あらすじ紹介
身体に絵を描き人を癒す彩絵医術、その才を忌み嫌われた小鈴は独り嵐南国へ渡る。
しかし第二皇子・夏涼に能力を知られ、彼の寵妃に!
「これからよろしく。愛おしい我が妃」
小鈴の力を切り札に皇太子の座を狙う――不敵に笑う夏涼が見せるのは、国を憂う為政者の顔。
そんな時、皇位を争う兄皇子・黄準の罠が!?
「ずっと普通に憧れて生きてきた、でも今は……」
嘘と秘密で染まった後宮で知る真心の色。恋が彩る後宮絵巻!
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かなで
17黒目黒髪が当たり前の世の中で、人には見えないものがみえてしまう黄金の瞳をもつ少女、小鈴。陰気と呼ばれる気を操るが、最愛の祖父が亡くなったことにより、誰も小鈴を知らない土地へとわたる。そこでパンダのような熊の碁石と、その国の第二皇子夏涼と出会い、契約関係を結ぶ。天賦と呼ばれる皇族なの必要な力を夏涼は持っておらず、悩んでいた。→話し言葉に、後宮らしさを感じられず、所々目線が変わってしまうので読みづらい所もあった。設定を詰め込み過ぎなのか、謎な部分を残し終わったので続編ありきなのだろうか。特に食指は動かない。 続きを読む…
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虚と紅羽
11黄金の瞳に施された封印の条件が分かった辺りからが面白い。陰気を見ようとすると結果的に夏涼に嘘(という名の罵倒の皮を被った惚気)を吐かなきゃいけないのが、事情を知らない人とか第二皇子のマゾ疑惑をうみそう。 第一皇子もイイ。ちょっと不器用な感じに別の推しと同じ匂いを感じる。あっちは不憫オンパレードの第二王子だけどな。パンダの碁石、イラストで網から出てるあの短い手足が可愛いすぎて。というかあの顔でぷらーんと吊り下がっているのかと思うと愛おしさが。 しかし今回も個人的にはハズレかな。 続きを読む…
ネタバレあり -
史
3中華ファンタジー、後宮物語。にしては少し軽さが引っかかってしまうものの、しかしそこまでの重さが必ずしもなければならないと言うわけでもないのがファンタジーの良さでございましょう。土台にある美女と野獣というか、遠ざけられた少女と王子様は王道で、そこの物語が重要であり、背景の薄さはあまり関係ないのかなと。マスコットもいて、そういう緩さを楽しめるのであれば、中々良いものだなあと思いますね。こういう楽しい作品は好きですねえ。 続きを読む…
ネタバレあり -
シャルル
2金の瞳をもつがゆえに迫害されてきた小鈴が、新天地「嵐南国」で訳あり第二皇子・夏涼の寵妃になり、後宮内の騒動に巻き込まれつつも、陰気を操る彩絵術を駆使して、皇子との絆を深めていく後宮ラブファンタジー。 世界観やストーリーがしっかりしてるし、恋愛部分はニヤニヤできるし、金色の瞳の封印が解ける理由もギミックがあって面白いし、絵もキャラを引き立てるイラストになってるし、緩急がついた話で満足がいく一冊。 マスコットキャラの子パンダ、碁石も可愛い。 次回作も期待。 続きを読む…
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くまくま
2癒し要員の碁石 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2021/10/29
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定価759円(本体690円+税)
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ISBN9784041119761