プロペラオペラ 4
平和な護衛任務の日常。しかし、イザヤとクロトとミュウには、余計な催し物が待っている!!艦内プロレス大会だと!?馬鹿もん!!一方諜報員ユーリは次期ガメリア大統領候補カイルに肉薄!!ほんとに気をつけて!
犬村小六
(著)
/
雫綺一生
(イラスト)
シリーズ:プロペラオペラ(ガガガ文庫)
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あらすじ紹介
決戦前夜。二度と戻らぬ大切な愛おしい時間
極東の島国・日之雄。その皇家第一王女・銀髪の美少女イザヤは21才。
同い年で幼なじみのクロトは、10才の時にイザヤにとんでもない“狼藉”をはたらき皇籍剥奪された曰く付き。
しかしふたりは今、第八空雷艦隊司令官と、その超キレ者参謀として国民の人気を独占する!
暇で平和な護衛任務の日常。
しかし、イザヤとクロトと、イザヤの最強警護係ミュウの3人には、余計な催し物が待っている!!
艦内プロレス大会だと!?破廉恥な衣装だと!?言語道断である!!
一方、在ニューヨーク諜報員のユーリは、ついに次期ガメリア大統領の椅子にもっとも近い男カイルの、ふ、ふ、懐に決死のダイブ!!
「おえー!気色悪い!!」
そして、日之雄とガメリアは、史上最大最悪の三角関係が引き起こす大決戦へと加速していく!!
みんなのデータ
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みんなからのレビュー
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海猫
734巻は積んでいたけれど、5巻の刊行が近くなってきたので慌てて読んだ。この巻は最終決戦前の幕間といった雰囲気が、濃い。ドタバタコメディー的な場面が多く、特にプロレス大会の場面はバカバカしさが振り切っていて、楽しかった。一方で身分違いの男女の漂流を描くパートは、微笑ましくも哀切で気持ちが入る。同じ著者の「とある飛空士への追憶」を、連想した。ガメリア合衆国ではカイル・マクヴィルが、大統領に就任。日之雄との総力戦は、近い。というわけで最終巻を前にし、お膳立ては整った。5巻でどれだけ盛り上げ、まとめるか大いに期待。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
44決戦前夜。暇で平和な護衛任務の日常の中でクロトが画策した艦内プロレス大会。一方囚われの身となった諜報員のユーリは、今次期ガメリア大統領の椅子にもっとも近い男カイルに接近する第四弾。船員たちの願いを受けてイザヤとミュウを罠に嵌めるクロトたちの束の間の愛しい時間がバカバカしくて、カイルのことを気持ち悪いと思いながら接近して翻弄するユーリが活き活きとしてきて、それぞれの決戦に向けて着々と舞台も整いつつありますね。そして嬉しいサプライズと切ないエピソードもあって今回もとても良かったです。続きが早く読みたいですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
なっぱaaua
41いやぁ、今巻は戦闘の無いほんわかした巻でした。次巻は大変なことにってなっているとの事なのでドキドキです。とにかく今巻は「速夫、よくやった!」です。ここで退場は無いでしょうというところ。そこに男女の葛藤も相まってドキドキワクワクです。そんな青春シリアスパートと前半のプロレスの話、後半のユーリの壮絶な対応の話が組み合わさって、微妙に停滞しているのに面白いことこの上ないです。ミュウファンが少数でもいるんだと、プロレス姿イザヤとミュウがピース&笑顔は可笑しい。皆の宝物になったでしょう。~続く~ 続きを読む…
ネタバレあり -
オセロ
32嵐の前の静けさとはこのことですか。 イザヤとミュウがプロレスで着る破廉恥スーツ姿を盗撮したりは相変わらずでしたが、奇跡的に生き延びたあの人と一水兵の淡い恋模様は何とも素敵。 その一方でガメリアではカイルが大統領になったことで巨大戦力が完成。絶望的な戦力差の中、クロトとイザヤが率いる日之雄はどう立ち向かうのか、続きが楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
ナギ
32クライマックスへ向けての小休止ですが、国を代表して戦う者達のそれぞれの決意に震えます。今巻は読みやすいですが、次巻は覚悟して読みたいと思います。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/05/18
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784094530070