
あらすじ紹介
貴族との取引も増え、ますます活躍の場を広げていく女性魔導具師のダリヤ。
そんな彼女のもとを、友人の美容師イルマの夫であるマルチェラが訪れる。イルマが多すぎる魔力を持つ子供をその身に宿したことで「魔力過多症」となり、命の危機にあるのだった。しかし、子供を諦めるという選択をかたくなに拒むイルマを見て、ダリヤは友人として、魔導具師として、必ず二人とも救うと決意する。
築いてきた人脈、魔導具師としての技術、すべてをもってイルマを助けるための魔導具制作に臨むダリヤ。しかし、一筋縄ではいかぬその魔導具制作には、“彼女と似た性質の魔力を持つ”魔導具師の協力が不可欠だった。彼女が思い当たった魔導具師とは――。
魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、決別と進歩の第六弾、開幕!
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こも 零細企業営業
39イルマが妊娠したら子供の魔力が強すぎて、イルマの身体が耐えられない状態になっていた。原因は旦那のマルチェラの魔力が強過ぎたせいだった。本来は妊娠すら出来ないはずだったのに妊娠した。マルチェラは子供を諦めて欲しいと言ったが、イルマは拒否して産むと言う。そこでヒロインは魔道具で何とかしようと師匠と共に魔道具を作成しようとするが、魔力の相性が良く無かった。そこで白羽の矢が刺さったのがヒロインを捨てた元婚約者。その元婚約者と魔道具を作成してイルマを助かったが、、魔力の多いマルチェラはヒロインの商会に入る事になる。 続きを読む…
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すがはら
38ダリアとヴォルフは進展なしというか、すっかり身内扱いで安定してしまっています。ここから何を切っ掛けに変化が起こるのか。まだまだ先かな。グイードが相当な骨折りをしてまでマルチェラと護衛の契約を交わしたけど、ヴォルフがダリアたちを守ろうとしてピンチになってマルチェラに命懸けで救われるなんて物騒な展開が出てくるってことでしょうか。のんびりほのぼのな雰囲気が好きなんだけどな。 続きを読む…
ネタバレあり
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はなりん
35イルマの妊娠からマルチェラが貴族の落とし胤だと発覚。イルマの命を救う為、あらゆる伝手を使って奔走するダリアとヴォルフ。ダリアの行動が、いろんな人を動かして、切り拓いて行く様が爽快。周りに集まる人達が皆んな前向きで素敵。そして、最後の番外編で、カルロとの生活が垣間見えてだけど、カルロの父として、師匠としての愛情が詰まった切ないお話でした。あの貴族は誰?本編ででてきてた? 続きを読む…
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キナコ
33再読。ダリヤの友人がピンチ。そんな中でのダリヤの魔導具師として、人間としての成長があった心打たれた。カルロの父親としての想い、トビアスのダリヤへの想い、考えされられたなぁ。貴族のしての考え方も含め、全体を通してシリアスな感じかな。そして毎回番外編のカルロに泣く。素敵な一冊でした。 続きを読む…
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dorimusi
27イルマの妊娠と吸魔の腕輪作成。ダリヤの成長とダリヤが得た繋がりの力が示された話しかな。テーマは親子って感じか。ただ重さは番外編の方が。お話し的にも良かった。 商会員も4人に。懇親会のルチアが語りすぎでしょ。 トビアスとも一区切り。姿絵ネタは笑った。死んでても死ねる。 今回は人工魔剣はなし。 番外編はレインコート。メインはついにカルロが王城の依頼を引き受けてしまう話し。この約束が守られる限りダリヤにこの手の話は来ないのかな。魔剣とか作ってるしどうなるんでしょうね。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2021/04/24
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784046803764