みんなからのレビュー

• くんぴー

  2021/09/14

  38

  リヴァーモアに奪われたゴッドフレイの骨を取り返しに行く第八弾。今回も手に汗握る展開でした！リヴァーモアと全生徒会陣営、そして現生徒会陣営の三つの勢力による、争い。各々の目的が上手く絡み合っている。しかしリヴァーモアの骨厚めの真実には驚かされた。残虐で怖いイメージが一気に吹っ飛ぶ。そしてオリバーの優しさに胸が温かくなる。お人好しすぎるんだよなぁ。無事に儀式も終わり、ゴッドフレイの骨も取り戻せたところだし、次ぐらいで生徒会の方も決着がつきそう。最近は魔剣関連が触れられていないので、そこにも期待。 続きを読む…

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• S.T.

  2023/02/03

  36

  サイラス＝リヴァーモアとの決着巻。想像以上の熱い展開で驚いた。サルヴァドーリやアシュベリーの時と違って、1巻から長く登場し、かつやや敵対的立ち位置の人物相手に最後の最後で協力というのは胸熱。結末まで含めて最高だった。ゴッドフレイ陣営の先輩はみんな良いんだけど、〈毒殺魔〉ティム＝リントンが特に良かった気がする。登場時からわかりやすい属性のネタキャラかと思ってたけど化けそうだ。あと、ここ一番で突き抜けるオリバーの個性やグウィンとシャノンとの関係がユーリィを通じてバレるんじゃないかと冷や冷やしたんだが大丈夫か。 続きを読む…

  ネタバレあり

• アウル

  2021/09/11

  34

  前巻の終わりにゴッドフレイの骨が奪われてしまい今巻はその奪還する為に様々な思惑を抱えた面々が地下迷宮を舞台にぶつかり合う巻。まあ、メインの話から逸れているのでページ数は薄めなんだけれども個人的には中々にボリュームがあるように感じた。前半はリヴァーモアを追いかけつつ彼の秘密が少しずつ明らかになっていき、後半はすべての事が判明しなんかめっちゃ感動した。なるほど骨集めはそういう事だったのね。最後のページ良かったわ。なんか生き様がいいんだろうな。さて次巻はどうなるのか楽しみだわ。 続きを読む…

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• よっち

  2021/09/10

  31

  最上級生たちが登場し、さらに盛り上がりを見せる決闘リーグ。一方その裏で、ゴッドフレイの骨を奪還するため、ナナオたちがリヴァーモアを追い地下迷宮の放棄区画へと突入する第八弾。無数の死者が住まう王国内。決闘リーグでの三人一組に上級生を加えた編成での捜索。息つく間もなく彼らに襲いかかるヴァーモアの使役する使い魔たち。ヴァーモアが骨を集める理由も明らかになっていく中で、印象もだいぶ変わってゆきましたけど、そこで迷わず決断するオリバーたちがまたとても彼ららしくて、それにしても今回もまたとても心に来る結末でしたね…。 続きを読む…

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• ひぬ

  2021/10/06

  24

  決闘リーグの裏でゴッドフレイの骨を奪還すべく地下迷宮に挑むオリバー達。暗躍する旧生徒会一方とのいざこざ、リヴァーモアとの直接対決、そして決闘リーグも同時進行なため薄いながらも濃密な一冊でした。登場人物が多いために、名前と特徴が一致するまで時間が掛かってしまい、アクセル全開になるのに多少の時間を要しましたが、最後ではリヴァーモアの一つの魔道の行く末をしっかりと見届けられ、シリーズ一の満足感があった一冊だと思います。そろそろ本筋に動いて欲しいですが、そこは次巻以降に期待。 続きを読む…

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