あらすじ紹介
大陸三大国家のひとつ、北方の覇者アドリエ王国。その首都大アドリエ市は、壮厳なる祭事“海の大祭”に沸いていた。かの国の若き王にして〈魂の双児〉であるイルアデルと共に、ティーエは王宮の祭列の中にあった。式典の最中、群衆で満ちた都市を地震によって引き起こされた大津波が襲う。混乱の中で、ティーエとイルアデルは〈世界の相〉が持つ力に目覚め、そして奇跡を成し得た。ついに真の邂逅を果たし、天命を知りえた二人。だが無常なる運命の神は、残酷なまでに悲しい宿命を、大陸を導くものたちに担わせようとしていた…。哀なる嵐吹き荒れるアドリエ編、堂々の終章。壮麗なる歴史幻想絵巻。空前の人気に応えて贈る第八巻。
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みんなからのレビュー
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エンブレムT
22美しく華やかな祭りの描写と共に、終末へ向かう滅びのカウントダウンが始まる。対比する空気感が風の大陸の儚さを際立たせ、独特なムードを作り出しています♪悪役だった王やグラウルの素顔は思いのほか好感度が高く、ティーエとの絡みが良い感じになってきました。これからどんな風になるのかが楽しみ。・・・・・と思ったんですが・・・・・・・・何?この展開。・・・いや、もう、ホント!「ええぇ~~~?」としか言いようがないんですが~!! 続きを読む…
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文庫フリーク@灯れ松明の火
17天然水さんが言われた通り表紙の見返し部分は読まない方が良いかも。ラグルドの正体も予想の範囲内。しかしあっさり殺られすぎでしょう。なんだなかぁ・・ティーエただ独り運命を背負うのだろうか。また運命が解らなくなってきた。背後霊?守護霊?として再登場するのだろうか。この女王は好きになれない。やはり『女王』はジャスミン(スカーレット・ウィザード)だなぁ。 続きを読む…
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珂音
14ありえない! 第一印象が最悪で、でもなんだかそれだけの男には思えなくて、何巻かかけてこちらの誤解が解け思ったよりも良い男どころか超ど真ん中だったとわかりこれからたっぷりと可愛がってあげようと思った矢先・・・・・まいったな、この先何を楽しみに読めばいいんだ? 続きを読む…
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p.p.
12どうして……。と、それしか言えない。本を読んでこれほどの喪失感を得たのは久しぶりだ。 続きを読む…
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朱音
9「魂の双子」の予言の通り力を合わせる描写よし。グラウルの正体、「え、こんな設定の人いたんだっけ?」と自分の記憶のあやふやさを再確認(苦笑)主要人物があっさり消えてしまうのは実に残念だが、生きていると話が進まないような気もするので…彼が「心から欲していたもの」に気づいたのは良かったけど、こういうのってやっぱり「失って初めて気づく」じゃないけど不幸フラグだよなぁ… 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日1993/10/25
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定価528円(本体480円+税)
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ISBN9784829125205