あらすじ紹介
休みなし、安月給というブラックな騎士団で生産魔法師をしていたヨシュア。
ただでさえ過酷な環境のなかで彼は、『人々のため魔王軍と戦う』という信念をも忘れてしまった幼馴染の騎士団長と袂を分かち、団を去ることにする。
新たな仕事を探して、助手のスライムとともに旅に出たヨシュアだったが、道中で亜人狩りに追われる鬼人族の姫イリアと出会い、間一髪のところで彼女を危機から救う。
お礼に招かれた鬼人族の集落で歓待を受けるヨシュアだったが、彼女たちが魔王軍や奴隷商人などに虐げられる姿を見かねて、自身が使える生産魔法で手助けしようと決める。
いつのまにか極限まで研鑽された彼の生産魔法は、多くの人々に幸福をもたらし――!!
「それが生産魔法師の役目だ。俺がこの村で役立つアイテムを作るよ」
最高の生産魔法師が、頼れる仲間たちと共にゆく、ホワイト国家建国ファンタジー!
みんなからのレビュー
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こも 零細企業営業
17生産魔法を使えるので騎士団の全ての装備を作って修繕していた主人公は団長の計画に反対したら突然クビになってしまう。そして、街道を歩いていたら奴隷狩りに遭っていた鬼人族の娘を助け、彼女を集落に送ったら。その集落は困窮していた。それを助けるために石槍しか使えなかった、鬼人族でも使えるクロスボウを作り狩を簡単に出来るようにして食糧確保してたら。狼人族が来て、その次は天狗族。そんな彼等を捕まえて奴隷にする奴隷商人が襲って来たから返り討ちにして、奴隷商の本拠地を襲って彼等を追い出す事に成功する。何処がらくらく?ww 続きを読む…
ネタバレあり -
菊地
3主人公の生産魔法の生産効率・生産性能が高過ぎて(コストが安過ぎて)、バランスブレイカー過ぎる能力が出てくることによる上滑りを感じてしました。 まあ、細かい部分を気にせず「チート能力で亜人を助けて・強化して尊敬と愛情を集める」みたいな良くも悪くもヌルい展開が読みたい人ならいいんじゃないですかね。 続きを読む…
ネタバレあり -
ぶんご
1ブラックな騎士団を追放されて、亜人たちとホワイト国家を築く話。……とは言っても騎士団のようなブラックじゃないけど、ホワイトでもないような?主人公は、鬼人や天狗、人狼といった亜人娘たちからとにかくアタックされまくってます。ここまでハッキリ女の戦いをされたら、かえって清々しいくらいですね。個人的にはキライじゃないです。シュバルツ騎士団のその後が描かれていなかったので、ざまぁは今後に期待です。 続きを読む…
ネタバレあり -
fap
1資源と人材とイベントが主人公の周りに集まってきます。 最後まで吸引力が変わりません。 すべてが主人公を中心に回る話でした。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/09/25
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784046807663
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
”脱サラ”凄腕魔法使い、辺境の村で開拓無双!!
無職になったヨシュアは仕事探しの道中、イリアという名の鬼人族の姫を助けたんだけど、彼女の村の暮らしはとても質素なもの。見かねたヨシュアは自身の生産魔法で村の開拓をすると決めるんだ。ここからが物語の本番!
ヨシュアの生産魔法は魔法工房という魔法空間に材料を送り込んで、魔力を使って物体を組み替える。そうすると生産されたものが現れるんだ。作ったことがあるモノならすぐに作れるんだよ! 村の守りを固めるための城壁や櫓なんかもあっという間!
ヨシュアの生産魔法があれば辺境開拓も楽ちん。モノづくりや開拓ものが好きな人は絶対楽しく読めると思うな!
異種族間に結ばれた強い絆にグッとくる!
主人公のヨシュアは、亜人狩りに襲われていた鬼人族の姫イリアを助けたことで、彼女たちの村に連れてこられるんス。そこはもろそうなかやぶき屋根の家屋が並び、食を狩猟採取に頼る、かなり原始的な村だったんスよ。外界から身を隠すように暮らしていたら、そりゃ文明も何もないッスよね……。
ってことで、ヨシュアはまず食を安定させるために、狩猟用のクロスボウガンを作りはじめるんス。鬼人たちは「これならだれでも狩りができる」と大喜び。その後も何か作るたびに「すごいすごい!」って純粋な反応を返してくれるもんだから、やりがいがあるッスよねぇ。
はじめは少ししたら村を去るつもりだったヨシュアも、そんな彼らを見ているうちに守りたいと強く願うようになるんス。異種族であるはずの人間と亜人、その間で強い絆が芽生えていくのがエモいんスわ~。時には亜人狩りや魔王軍との戦いもあるけど、ヨシュアと亜人たちの力が合わされば戦闘もバッチこいッス! 終始安心して読めるホワイトなお話っスよ!