あらすじ紹介
“神々の大戦”により生き残りし神々は、人の姿から獣の姿に身を変え神獣となった。神獣たちは周期という規律を定め、クリスタニアの地で平和な時を刻んでいた。
何百年もの時が過ぎ、神王バルバス率いるベルディア軍の野望でこの地は混沌の時を迎えていた――。ダナーンの地からクリスタニアの大地に来た騎士見習いのレイルズら5人は、銀狼の娘マリスと知り合い、この地の混沌を知る。そして牙の候爵グレイルとの闘いで、死の恐怖に直面したレイルズは葛藤の末、ベルディア軍との戦いを決意する。その直後、仲間になった神獣の民の傭兵集団・獣の牙の戦士たちとの前に、サーベルタイガーを引き連れたゴブリンが襲ってきたのだ。闘いに躊躇するレイルズを尻目に、神獣の戦士たちは顔を獣の姿に変え敵を次々と倒していく……。
みんなからのレビュー
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Tetchy
32色んな種族が出てきて、かなり大きな話になりそう。しかも作者あとがきに寄れば漂流伝説以外にもクリスタニアには色んな伝説が書かれそうだ。 続きを読む…
ネタバレあり -
ぷるっちょ
16本巻で『獣の牙』という様々な神獣の民から構成される傭兵団が登場するが、「指揮系統が緩い(一応『百人隊長』という称号は有るけど明確な権限がある訳ではない)&兵站という概念がない(食料の貯えも碌にない)」ので良く神王バルバス率いるベルディアと戦ってこられたな、と思った。物語の方は、一度死にかけて戦闘を忌避する様になった主人公レイルズが「戦いから逃げ出す事は自分の代わりに誰かが死ぬ事である」と悟り腹をくくる経緯が描かれている。最後に『獣の牙』が陥落する未来を予知されたレイルズ。滅びの運命を打破できるか? 続きを読む…
ネタバレあり -
じお
8★★★☆☆ 再読。レイルズ強かったんだというのがまずあって、そこから精神的に一歩一歩成長していくのが中々良き、神話の話がかなり語られたり、たしかにロードスより壮大そうなイメージは受けますね 続きを読む…
ネタバレあり -
てんぱい
5表紙がベルドの後ろ姿に似ている。まあ登場するはずがない。巻末の用語解説がありがたい。周期の修復を神託としてあたえないフェネスの意図が見えない。自らの役目なのに。 続きを読む…
ネタバレあり -
オルガ
1獣の牙の一員となって徐々に頭角を現していくレイルズ。トラウマに悩まされながらも少しずつ克服していく描写がいい。お気に入りはサイアとビーンの初陣のシーン 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日1993/12/10
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定価556円(本体505円+税)
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ISBN9784073005292