勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録
読みたい読んだ
読みたい
読んだ

勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録

世界は、極悪最強の《罪人》勇者たちに託された。絶望に抗うファンタジー!
ロケット商会 (著者) / めふぃすと (イラスト)
シリーズ:勇者刑に処す(電撃の新文芸)

この作品をストアで探す(宣伝)

  • BookWalkerで購入する
  • Amazonで購入する
  • ebookjapanで購入する
  • コミックシーモアで購入する
  • BookLiveで購入する
  • Rakuten koboで購入する

あらすじ紹介

勇者刑とは、もっとも重大な刑罰である。
 大罪を犯し勇者刑に処された者は、勇者としての罰を与えられる。
 罰とは、突如として魔王軍を発生させる魔王現象の最前線で、魔物に殺されようとも蘇生され戦い続けなければならないというもの。
 数百年戦いを止めぬ狂戦士、史上最悪のコソ泥、詐欺師の政治犯、自称・国王のテロリスト、成功率ゼロの暗殺者など、全員が性格破綻者で構成される懲罰勇者部隊。
 彼らのリーダーであり、《女神殺し》の罪で自身も勇者刑に処された元聖騎士団長のザイロ・フォルバーツは、戦の最中に今まで存在を隠されていた《剣の女神》テオリッタと出会い――。
「力を貸してくれ、これから俺たちは魔王を倒す」
「その意気です。勝利の暁には頭をなでてくださいね」
 二人が契約を交わすとき、絶望に覆われた世界を変える儚くも熾烈な英雄の物語が幕を開ける。

パートナーのおすすめレビュー(宣伝)

  • 勇者は全員犯罪者! 最高にマッドでダークな野郎たちの痛快ストーリー

    レオン
    レオン
    世界で最も重い刑罰――《勇者刑》に処された者は、《魔王軍》を発生させる《魔王現象》との戦いの最前線に容赦なく駆り出されるんだ。たとえ死んでも蘇生させられ、戦い続けなければならない。想像を絶する苦しみを味わう刑罰だね。

    元聖騎士団長のザイロ・フォルバーツは《女神殺し》の罪で勇者刑に処された勇者なんだ。ちなみに、世界を脅かす魔王現象に対抗する兵器として、人々が生み出したのが《女神》で、彼女たちは嵐や雷を呼び出したり、未来を予知したりと強力な脳力を持っているんだ。人類の救いである《女神》を手にかけるってことは、よほどの理由があるはず……。ザイロが十字架を背負った過去、とても興味深いな……。

    そんな犯罪者ザイロをはじめとする勇者部隊のメンバーがとにかく強烈で、埋もれるキャラが一人もいないんだ。勇者といいつつ、結局は全員犯罪者なだけあって異常に尖った能力を持ちつつ、頭のねじが5、6本飛んでる感じ。キャラの魅力は物語としてなくてはならない要素だけど、本作は特出してキャラの魅力を感じられるね。
  • 世界を救うため、罪人たちが立ち上がる!(ただし改心していない)

    ディアナ
    ディアナ
    《勇者刑》によって勇者になったのは重罪を犯した奴らばかり。その個性がとんでもなく強烈なんスよ。たとえば史上最悪のコソ泥ドッタ。こいつが主人公のザイロと一緒に出た任務の最中、盗んできたのは、豪華な棺桶だったんスよ! そのことをザイロに咎められると、「ぼくだってわかんないよ! 気づいたら盗んでるんだから!」って、逆ギレ。めちゃくちゃ面白くないッスか?

    なんせ、勇者部隊のメンバーはザイロやドッタの他に、数百年戦いを止めぬ狂戦士、詐欺師の政治犯、自称・国王のテロリスト、成功率ゼロの暗殺者……聞いただけでヤバい奴らっスね。でも彼らは悪名高い犯罪者なだけあって、詐欺の天才だったり、常軌を逸した狙撃手だったり、ものすごく尖った能力を持ってるんス。そんな奴らで構成される懲罰勇者部隊が異常なくらい強いのは言うまでもないッスよね。

    大罪人である勇者部隊が、人々を救うために魔王現象と戦う。何が悪で何が正義かわからなくなるような、そんな皮肉めいた悪役勇者たちの物語ッス! 個性的過ぎてまとまりがない、しっちゃかめっちゃかな戦いっぷりにも注目ッスよ~!

みんなのデータ

  • 6
    評価する
  • 13
    読みたい

みんなからのレビュー

  • ひぬ

    復活する存在として使い潰され、魔王現象に対抗する事を強要される「勇者刑」に処される罪人たち。もっとも重大な刑罰であるそんな「勇者刑」を与えられた元騎士団長のザイロは性格破綻者が集う地獄の戦場を駆け回ります。ある日、任務を執行中の彼らは《剣の女神》であるテオリッタと出会い、そこから歯車が回り始めます。普通の「勇者」に纏わる印象とは全くの逆で、むしろ刑罰として使われるのは新鮮でした。他の勇者たちに振り回されながら最悪な環境下でも抗うザイロの精神力には脱帽します。これは続きが気になります。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • アウル

    《罪人》勇者である元聖騎士団長のザイロ達と《剣の女神》テオリッタによる絶望に抗うファンタジーもの。勇者刑が死んでも生き返させられまた無謀な作戦を言い渡され死地に向かうとか相当重いよね。まあ確かに順当だと思える奴ばっかりとは思うけどそんな奴らでもいいキャラしてるので面白かった。ザイロはどうしても見捨てる事出来ずに命令違反犯してまで助けようとする所なんて特にいい。テオリッタはなんかマスコットちっくで可愛らしいな。他のキャラも個性強くて良かった。裏で魔王達が動きまわってるが果たしてどうなるのか次巻が楽しみだわ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • しぇん

    Kindle Unlimitedで。ダークファンタジーぼい設定ですか、あんまダークになりきれてないのはちよつと残念です。ゾンビ物語とかでよく見る人外同士の争いになってつまらなく展開と似た予兆わ既に感じるのは魔王かシステムチックな存在に留まってるからてすかね 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ハイちん

    いや面白かった。世界観とキャラが良かった。特にザイロ。悪ぶってるけどいい奴で有能。機動戦特化の能力もカッコよい。勇者部隊のメンバーも救い難いクズだけどなんだかんだ有能だし。欠点があっても有能ならキャラクターの好感度は上がるんだなと思った。これは現実社会でも通じる真理……といいたいが無能でも何とかなるんだよな。心さえ強ければ無能でも何とかなる。それどころか無能であればあるほど有能な人に強く出られるから、本当に素晴らしい現実世界なんだよな。この作品は有能な奴らが有能さを以て活躍するのが痛快だったな。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • dorimusi

    なかなか良かった。勇者も女神も設定がなかなかに斬新。この設定のおかげでバトルだらけの様で適度にシリアスというかダークというかダウナーな空気感が出て、会話の軽さといい感じ。女神もイイ。撫で回すしかなかろう。 しかしふと冷静になると高いよなぁとは思う。2巻を即買おうと思ったけど躊躇う値段。。。Webでもいいか?まだ後悔してるかな? 続きを読む…

    ネタバレあり
powered by読書メーター

みんなのラノベまとめ

  • 自分的ベスト2022
    魔王タロは 防御力 531 上がった。が作成したまとめ自分的ベスト2022で紹介されています。
    0

製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2021/09/17
  • 定価
    1430円(本体1300円+税)
  • ISBN
    9784049139037

関連サイト

感想をシェアしよう

  • ツイートする
  • シェアする
  • 友達に教える
Close
この作品を評価しよう!
Excellent!!!
Very Good!!
Good!
評価入力した作品の著者とイラストレーターは新刊通知の対象として登録するよ。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
この作品の感想を3つ選択してね!
評価と感想はキミのパートナーが記憶するよ。
たくさん登録をしてね!
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
Close
みんなの感想
Close
注意
この作品の「読んだ」を取り消しますか?
あなたの評価と感想が削除され、
本棚からこの作品がなくなります。
はい。取り消します。
キャンセル
注意
この操作を取り消しますか?
はい。取り消します。
キャンセル
エラー
ログインして下さい。
ログイン
キャンセル
成功
本棚の「読みたい」に追加しました。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
OK