董白伝~魔王令嬢から始める三国志~ 4
拉致された董白は、曹操の根拠地である許昌に連れてこられる。そこに現れたのは、孫家の姫、孫尚香で――。「ここから出て自由になりたいなら、わたしと来い」打擲幼女の覇道ファンタジー、動乱の第4幕!
伊崎喬助
(著)
/
カンザリン
(イラスト)
シリーズ:董白伝(ガガガ文庫)
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あらすじ紹介
孫家の姫、現る!
拉致された董白は、曹操の根拠地である許昌に連れてこられる。
そこに現れたのは、孫家の姫、孫尚香だった。
「ここから出て自由になりたいなら、わたしと来い」
曹操は、袁術と呂布が手を組んだ“長江同盟”と対立しており、そこには彼女の父、孫堅も参加しているらしい。
しかし、その同盟も一枚岩とはいかないようで……?
董白の身柄を押さえた曹操、袁紹軍の客将となった劉備、そして長江同盟で機を窺う孫堅――形を変えた“三者鼎立”は、歴史に新たな風を吹かせるか。
打擲幼女の覇道ファンタジー、動乱の第4幕!
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みんなからのレビュー
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しまふくろう
22続けて購入。絵はとても良い。新キャラの孫尚香が可愛らしくて大変宜しかった。 物語は董白があっちこっちへ誘拐される話。二重誘拐の展開には噴き出した。董白ちょっと攫われすぎじゃあないか。 難敵を倒し、気の合う友人や取引先も出来てひと段落、と行かなさそうなのが三国志っぽい世界の辛い所。 これからどうなるのか、続きが楽しみ。 続きを読む…
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のれん
19今作において曹操は天賦の覇王、劉備は義に溢れた主人公、そして孫権は情に優れた秀才というべきか。英傑連中の中じゃ年上っぽいしこういう落ち着いたキャラは今作では清涼剤ともいえる。 娘を含め信頼できる同盟というのはいいものだ。そして我らが趙雲と馬超のコンビ爆誕には痺れた。互いに理由は違えど目標たり得ない自分が嫌いな二人が力を合わせるのはとても良かった。まさしく相棒。 同時に呂布も演義の逸話通りの性格が見えた。あの余裕はまさしく危険を感じたこのない赤子と同じだったと。 最後も急展開に気になる。三国建国なり得るか? 続きを読む…
ネタバレあり -
nishiyan
17曹操の根拠地・許昌へと連れてこられた董白。曹操にいい様に振り回された挙句に偶然に出会った孫堅の娘・孫尚香にも拉致されてしまう本巻。董白が生き延びてしまったことで変化し始めた三国志世界の主要キャラの現状確認とともに馬超と趙雲がようやく打ち解けた巻といえる。史実と違う展開に戸惑いながらも公社など現実化していく手腕は興味深い。馬超が抱えていた鬱屈とした感情、それを肯定するでもなく、純粋に彼女を認める趙雲の共闘は熱い。しかし曹操のラスボス感の半端なさよ。あのラストといい、董白はどうなるのか。次巻が楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
ハッピーハートの樹
15呂布VS馬超&趙雲の戦いは熱かった。とどめを刺せなかったのは逆に楽しみです。このまま退場するわけないよね?陳宮とそろって人造人間にでもなって、立ちはだかってほしい。マッドサイエンティスト役なら誰が適任かな?無難に華佗?曹操陣営ならたくさんいるね。荀彧、程昱、郭嘉?でもやっぱり諸葛亮だね。ジャイアントロボのイメージが離れないわ。/貂蟬の目的が分かりません。歴史の修正力もきっちり働いているみたいだし、百年単位でみれば結局いくつかの国が起こっては滅びていくだけ。董白は何を成し遂げれば現代に帰ることができるのか? 続きを読む…
ネタバレあり -
八岐
11★★★★ 董白ちゃん、お持ち帰りし易いのかあっちこっちで拉致られる。ただ曹操の所に居ると限界まで搾り取られそうだし、常に試され才を示さないとポイされそうでブラック環境なので、尚香に拐われて良かったかも。孫家と顔を繋げたのは幸いですし、孫堅は話のわかる野獣だったからなあ。関羽は自分ルールすぎて、ほんと話出来ないし。その意味でもラストは痛い。曹操は打つ手打つ手が詰み筋でキツすぎる。やはり、最大の難関となるのはここなのか。馬超と趙雲に伸び代があるのはいいんだけど……。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/06/18
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784094530100