あらすじ紹介
用心深い高嶺の花、じつはお話好き!?
秘密の笑顔を見せてくれる、二人だけのオフレコ時間
「あたしには友達がいません!」
全校生徒をビビらせた新入生代表の挨拶を披露した沈着冷静系お嬢様、桃猫ハルは笑わないことで有名だ。
隣室のよしみから森カナトは相談をかね、話し相手になるが――
「笑いかけることは、あなたが好きよと告白するようで嫌なの……!」
彼女の悩みは笑えないこと。しかし、カナトとの会話のなかで、たまに不器用な微笑を見せるように!?
ハルは見かけによらず、実はお喋り大好きな明るい少女だった?
「色んな場所に行って、経験して、もっと笑えるようにしてくれる?」
「君の笑顔、保存してもOKなら」
不満げな君に微笑んでほしくて、こっそりダベる二人だけの物語。
みんなからのレビュー
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芳樹
33は〜なんと可愛らしい二人、なんと尊い関係か。優しくて、人見知りで、他人に嫌われたくなくて…。似たもの同士の森カナトと桃猫ハルが、二人だけの特別な距離感でお話しする、優しさに溢れた物語でした。桃猫様が笑わない理由がまた可愛らしい。読み終わって心がぽかぽか温かくなります。ところで、前作の”推しカワ”とは文体が大きく変わってますね。地の文も会話文も独特のテンポ感があって、たどたどしい二人のやりとりがゆるりと進んでいく本作に、とてもピッタリな表現法だと思いました。この文調を含めて楽しむ作品であると感じます。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
30笑わないことで有名な用心深い高嶺の花・沈着冷静系お嬢様・桃猫ハル。お互い一人暮らしで隣室となったよしみから、森カナトは相談を兼ねて、桃猫ハルの話し相手になる青春ラブコメディ。ハルの悩みは笑えないこと。しかし、カナトとの会話のなかで、たまに不器用な微笑を見せるようになってゆくハル。彼女に微笑んで欲しくて会話を積み重ねてゆく二人の関係は、初々しいお出かけをしてみたり、周囲もどこか小動物的なハルの存在を微笑ましく見守っていて、カナトとハルのやりとりとその少しずつ変わってゆく関係を十分に堪能することができました。 続きを読む…
ネタバレあり -
オセロ
25大切なものを失うことを恐れる余り笑うことが苦手になってしまった桃猫ハルと、そんなハルを笑わせたい森カナトの青春ラブコメ。そんな彼らの関係は時に微笑ましく、時に尊いものでしたが、特にそれ以上のものは感じられず。惜しい作品でした。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
22前作が個人的に面白かったので今回も購入。新入生代表の挨拶でボッチ宣言をかました沈着冷静系お嬢様・桃猫ハルは笑わないことで有名だった。そんな彼女の隣室だった主人公の森カナトは相談相手になるのだが...な話。う~ん今作は個人的にはイマイチといった感じだったな。何だろうなんか二人の会話があんまり面白くなかった感じというかノリが合わなかった感じかな。桃猫のキャラとか良かっただけになんか残念だった。 続きを読む…
ネタバレあり -
ぽな
14尊い…(´・ω:;.:... 皆と仲良くなりたいけど過去の失敗から怖くて積極的に歩み寄ることができない桃猫様とそんな彼女を応援してあげたい笑顔になってほしいと支えるカナト。2人が交流を重ねていき親愛を寄せていく姿に心がポカポカします。カナトだけに甘える桃猫様の可愛さに顔面崩壊しながらゴロゴロするワイ。ここぞという所に最高の桃猫様が描かれてるのが最高過ぎる。あゆま先生圧倒的感謝ッ!桃猫様フォルダガチで作るレベルや!桃猫様に対して頑張ったねって支えてくれるカナトも素敵。2人を永遠に見守りたい。(8.5/10 続きを読む…
ネタバレあり
みんなのラノベまとめ
製品情報
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レーベル
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発売日2021/12/15
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784815611866