おちこぼれ砂魔法師と青銀の約束 星の砂を紡ぐ者たち
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おちこぼれ砂魔法師と青銀の約束 星の砂を紡ぐ者たち

第19回小説大賞奨励賞受賞、「補欠」の私でも、この夢は叶える!
三浦 まき (著者) / ミュシャ (イラスト)
シリーズ:星の砂を紡ぐ者たち(角川ビーンズ文庫)

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あらすじ紹介

特別な力を持つリスピ砂を操り、魔法を使う砂魔法師。
庶民のルーナは素質を認められ、兄のルカと貴族だらけのウルビス学園に特進生として入学する。
砂魔法師になり地位と高額な給金を得て、仲間を守りたい……頑張るルーナだが学園では「補欠」扱い、さらに何者かに命を狙われて!?
「俺の心は、ずっと二人のそばに」かつて奪われたもう一人の兄の言葉を胸に――この夢を叶えてみせる。
第19回小説大賞〈奨励賞〉受賞作!

パートナーのおすすめレビュー(宣伝)

  • 原動力はミートパイ! 逆境にもめげず『砂魔法師』を目指します☆

    エムリス
    エムリス
    主人公ルーナは、貧しい地域出身の養護院育ち。ある時、彼女は兄と共に《砂魔法師》の適性を認められ、専門の育成機関ウルビス学園へ特待生として入学するのです。しかし何やら問題が山積みのようです。

    すべての魔法師は火・水・土・風、いずれかの属性を持つ中、砂魔法師として扱う砂は最低ランク。しかもそれ以前に十分な教育を受けていないため、授業についていけない有り様。

    ですが、彼女は諦めません。

    分からない事は質問をし、手にマメができるまで練習をする。ひたむきに努力する彼女の姿は、実にけなげですねぇ♫ ついには彼女の秘められた才能が明らかに……!?

    そんな彼女の原動力は、ミートパイ! 「砂魔法師で稼いで、皆と好きなだけミートパイを食べる」という想いを胸に秘め、日々鍛錬を重ねているようで……。ふふっ、事あるごとに「ミートパイ、ミートパイ」と呪文のように唱えて己を鼓舞する様子は、実に面白い──いえ、とても愛らしいのですよ✩

    あなたも、頑張り屋な「砂魔法師候補生」を見守ってみてはいかがでしょう?
  • 一癖も二癖もある仲間と、共に成長していく青春物語だよ!

    宙
    第19回角川ビーンズ文庫小説大賞・奨励賞を受賞した作品は、魔法と青春の物語だよ!

    ルーナのチームメンバーは特進クラスの実力者。チーム課題で優勝しないと学園を退学しなければならないルーナは、三人と協力しようとするんだけど……そのメンバーがみんな個性的で課題に協力してくれないんだ。

    というのも、彼女以外のメンバーは全員貴族。同級生のイヴェリーナなんて、ルーナが貧困街出身ってだけで嫌悪感丸出しなんだよ。それに、先輩のカルミネはチーム部屋に毛布を持ち込んでずーっと寝てるし、ディーノなんて、そもそも優勝に興味がないみたい……。これじゃ優勝どころじゃないよね……!

    全員が非協力的だけど、彼女はめげないんだ。嫌な顔をされてもグイグイ話しかけて距離を縮めたり、手作りのお弁当をえさに布団から引っ張り出したり。これには思わず笑っちゃったよ♪ それに、先輩にやる気を出してもらうために二人きりでお出掛けも──って、それってデートだよね!?

    クセの強い仲間たちが、彼女の頑張りに巻き込まれて仲良くなっていく様子は青春そのもの! 砂の魔法を巡る、ルーナと仲間たちの物語は、キラキラ輝いていて目が離せないね!

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みんなからのレビュー

  • かなで

    悪役令嬢ものを読みすぎてなのかもしれないけれど、余りにそれに出てくるヒロインに思えてあまり感情移入できなかった。設定的には面白かったけれど、全体的にぼかされていて、それが続編ありきなのか、それともこれで終わりなのかが判断つかず。あとどうしてもルーくんとリーくん呼びが最後まで受け入れられず……。黒幕あの方は誰なのか、そもそもルーナを捨てた親とはと色々あるけど続編が出たら、読むかどうかは分からない。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 虚と紅羽

    取り敢えず続刊が出れば読んでみようと思う。 四種の砂を使う魔法。砂って斬新よな。この砂は使用すると消滅する?リスピ石から魔力を吸って生み出されるということは完璧な砂とは全く違う物質と成分か。魔力の結晶化?何処まで"砂"と違うのか気になる。 地の文を読み飛ばす癖のせいなのか、どうも話が早急というかどこでその説明してた?となる部分が多かった。ディーノとルカは最初からお互い気づいていた上で他人のフリだとして、最後は当たり前のようにルーナと会話していたし、情報共有は何時していたんだろう。あと時間の進みが速い。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • シャルル

    読み放題。再読。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • シャルル

    三浦先生の新作アプリゲームがリリースされるまでの時間つぶしに再読。やっぱり私の好みと相性に合ってて、先生の書かれる話が好きです。世界観とキャラの背景がしっかりしていて、物語に入り込ませる文章力と主要人物8人という大人数ながら過不足なくキャラを描き、皆でワイワイしているところが特に好きな所です。この物語が楽しめた方なら、先生の過去アプリゲーム『恋してお茶してシリーズ』も楽しめると思うのでおすすめなので興味ある方はぜひ! 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 悪くはない。けれどもどこかこう、ゲームのノベライズとかスピンオフというか、どこかこう、世界設定や背景が薄味。この8人が後に賢者や英雄になり、若い世代を導いていくって感じなんですよね。しかし最近はそうした本来助演で馳せているようなキャラクターが主役を飾っているようなのが主流になりつつあるので、こういう話が増えていくんですかねえ。 続きを読む…

    ネタバレあり
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