三角の距離は限りないゼロ 7
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三角の距離は限りないゼロ 7

自分を見失った僕。足跡を辿るなかで、ついに彼女たちの終わりが来て――。
著者: 岬鷺宮 (著者) / Hiten (イラスト)
シリーズ:三角の距離は限りないゼロ(電撃文庫)

  • BOOKWALKER電子版
  • Amazon紙書籍

あらすじ紹介

 一人の中にいる二人の少女「秋玻」と「春珂」。彼女たちと恋するなかで、僕は「自分」がわからなくなってしまう。
 ――僕って、どんなやつだったっけ?
 明るい作り物の僕と、その裏にいた繊細な、本物の僕。……本当にそうか?
 春休み。再び明るくなった僕は、支えてくれる秋玻、春珂と一緒に、自分を探しはじめる。そして入れ替わりの時間が短くなってゆく彼女たちにも、同じように自分への疑問に向き合うときが来る。
「――わたしたちって、二重人格って、なんなんだろう?」
 二重人格の彼女とともに過ごした一年を辿り終えたそのとき、僕は終わりゆく「彼女たち」の最後の願いに触れる――。
 僕と彼女と彼女が紡ぐ、切なく愛しい、三角関係恋物語。

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • 星野流人

    秋玻と春珂の入れ代わりが終わる……前に、矢野が自分の性格を見失い、改めて自分自身というものに向き合う1冊でした。矢野自身だけでなく、これまで近くから彼を見ていた秋玻と春珂、さらには様々な立場の友人知人たちからの“矢野像”を聞いて回る様子は、小説というよりも自己啓発本じみた雰囲気のお話になっていました。思春期特有の精神状態のあやふやさを、真っ向から描いてきた印象です。そして“矢野とはどんな人間か?”という問いに答える秋玻/春珂に、ついに入れ変わりの最後のときが……。最終巻でどうまとめるかに、期待が高まります 続きを読む…

    ネタバレあり
  • くんぴー

    自分が分からなくなってしまった矢野。そんな矢野を見た春珂や秋玻は伊津佳達と協力して、周りから見た矢野像を探っていく。そしてだんだん見えてくる、主観的な矢野像と客観的な矢野像のズレ。今まで自分が見てきた矢野が本来の矢野であるのか、それともキャラを作ることも含めて、全てが本来の矢野なのか。すごい難しいな。そして春珂と秋玻の二重人格生活にも終わりが見えてくる。矢野がどちらを選ぶかによって、どちらが残るか決まると言う。矢野の選択を知りたいけど少し怖いな…。次で完結ということで、楽しみに待ちたいと思います。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 芳樹

    どんな自分も自分を構成する一部であり「本当の自分」などない。ということを受け入れることが大人への成長過程ならば、それについて思い悩む矢野はまさに17歳の思春期を正しく生きている。健全に青春を謳歌している少年だ。一方、秋玻と春珂があやふやになった矢野の自我を追い求め、矢野へと返すことは、三人それぞれの自我の確立に大きく影響することになる。まさに三角の距離がゼロになって、融合して、それぞれが出した結論へと至っているように思えた。何という構成の妙!!矢野が告げた答えは如何に。知りたいような知るのが怖いような…。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    一人の中にいる二人の少女秋玻と春珂。彼女たちと恋するなかで「自分」がわからなくなってしまった矢野。春休み、再び明るくなった僕は、支えてくれる秋玻、春珂と一緒に、自分を探しはじめる第七弾。庄司霧香の協力を得ながら、秋玻/春珂と一緒に自分がどんな存在だったのか、周囲に取材していく矢野。そして気づいてしまった自分の想い人の存在。自分は何者なのかという思春期らしい葛藤と青春の展開でしたけど、彼女たちのあり方にも終わりが見えてくる中で、想いを矢野がどう受け止めて答えを出すのか、次巻最終巻ということで期待しています。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 西野西狸

    秋玻にしても春珂にしても四季にしても近代的な個人は1つということではなく、複数性を持っているということと、常に自分自身を他社の視点からとらえて再帰的に形作っていくという現代的な要素が強く表れた小説だと思う。常に自信を問い直して、そこに再び魅力や価値を見出していく、自身が何か確定するのではなく、曖昧で可変的な存在であるということじゃないかと思うが(自分が秋玻贔屓だからというのもあるが)、そうではないことを選んだ四季はまさしく現代を生きる主人公なのだろう。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2021/08/06
  • 定価
    704円(本体640円+税)
  • ISBN
    9784049135862

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