あらすじ紹介
死亡率九割を超える”不可能任務”に挑む機関―灯―は、尊敬する同胞たちの死の手がかりを求め、同盟関係である工業国・フェンド連邦に潜入する。
しかし、調査に奔走するジビアの前に鉄壁の防諜機関―ベリアス―のボスが立ちはだかる。
『我々に一方的に奉仕する――呑める条件は、それだけです』
”スパイの世界には、協力はあれど友好はない”皇太子暗殺未遂犯を捕えるため、ティアを人質に『灯』は利用されてしまう。
陰謀と混沌渦巻く中、誰よりも優しい少女は立ち上がる。
『覚悟は決まった――奪われた復讐をするために』
少女たちは止まらない。同胞の死を胸に『灯』が暴れ始める。
みんなからのレビュー
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ばたやん@かみがた
92《なんだかんだで読んでしまう》中程の卓袱台返しは慣れっこになった為か驚かず。5巻で争い、本巻で探査の対象になったライヴァルグループとの交流を、本筋の間にムリクリ入れた感があり、流れが断ち切られていたと思う。それに、今回の敵集団の雑魚扱いは何とかならなかったか。それでも、〈鳳〉が〈灯〉への遺言はウルッと来るものがあったなぁ。次巻への引きもあざといが上手い。 続きを読む…
ネタバレあり -
cinos
79前巻では鳳が壊滅させられてショックでしたが、灯とからむ回想シーンがたくさん出てきて、それが灯の成長につながっていてよかったです。ラストがまたショッキングで、早く次巻を出してほしいです。 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
65【電子】「灯」と「鳳」が前回の勝負の後に想像以上に交流していることがわかりますが、そのエピソードが少しずつ明らかになっていく手法が抜群に巧い表現法だと思いました。「灯」が着々と成長している姿を見るのは感慨深いものがありますね。前回以上の衝撃をもって今回は幕切れとなりますが、「灯」はここからどう「蛇」に立ち向かうのか。続きが大いに気になります。 続きを読む…
ネタバレあり -
雪紫
56いつから騙されていた。天海祐希の「BOSS」思い出したひとは手を挙げてください。「鳳」の喪失。それと並行して語られた彼らとの日常。互いに任務と関係ない顔を見せ、親交が育まれるには十分な時間であり・・・(あ、これまほいくパターン・・・)。サラがキュールの癒やしになっていたり、ヴィンドがいずれクラウスを越えるだけでなく、「鳳」や「灯」から見出した次世代のクラウス越えを楽しみにしてることにほっこりしてしまう。だから奪われた分、育まれた日常と伏線から放たれたどんでん返しからなる弔い合戦には爽快。 続きを読む…
ネタバレあり -
ナギ
55今回は鳳メンバーの敵討ちと同盟国のスパイ組織ベリアスとの駆け引きでしたが、毎回思うのは、伏線を少しずつ開示しながらの攻略ですが、小説向きだなと思います。アニメ化も決定してますが伏線をどう表現するのかが楽しみですね。そして最終的な裏切りはどこに通じているのか。期待してます。 続きを読む…
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みんなのラノベまとめ
製品情報
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レーベル
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発売日2021/09/18
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784040742533
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