
あらすじ紹介
悠太と沙季が義理の兄妹になって初めて迎える夏休み。
何故か悠太が働く書店に履歴書を出した沙季は、アルバイトの後輩として働き始めることに。
兄ではなく、先輩として彼女と接していくにつれて、悠太は今まで見えていなかった、沙季の新たな一面に気づいていく。
そんなある日、同じシフトで働く読売栞が、沙季の様子にひとつの不吉な兆しを見出す。
「あの子の真面目で自分に厳しい、甘えられない性格は、いつかあの子自身を壊してしまうかも」
決断を迫られる悠太。
期待しない、干渉しすぎない――その約束を破り、彼女の在り方に影響を与えてしまうような介入をすべきか、否か。
兄として選んだ“選択”とその結末は……?
初回限定版特典 綾瀬沙季(CV.中島由貴)&読売栞(CV.鈴木みのり)ASMR『義妹と先輩に挟まれて』付き!
※初回版限定特典は紙本のみに付属します。
※特典は無くなり次第終了となります。
みんなからのレビュー
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合縁奇縁
109『兄妹として、初めての夏休み。一歩ずつ歩み寄っていく二人の、大切な日々。』悠太と沙季が義理の兄妹になって初めて迎える夏休み。何故か悠太が働く書店に履歴書を出した沙季は、アルバイトの後輩として働き始めることに。兄ではなく、先輩として彼女と接していくにつれて、悠太は今まで見えていなかった、沙季の新たな一面に気づいていく。ある日、同じシフトで働く読売栞が、沙季の様子にひとつの不吉な兆しを見出す。物語のターニングポイントになる3巻。タイトルである「義妹生活」に籠められた本当の意味が明らかになります。 続きを読む…
ネタバレあり
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ばたやん@かみがた
103《この感情をなんと名付ければ良い?》悠太のコミュニケーションの誠実さは最早お約束。問題は、それを見た沙季の気持ちが更に悠太寄りになり、それを受けた彼女の仕草、決意の結果に悠太が恋心を抱くこと。─「兄さん。」この呼び掛けを、これから深まっていく関係に向けた一里塚と捉えるか。それとも、それに対する必死の防衛ラインと捉えるべきか─多義的な解釈を許すなかで、「義兄妹」という作品テーマが漸く中心にやって来た。作者も述べているように「義妹生活」、いよいよ本格的な開幕である。 続きを読む…
ネタバレあり
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芳樹
74あとがきにある通り、まさに『神回』と言える今回でした。明らかになった標題の意味に震えが来ます。悠太への気持ちに気が付いてしまった沙季はその初めての想いを封印し、沙季へ向ける感情に名前を付けた悠太はそれを鎮める決意をする。「兄さん」とあえて悠太を呼ばなければならない沙季の葛藤が心に突き刺さる。義兄妹として二人は自分の本当の気持ちにどう向き合っていくのか。続きが待ち遠しいです。 続きを読む…
ネタバレあり
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ヒロロシ33
70電子版で読みました 夏休みも残り少ない8月後半、友達の奈良坂真綾からプールに行こうと誘われる綾瀬沙希、浅村悠太も一緒にと。 沙希は勉強やバイトでそんな暇はないと悠太に言うが、沙希が無理をしているのではないかと悠太が思い始め、なんとかプールに行くことを説得する。結果楽しめて良かった。 真綾は面倒見が良いよね。 もう沙希?の日記は読めなくなるのかなぁ?お互い想いを寄せているのに、関係性壊したくないので我慢 沙希が髪を切り、義妹として自分の気持ちを殺してお兄さんと呼ぶ事にした。これからどうなるか楽しみ 続きを読む…
ネタバレあり
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ナギ
54義兄妹になって初めての夏休み。書店で働く2人だが……というお話。少しずつお互いの距離感が近づいていくのがわかるのですが、それを遠ざける言葉……素直になれば早いんですが、気づくような年頃ではないんでしょうね。人生とは難しいものです。それを表現されているので人気も高い作品なのだと思います。 続きを読む…
ネタバレあり
みんなのラノベまとめ
製品情報
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レーベル
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発売日2021/07/21
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784046806079
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公式サイト
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