぴり変化?そして巻末のカルロの番外編はダリヤの母が初めてガッツリ出てきた。出会いから亡くなるまでと実家。まだ本編では実家は出てきてないけど、今後出てくるのかしら? 続きを読む…
ネタバレあり
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キナコ
22冬に読みたくなる一冊。Webでも特に好きなシーン。『温熱座卓』と『疾風の魔剣』登場!それだけでもう大満足。開発シーンもですが、皆が一つの炬燵で仲良く話すのが可愛い。貴族関係なく皆で炬燵の素材で競い会うのも面白かったです。今回は有人の恋愛話も入っていて読みごたえあり。番外編では遂にダリヤの母親の話も… なんだろう、番外編は番外編で一冊作って欲しい。めっちゃ泣きそうだけど。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/10/25
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784046808363