
あらすじ紹介
異母妹を虐げているとの噂も立つ、悪名高い柳(りゅう)家の娘・白蓮(びゃくれん)。
だが後宮で皇帝・珀狼(はくろう)の目に留まったのは、侍女として連れた異母妹だった。
苛めは酷くなると思いきや……白蓮は得意の錬金術で、後宮夫人による異母妹を貶める罠を、次々と暴いていく!
そんな時『皇帝呪殺』を狙った事件が! しかもその犯人は……白蓮!?
"おまえの本当の目的は何だ?"
彼女は「悪女」か? それとも――錬金術で紐解く、中華後宮サスペンス!
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あっか
56新刊。家のしがらみで周りからは悪女に見られる、密かに錬金術や異母妹や可愛い物大好きな白蓮の後宮譚。(大事な場面で白蓮の心情がよく分からず置いてけぼりになった瞬間はあったけど)全体的にとても好みで面白かったです!初作家さんかも。白蓮が意地悪妃をバッタバッタと(?)返り討ちにする様が爽快!甘く転回しそうなところをギリギリ抑えてる感じもドキドキで良い。ヒーローが良い感じに強引なのも好み。続きが出たら読みたい!p182梨雪のはずが急に夕麗が出てきたり、p241白蓮が一瞬で梨雪になってたり誤字にびっくりします! 続きを読む…
ネタバレあり
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ひぬ
21新皇帝が即位し、貴妃として後宮に入った主人公・白蓮。異母妹・木蘭を実家から解放するため、彼女を侍女として後宮に連れていきます。木蘭が皇帝に見初められるよう、色々と画策する白蓮。一見成功してるように見えますが、最後まで読むとその印象は拭われました。白蓮の冷たいとされる美貌とは逆の可愛い物好きの趣味があったのは面白かったです。タイトルにあった錬金術成分は少し薄めで、錬金術という皮を被った化学での事件解決という感じでした。そして木蘭は姉が自分を庇ってると自覚しているところは良かったです。 続きを読む…
ネタバレあり
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かなで
18絶大な権力を持つ柳家の長女白蓮。価値観を押し付けてくる母と、家族に興味のない父に愛想を尽かして、兄の先生に教えを請い、様々な知識を得ていた。そこへ父が異国の女人に産ませたという異母妹木蘭がやってきて、実は可愛いものが大好きだけど母に否定されていた白蓮の好みど真ん中だったことで、表面は冷たく、隠れて幸せになるよう手を回していた。皇帝の後宮入りにも侍女として連れていき、とある事情で見知った皇帝と妹をくっつけようと画策する。それが皇帝を守る術でもあった。→恋愛は薄め。錬金術というのも薄めだけど、本の知識だけ(続 続きを読む…
ネタバレあり
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虚と紅羽
11想像より錬金術が薄い。錬金術を使う、という点で"錬金術妃"と書いたのだろうけど、そこまで錬金術がキーポイントという訳でもない。現実の化学に寄せた結果、学術的知識だけでカバーが出来る内容だっただけに錬金術を特筆する必要がどうも。 あらすじも誇大表現?齟齬を産むあらすじというか、あらすじを読んでからだと想像するストーリーが全く違う。帯に後宮の闇とあるけど、暴いているのは後宮の闇でもなんでもないし。 後宮らしいドロドロ感は無し、白蓮が終始主従コンビに転がされていて賢さが伝わりにくい、そしてやはり詰めが甘い。 続きを読む…
ネタバレあり
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シャルル
5電子書籍。主人公がちょっとした錬金術を使って後宮内の揉め事を解決したり、最終的に色々あって皇帝が城内の不穏分子を一掃する話。主人公が地の文で含みのある言い方してるなぁと思ってたら、お前が皇帝に呪いを仕掛けた犯人かよ!前半の物語に盛り上がりがなく、皇帝✕主人公妹・木蓮、皇帝の臣下・呂清✕主人公になってて、えっ?挿絵もないようなやつと主人公がくつっくの?と思ってたら、入れ替わりとは!完全にだまされた。主人公が犯人とわかってからの後半の巻き返しが良かったです。妹の木蓮が純粋まっすぐお姉様大好きで可愛かったです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/09/01
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784041117675