あらすじ紹介
『神聖ヴォラキア帝国』、そこは弱肉強食の掟が活きる四大国最大の国家。強者が尊ばれ、弱者が虐げられる帝国の鉄則に例外はない。それがたとえ、帝国の頂点たる皇帝だろうと。ヴォラキア皇族の一人、プリスカ・ベネディクト――まだ幼く、しかし聡明な彼女に降りかかったのは次代の皇帝を決める『選帝の儀』。兄弟姉妹で殺し合い、最後の一人となったものが次なる皇帝となる血の闘争、それは残酷なまでに美しい宝剣の炎に照らされ、開幕する。
「どうあろうと関係ない。――世界は妾にとって、都合の良いようにできておる」
強者の理が全てを蹂躙する帝国史の一幕。――緋色の姫よ、焼き尽くせ。己が運命の障害を。
みんなからのレビュー
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よっち
30プリシラが語る昔話。弱肉強食の掟が活きる四大国最大の国家・神聖ヴォラキア帝国のまだ幼く、しかし聡明な皇族の一人プリスカが『選帝の儀』に巻き込まれてゆく短編集第五弾。兄弟姉妹で殺し合い、最後の一人となったものが次なる皇帝となる血の闘争。強者の理が全てを蹂躙する帝国史の一幕が描かれたプリシラの過去エピ回で、彼女と邂逅したアルのえげつなさだったり、出会った夫のこと、袂を分かった主従など、なかなか印象的なエピソードで構成されていましたね。またヴィンセントも何であんな状況になっているのか気になるところではあります。 続きを読む…
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かんけー
28読了♪Ex5緋色姫譚。前巻の予告でプリシラ関連のエピソードだとは知っていたが、さすがReゼロその冷徹なる描写は今回も半端ない(ー_ー;)ヴォラキア帝国の令嬢に在りながら?兄であるヴィンセントと相容れぬ感情の交換も、容赦ない言語の応酬に苦笑の嵐w「世界は妾の都合の良いようにできておる」その揺るがぬ信条はプリシラ(プリスカ?)をして、唯我独尊とは自身にこそ相応しいと♪選帝の儀(王位継承の儀式)を巡り、兄妹で殺し合うと言う常軌を逸した事象に?この章の顛末はもう読んでもらうしか(^_^)後編赫炎の剣狼。→ 続きを読む…
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みんにゃりん
13序盤、なかなか読み進まず苦戦しましたが、蓋を開けてみればめっちゃ面白かった!プリシラとアルが出会う前のお話。すれ違ってるのに交わってない。えー、アル、また島にもどっちゃったけどいつ出会うのだろう。アルが嫌ってて、今頃王都でランドセル背負ってる銀髪って誰よ!!!めっちゃ怯えてたし最凶扱いだったよね。それにしても意外な伏兵ジョラーさんには悶えたわ。なんたる萌え!五十路目前のおっさんだけどww 丁重にお断りしようとして12歳の嫁に堕ちるww 控えめに言って最高でした。最期まで紳士でした。一方のセリーナは...? 続きを読む…
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D-suke
11★★★★★ 久々のリゼロのex面白かった。キャラごとにそれぞれの話がしっかりあるのはリゼロの本当にいいところだと思う。プリシラとアルの二人、結構好きだから今回それぞれについて掘り下げられていて面白かった。アラキアのキャラクターが知れたのも良かった。 これアルの正体が大分わかってきたような感じだけどどうなんだろ。 続きを読む…
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かかるん
9アラキア良いね可愛い!!今回ヴォラキア帝国過去編,紅蓮の残影では帝国内戦選定の儀と赫炎の剣狼での剣奴達の革命。ヴィンセントの語られない発言からのアラキアの裏切りは能力か何か不明だけどどうなんでしょう!?剣奴孤島での一件は皇帝の首を落とす捨て駒に使われた勃発。アラキア&アルコンビの剣奴女帝への共闘もアル視点で面白かった。本編でのヴィンセントの立場やプリシラの生存が真のヴォラキア皇帝の即位に繋がってないけど....28巻楽しみです!!次回もexは帝国過去編やって欲しい!! 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2021/09/25
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784046807687
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