あらすじ紹介
パーティー仲間にモンスターの囮に使われた冒険者見習いのフォルト。モンスターから逃げるため崖から飛び降りたフォルトは、薄れゆく意識の中で王宮解錠士クラスの女神の鍵を手に入れ、さらに神クラス装備である三種の神器も入手する。
その後、イルナに出会ったフォルトは彼女が所属する《霧の旅団》に加入し、共に草原のダンジョン――グリーン・ガーデン、灼熱のダンジョン――バーニング・バレーで着実に冒険者レベルを上げていく。そんな中、街の地下で違法に栽培され巨大化した聖樹の討伐依頼を受けることになるのだが……。
新米冒険者の成り上がりファンタジー冒険譚、開幕!!
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みんなからのレビュー
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真白優樹
5初のダンジョンで裏切られ、死を待つばかりだった少年が不思議な鍵と出会い始まる物語。―――その出会いは導き、そして全てを始める鍵。 今まで奪われてきたものを一気に取返し、そして大切なものを得て進んでいく。なろう系の王道であり、中々にストレスフリーな展開も相まって、素直に爽快感と面白さが心の中に飛び込んでくる、読み易くて良い物語りである。始まったばかりの彼の冒険、そこへ向かう別れた幼馴染。果たして少年は、大切な仲間と共にどんな冒険を経て、どんなお宝を手に入れていく事になるのだろうか。 次巻も須らく期待である。 続きを読む…
ネタバレあり -
nawade
4★★☆☆☆ 第6回カクヨムWebコンテスト特別賞受賞作。裏切りの末に生命の危機に陥った主人公が解錠スキルに目覚め、手に入れた神アイテムで無双する成り上がりファンタジー。あらすじを読むと追放モノの悪いテンプレ作品のように思えたが賞を受賞しているということもあり、何か光るところがあるのだろうと期待していたが、今のところ、追放されてすぐにSランクパーティにスカウトされるところは珍しいけど、ザマァ控えめなストレスフリーな冒険譚だ。解錠スキルが何でもありになっていっているのが気になるところ。 続きを読む…
ネタバレあり -
MERLI
3カクヨムweb小説コンテストの特別賞作品で、また別タイトルで出ている作品を改稿したものが本作となります。話はトントン拍子に進んでいきテンポ良く読めます、ストーリーとしては最強装備を駆使して無双するっていう感じですね。ファンタジー世界での冒険譚としては物足りないかもしれません、この1巻で物語を終わらせているようなので、読み切りものなんでしょうね。挫折とか重いシーンが無いので軽い気持ちで読みたいという方におすすめです。 続きを読む…
ネタバレあり -
リク@ぼっち党員
3ビックリするぐらいトントン拍子に物語が進んでいく。偶然手に入れた何でも解錠できる鍵でレア武器ゲット。Sランクパーティーに勧誘され、最強クラスの装備と豪運で楽々ダンジョン攻略。可愛い女の子も寄ってきてまさにウハウハです!みたいな。雑誌の裏とかにありそう。この軽さはwebで読むのには丁度いいかもしれないけど、一冊の本にするならもう少し取っ掛かりをつくった方が良かったかなぁと。読みやすくはあるけど。あとせっかくなら幼馴染のくだりは一巻に収めてほしかった。 続きを読む…
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菊地
1解錠とは……? 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/10/29
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784041120330
関連サイト
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公式サイト
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
新米冒険者にして絶対無敵の解錠士フォルトの冒険譚!!
しかも三種の神器を入手した腕前を買われ、フォルトは大陸でも有名なSランクパーティ《霧の旅団》に加入することになった。ここから冒険者としての階段を駆け上がっていくってことで、 解錠士フォルトの"本当"の冒険がいよいよ始まるわけだね!
三種の神器の力でフォルトは戦闘においても一線級なんだ。ダンジョンで遭遇した強敵との戦闘では、鋼鉄を誇るハサミでの攻撃を【破邪の盾】で弾き飛ばし、全属性魔法を使用可能にする【龍声剣】の雷撃で一撃必殺! 受けた傷は【天使の息吹】で即時回復するって感じで圧勝!
新米冒険者にして絶対無敵の解錠士フォルトが開ける明るい未来への鍵に、絶対ワクワクさせられるはずだよ!
一度は捨て駒にされたけど、心優しい団長さんの元でスキルを磨いていきます!
そんな彼を、Sランクパーティ《霧の旅団》の団長リカルドさんは優しく迎え入れます。フォルトさんが辛そうにしていたのを察すると、「そういうのは全部吐き出せ」と話を聞いてくれるんです。その上で、「君には立派な解錠士になれる才能がある」と太鼓判を押してくれます。必要とされて嬉しそうなフォルトさんを見ると、一緒に私まで安心しちゃいました!
ある日、団長の娘イルナさんと訓練のためにダンジョンに潜った帰りのこと。温泉に入りに行こうと誘われるんです。「こういう施設を初めて利用するなぁ」としみじみするフォルトさん。元いたパーティでは彼だけ利用が許されず、宿屋の従業員用の風呂を借りていたんです。今思えば結構な冷遇だったと、フォルトさんは他人事のように語っていますが……なんだかこちらが泣けてきてしまいますね。良いパーティに出会えて、本当によかったです!
辛い過去にもめげず、フォルトさんが紡いでいく優しい絆の物語に、心が温かくなるはずですよ!