
あらすじ紹介
年代記に語り継がれるほどの活躍で、借金に悩むサロニアを救った賢狼ホロと元行商人のロレンス。その御礼の代わりにと、二人に贈られたのは、誰もがうらやむ貴族特権だった。
身に余る報酬に浮かれているロレンスを尻目に、どこかきな臭さを覚えるホロとエルサ……。そして、特権で譲り受ける土地を調べに行くと、そこは大蛇の伝説が残る、いわくつきの土地で!?
さらに、いざ、夏の山へ! ロレンス一家のピクニックを描いた『狼と実りの夏』に加え、新たな友人と旧友の別れを描く書き下ろし短編『狼と夜明けの色』も収録。
賢狼と元行商人の幸せであり続ける物語、第6弾!
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よっち
33年代記に語り継がれるほどの活躍で、借金に悩むサロニアを救った賢狼ホロと元行商人ロレンス。その御礼の代わりにと誰もがうらやむ貴族特権が二人に贈られる第六弾。身に余る報酬に浮かれているロレンスを尻目に、どこかきな臭さを覚えるホロとエルサ。マグリブ地方ラーデン司教領での困惑、夏の山へ行くロレンス一家のピクニック、譲り受けた土地の大蛇の伝説、新たな友人と旧友の別れ。確実に年齢を積み重ねて、いずれやって来る寂しさや悲しさも受け止められるくらいには、今が幸せなんだろうなと感じさせる二人の関係がなかなか良かったですね。 続きを読む…
ネタバレあり
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としなり
16本編終了後の後日譚、6巻目。 主人公夫婦の仲睦まじさが堪能できる話。旅先での牧歌的な雰囲気と寂寥感が入り混じって好感です。 作中で「死者の指」と呼ばれるキノコが登場する。検索してみると、まさしく死体。衝撃映像だった。 続きを読む…
ネタバレあり
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アウル
15相も変わらずホロとロレンスのやり取りがいいよね。再び旅することになってロレンスが昔のような感じを見せつつもホロの為になんかを残そうとする姿が愛されてるよなと思うわ。こんなに長く続くシリーズとなるのも納得の巻だったわ。果てさてこの物語はどこまで書かれるのかな?個人的には最後の最後まで書いてくれて欲しいとは思うけどもこういう感じで終わっておいて欲しいという気持ちもあるから難しいな。 続きを読む…
ネタバレあり
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Mu@芒羊會
11ホロとロレンスの熟年旅の続き。相変わらず楽しいなあ。今回はエルサの語りがあって端から見ると如何にロレンスがホロのことを甘やかして世話を焼いているか、それにホロがなんやかや文句を言いながら、どれほど喜んでいるか本当よくわかる。幸せだよなあ。実に幸せな物語だ。たとえいつか二人の間に逃れようのない時の別れが来るとしても、この幸せは永遠だと信じられる。それにしてもホロは呑んだくれてばかりだなあ笑。いやでも奥さん(ホロ)が機嫌が良ければ全て事もなしだからね^^こんなお話がいつまでも続いてくれる事を心から願いたい。 続きを読む…
ネタバレあり
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た〜
9湯屋でなく葡萄畑を作るべきだったかなと思う毎日の話。御年数百歳の幼妻に良いところを見せたい元行商人。体力の衰えを気にしだして、娘の嫁入りの心配をし始める歳になっても、やっぱりイチャイチャ甘々ラブラブなのでした。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/09/10
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784049139426