
あらすじ紹介
婚約者の皇太子と城下町でお忍びデート!?
ループ7回目の人生が始まり、皇太子アルノルトのもとへ嫁ぐことになったリーシェ。
アルノルトとその弟テオドールとの確執も解け、戦争回避に一歩前進、のはずが。
「騎士候補生の訓練に混ざりたい、しかも『男として』だって?」
未来のアルノルトの強さの秘密を体感するべく、リーシェは男装して騎士候補生の訓練へ参加することに!?
アルノルトに発覚しないよう二重生活を送る一方、内緒で城下にお忍びなど、婚約者としての交流を深めていく二人。
そこへ、雪国コヨルの王子・カイルが訪れる。
リーシェにとって薬師人生の患者でもあるカイル。
そんな彼の、国の衰退をかけた決死の願いは、冷酷なアルノルトにすげなく一蹴されてしまい!?
このままではコヨル国が存亡の危機に立たされる。
その未来を回避するべく、リーシェは一計を案じることになるのだが……!?
みんなからのレビュー
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こも 旧柏バカ一代
372巻はループ3回目の錬金術師だった時にお世話になった北の国の王子と師匠と呼ぶ錬金術師との邂逅。薬師、錬金術師の時に彼等にお世話になっており為人はよく知っている。だが、採取出来る宝石が枯渇しそうになっており周辺国より軍事に強い帝国の庇護下に置いてもらおうとしていたとは、腕の良い外国から来た一般の薬師、錬金術師には知らない事だった。お陰で、最初は彼らの目的が分からず迷走。さらに6回目の時のように動けるように男装して新人の騎士見習いとして訓練に参加するのでスケジュール、体力的に、主に筋肉痛で過酷な状態。 続きを読む…
ネタバレあり
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星野流人
32目の前に立ちふさがる様々な困難を、ループで得た知識を糧にして突破していく物語がとてもおもしろいです。一筋縄にはいかない状況を、特殊な知識を用いて、さらに発想を飛躍させて突破していく、かなり理想的な物語作りをしています。続きが気になってドキドキ読める、良作でした。ラブコメとしてもアルノルトがリーシェに(意識的にしろ無意識的にしろ)順調に籠絡されていて良かったです。リーシェが男装して兵の訓練に紛れ込んだりと、突飛もない行動をするのが飽きさせずおもしろかったです 続きを読む…
ネタバレあり
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すがはら
32アルノルト何て出来る子なの!甘いわー!それもヒロインの反応を楽しみながらなんてもう砂が吐けるレベルよー。終盤にさしかかるまでは、これまでのループ人生の知識にばっかり引っ張られてないで目の前の人をしっかり見てよ!って本を揺すって目を覚まさせたい気分でしたけど。3巻は二人がさらに接近できるといいな。まだ会えていない皇帝がとっても気になります。 続きを読む…
ネタバレあり
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ラムレーズン
257回目のループで20歳での死を切り抜け、ぐーたら長生きを目指すリーシェ。今回はコヨル国の真面目なカイル王子や前世で錬金術師として師事していたミシェルが登場。この難局をどう切り抜けるんだろうと思いながら、ちょいちょい入る微糖を楽しみつつ読んだ。ブラコンのテオドール殿下が可愛いしアルノルトが少しずつ甘さを出してきてるし、なんか止まんないな~(*´﹀`*)♪面白かった!! 続きを読む…
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消しゴム
22婚約指輪を嵌めるシーンがとても素敵でした。「常人というものは、得体の知れない薬品を、嫁ぎ先の空で爆発させたりはしない。」の台詞も最高でした。心に残った台詞は、「あなたの妻になろうとも、私は私の目指すものために動きます。たとえあなたに切り捨てられるとしても、その生き方だけは譲れません。ですが、追い出され、婚約破棄を告げられても、侍女の面接を受けて、それがだめなら男装して騎士に、それがだめなら薬師としてあなたに会いに来ます。」リーシェの強い決意を感じました。リーシェは戦争を止めることができるのでしょうか? 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2021/02/25
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784865548525