
あらすじ紹介
魔法なし!硬派で本格――王道だから面白い!
あわむら赤光が紡ぐ、伝説的痛快ファンタジー戦記、第11弾!!
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みんなからのレビュー
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よっち
32吸血皇子レオナートと冷血皇子キルクス。ともにクロードの皇子として生をうけながら、母親の身分の低さゆえに侮られ続けた二人の怪物が激突する第十一弾。包囲網を敷き万全の軍備を整え、一切の容赦も斟酌もなく、途上にある尽くを蹂躙しながら迫り来るキルクス。シェーラに迫る暗躍、寡兵で挑むアラン、窮地に陥ったトラーメ、そして大決戦に至るまで見どころ満載の激闘でしたけど、まさに総力戦の結末は良かったです。壮大なエピローグや後伝、列伝もなかなか凄かったですけど、これ書いたらものすごいことになりそうなので仕方ないですね(苦笑) 続きを読む…
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S.T.
21面白かった。シリーズが再開されて本当に嬉しかったし、物語をきちんと完結出来て良かった。ただ、11巻で終わりかという思いもどうしてもある。“興隆記”なんだから、あくまで皇帝になるまで、というのはわかる。それでも戦記好きとしては“一大長編戦記“になって欲しかった。今の時代、そういうのは難しいけどね。でもそれだけのポテンシャルがあったと思うから。とはいえ、大団円おめでとうございます。シェーラの結末に最後までハラハラしたけど、ハッピーエンドで良かったよ。浪漫溢れる驍勇と、対照的に冷徹な政戦描写がとても面白かった。 続きを読む…
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わたー
18★★★★★新刊の音沙汰がないまま著者の新シリーズが続々と刊行されていたのでやきもきしていたのだが、無事に完結してくれてよかった。ガビロンの第三王子を退けたレオナートだったが、魔王捏造による包囲網はまだまだ残っていて…といった内容で、残る包囲網の顛末とキルクスとの最終決戦を描くというもの。数は多いものの、それぞれの戦い自体はあっさりめにおわっていたのと、戦場が広がりすぎているせいでどこでだれが戦っていて、誰がどのように救援に来たのかがわかりにくかったのは残念かなと。 続きを読む…
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すがはら
12前巻の終わり方と表紙の絵でシェーラが心配で落ち着きませんでした。まだまだ続くと思っていたら最終巻。絶体絶命続きからの大攻勢だけれど、実はまだこの先に大陸統一の道のりがあるということで、敵側の大物達も逃げ延びたところで本編は終わり。後日談が長かった印象です。主要人物はほとんど死ななかった中で亡くなった人がいると悲しみもひとしおです。 続きを読む…
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八岐
9★★★★ まさかトラーメさんが逝くとは。一番しぶとく生き残りそうな人だったのに。ある意味、きっつい仕事ばかり振られた挙げ句使い潰されたと言えなくもないのが何ともはや。しかしここでバッサリ終わるとは思わなかったけど、以降は消化試合なのか。これ光栄の歴史シミュゲーさながらですよね。信野望も後半どうしても消化試合しなるもんなあ。最後のヂェン帝国が悲惨すぎる。家康秀吉信玄謙信元就長慶といった名だたる戦国大名武将引き連れた信長に攻め込まれた伊達政宗みたいになってるじゃないですかw 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2021/11/15
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定価880円(本体800円+税)
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ISBN9784815609887